伊賀上野のお菓子 其の1 丁稚ようかん
江戸時代後期
丁稚がようかんの鍋を洗う時に 鍋に水を入れ 残ったようかんと混ぜると
ようかんが水を含んで現在の丁稚ようかんのもとのようなものが出来上がった。
それを丁稚が好んで食したことから「丁稚ようかん」と呼ばれるようになった。
適度の甘さで 意外とさらっとした舌触りで美味しいです。
亡くなった義母が大好きだった。
後日調べていましたら 滋賀県の近江八幡にも「丁稚羊かん」がありました。
以下がその紹介です。
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こし餡を風味豊かな竹の皮で包み込んで、これを蒸し上げた素朴であっさりとした田舎甘味菓子「でっち羊かん」は、かつて「さゝ羊かん」と呼ばれていたが、「練り羊羹」などと比べ値段も安く、駄菓子感覚でそのままかぶりついて食べられるこの羊羹を、京・大阪へでっち奉公にあがった"でっちさん"が、盆と正月のお土産に奉公先へ持ち帰り評判になったことから、いつしか「でっち羊かん」として呼ばれ親しまれた。現在では、近江商人ゆかりの地、近江八幡の伝統菓子として全国に知られている。 |