というわけで、今年もよろしくお願いいたします。
と、言おうと思ったら早くも1月最終週でした。
今日は会社の帰りに美術館に寄りました。Yahoo!占いに「美術館やギャラリーに足を運ぶと吉」って書いてあったから。公園を抜けて行ってみたら「小村雪岱とその時代」という企画展をやってたので、900円を奮発して入ってみました。
今日の今日までしらなかったけど、小村雪岱(こむら・せったい)は、大正~昭和初期の挿絵画家・装丁家で、小説の挿絵や泉鏡花の本の装丁を数多く手掛けた人。浮世絵のような画風で「昭和の春信」とも呼ばれたらしい。実際、見てみると、これまたほんとに繊細!着物の女性のなよやかなかんじがすごくよく出ていました。流れるようなうなじや、くつろげた着物の襟足、細密画のように細い直線で描いた、縁側の簾や降りしきる雨、どれも本当に緻密。色も浮世絵っぽく、特に夜空や海の紺色のグラデーションがきれいでした。一方で資生堂のデザイン部にいたこともあって、香水の瓶の模様や広告など、超ハイカラ路線の仕事も。この企画展のサブタイトルは「粋でモダンで繊細で」ですが、まさにそのとおりでした。
また、竹久夢二と同時代とのことで、夢二の絵も何点かありましたが、並べて見るとこちらはかなりポップで暖かみのある印象。線もかなり雑で、今で言う、ヘタウマなテイスト。近くで見ると随分違うんだなあ、と思いました。
で、ミュージアムショップにて、お決まりの絵葉書も購入。なぜって?Yahoo!占いに「複製ポスターや絵葉書など、身近に手頃なアート作品を飾ると生活に潤いが生まれます」って書いてあったから。イージー過ぎるぞ。しかし、こいつぁ春からなんとやら。よい1年を過ごせますように!!
※ちなみに絵葉書1枚60円とは良心的な価格設定。さすがは埼玉県立です…。
と、言おうと思ったら早くも1月最終週でした。
今日は会社の帰りに美術館に寄りました。Yahoo!占いに「美術館やギャラリーに足を運ぶと吉」って書いてあったから。公園を抜けて行ってみたら「小村雪岱とその時代」という企画展をやってたので、900円を奮発して入ってみました。
今日の今日までしらなかったけど、小村雪岱(こむら・せったい)は、大正~昭和初期の挿絵画家・装丁家で、小説の挿絵や泉鏡花の本の装丁を数多く手掛けた人。浮世絵のような画風で「昭和の春信」とも呼ばれたらしい。実際、見てみると、これまたほんとに繊細!着物の女性のなよやかなかんじがすごくよく出ていました。流れるようなうなじや、くつろげた着物の襟足、細密画のように細い直線で描いた、縁側の簾や降りしきる雨、どれも本当に緻密。色も浮世絵っぽく、特に夜空や海の紺色のグラデーションがきれいでした。一方で資生堂のデザイン部にいたこともあって、香水の瓶の模様や広告など、超ハイカラ路線の仕事も。この企画展のサブタイトルは「粋でモダンで繊細で」ですが、まさにそのとおりでした。
また、竹久夢二と同時代とのことで、夢二の絵も何点かありましたが、並べて見るとこちらはかなりポップで暖かみのある印象。線もかなり雑で、今で言う、ヘタウマなテイスト。近くで見ると随分違うんだなあ、と思いました。
で、ミュージアムショップにて、お決まりの絵葉書も購入。なぜって?Yahoo!占いに「複製ポスターや絵葉書など、身近に手頃なアート作品を飾ると生活に潤いが生まれます」って書いてあったから。イージー過ぎるぞ。しかし、こいつぁ春からなんとやら。よい1年を過ごせますように!!
※ちなみに絵葉書1枚60円とは良心的な価格設定。さすがは埼玉県立です…。