ばくっちの巣穴 ドット blog

熱しやすく冷めやすい。新しもの好き、ばくっち

久々に、お能拝見

2009-12-23 | 能楽堂
街はクリスマスだというのに…国立能楽堂でお能を見ました。いいんだもん、日本人だから。
近藤乾之助の仕舞、野村萬(萬斎の伯父さん)の狂言、そして観世銕之丞の「船弁慶」。これがよかった。今まで何度も見たし、筋も分かりきってるのに。後シテ、半幕の状態で「平の知盛、幽霊なり~!」
のヒト声でKO。いやはや、いい声だ~。上半身は幕で隠れてるから、いかにも幽霊ってかんじだし、チカラの入りようと、キっとした様子がただならない雰囲気を醸し出していて、いわゆる

キタ---(゜∀゜)---!!!

な、状態なのだ。前シテの静御前のしとやかさを見たら、同じ人とは思えない。薙刀のうごきまもいちいち決まってかっこよすぎ。年も押し迫って、いいもの見ました。また来年~。

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4 コメント

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とつぜんごめんなさい (Naonao)
2010-01-13 10:34:25
あのー、南半球のちっちゃな島に住んでいる者です。

いつぞや(ずいぶん前・・?)遊びにきてくださったOさんでいらっしゃいますか もしや?
Tさんのご紹介で。

PS 多田富雄さんの能を見てみたいです。
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そうです、"O"です! (ばくっち)
2010-01-16 11:55:14
わあ、お久しぶりです!
8年位前?に「ちっちゃな島」に行って
お世話になりました"O"でございます!!
(詳細など別途メールにて

PS ちなみに、多田富雄さんは能役者ではなく
たしか免疫学者です。脳梗塞かなにかの
影響で声が出なくなったり車椅子だったり
するのですが、その精神力はめちゃくちゃ強靭で
ものを書いたり、キーボードで発音できる
装置を駆使してお話したり、もちろんお能の
鑑賞や批評などもしてらっしゃいます。
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ああ、作者としての! (ばくっち)
2010-01-16 12:00:19
分かりました。
多田富雄「作品」のことですね。
早合点でスミマセン!
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そうです、そうです (Naonao)
2010-01-16 13:52:40
ほんとすごい方です、多田先生。
いくつか能を創作してらっしゃるので
上演される機会があればなあ・・
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