ばど日記

ベーシストの低音戯言

好きなベーシスト:川上シゲ

2005年05月29日 | Weblog
カルメンマキ&OZに在籍し、Typhoon NATALiというばんどで、CD2枚出した。
(売れなかったなあ、かっこええと、思うんだが)

日本一歪んだベーシスト。
とにかく普通の音がぶりぶりで、ここ一番のおとが、さらにヴりヴり。
彼の指先は、弦の幅だけへこんでおり、そこにはまり込んで、その音がでるらしい。(あくまで噂)

ここ一番の音は、マエストロのチューブブラスター(記憶があやしい)とかいう、エフェクターを使用するらしい。
ただしこのエフェクターはもう生産しておらず、また彼以外、ベースにそんなもの使うミュージシャンもおらず、その音はもはや生で聴くのは難しいかもしれない。

音色、ルックス、人生さえも、ROCKなベーシスト!!

お勧めアルバム:カルメンマキ&OZ ライブ Vo、Gに負けない存在感

Typhoon NATALiの2枚のCDは、残念ながら廃盤 聴いてみたい方はばど部屋でリクどうぞ

好きなギタリスト:ジミーペイジ

2005年05月23日 | Weblog
ベースを弾く前は、ギターやってたので、今回はギタリストで。
とにかく、ヒーローでしたなあ。曲、音色、ステージの姿。
とにかくかっこええの一言。

よく、クラプトンや、ベックと比べて下手とかい言われるけど、そんなことはどうでもいいくらい、ギターかっこええ。

この人に限っては、ミーハーになってしまって、これくらいしか、書けませんww

お勧めアルバム:とにかく全部ww

好きなベーシスト:ボズ・バレル

2005年05月13日 | Weblog
キムチ国、無事到着した。
いつものホテル、いつもの部屋・・・フロントのオヤジは例によって、顔見るとニヤリと笑い、キーを無言で差し出すwww

前置きはこれくらいで、ボズ・バレルといえばBad Company。
一時期どういうわけか、キングクリムゾンにも在籍してたが、やっぱり畑違いだwww
フレットレスベースなんだが、これといった特徴があるわけでも、馬鹿テクでもない。
ただ、Bad Companyでのプレイが、めちゃくちゃええ。
このグルーブ感、たまりません。
このバンドのCDをバックにベース練習すると、グルーブとはなんぞやが、見えてきます。
単にテンポにあわせて、音出してるだけでは気づかない微妙なニュアンスが、音のずれとなって、よくわかる。勉強させて、もらいました。
それにしても、ドラムとのコンビネーション、うらやましい。
Can't Get Enoughの、イントロのリフを、ボズのベースとぴったり合わせられたら、もう8ビートの魅力に、ずっぽしはまること、間違いなし!
もちろん、ポール・ロジャーズの歌もええし、曲もよろし

お勧め:Bad Company (Rmst)  とりあえずCan't Get Enoughが入ってれば何でも

好きなベーシスト:パーシージョーンズ

2005年05月07日 | Weblog
パーシージョーンズは、BrandXのフレットレス・ベーシストだ。
BrandXといえば、Jazz-Rockとか、プログレとか、どこに分類していいかわからんバンドだし、サウンドもはっきり言ってマニア以外はきつい。
でも、このおっさん馬鹿テクです。
フレットレスで馬鹿テクといえば、ジャコパス先生でしょうが、パーシージョーンズもきてます。
彼のプレイを聴いて、フレットレスを弾きはじめたベーシストは結構いるはず。
指癖だろうが、人差し指、中指、薬指で2弦にまたがるシーケンスを高速で弾くのが特徴。
あと、フレットレス特有の、ハーモニックスした後に、スライドさせてビブラートをかける、ぴよよ~~~んという音も、このおっさんの十八番だ。

お勧めアルバム:Do They Hurt? 5曲目のCambodiaがかっこええ

<本日の低音歌>
 かたさきの わたせるすとらぷ おもたいのう
   あかきをみれば としふけにける
訳:肩先に食い込むストラップが、重たくてしかたない。
  そんなに重たいベースじゃないはずなのに、あかくなってしまうのも、
  歳とってしまったせいなのか・・・

好きなベーシスト:フェリックス・パッパラルディ

2005年05月05日 | Weblog
なんと言っても、この人が一番。かってに師匠と思い込んでる。
パッパラルディは、60年代後半から70年代前半にかけて、活動していたMountainのベーシストで、かのCreamのプロデューサーでもあった。
Mountainといえば、実質の活動期間が短かったせいもあり、知名度は高くないが、同じように好きな人はずっぽりはまる魔力を持っているバンドだと思う。
とにかくハードなサウンドと、叙情的なメロディーが組み合わさった彼らの曲は、素晴らしい。
パッパラルディのベースは、まず音質がブリブリしている。当時のロックバンドはブリブリした音を出すベースが多かったが、彼は半端じゃなかった。
ただ音質と反比例して、そのベースラインは美しく、単なるルート弾きや、JAZZ系のウォーキングベースラインでもなく、対位法的(和声学の素養が無いので具体的には言えんが)なラインと言われていた。バンド全体のサウンドの中で、その音質とベースラインは完璧に調和し、聴くものを魅了させてしまう。
彼の悲劇的な人生の終末とは別に、彼の残した音、功績は多くのROCKファン、プレーヤーの中に生き続けるだろう。

お勧めアルバム:悪の華ナンタケット・スレイライド

ベースライン

2005年05月03日 | Weblog
最初に断っておくが、プロの解説ではないので、話半分にしておくようにwww
ベースラインというのは、ベースの旋律の事なんだが、ベースには曲のコード感を与える事と、それと同じくらい、ビート(単にリズムではない)を生み出す役割がある。
一番単純な例で、8ビートの曲で、ルート(コード・トーン)を8分で刻むとする。
この時、8分の音を目いっぱい伸ばして弾く場合、スタッカート気味にミュートして弾く場合、音のつなぎ目にわずかにミュートを入れる場合で、それぞれ違ったビートが生まれてくる。
ミュートと言う奴は、曲者で、音を出してない事なんだが、これは音を出してる事と同じ役割があって、このミュートするタイミングで、ビートが生まれてくる。
ドラムと、ベースがリズムセクションの要であり、とくに低音部のバスドラとのコンビネーションが重要だ。バスドラが、打楽器ゆえにアタックのみとなるので、ベースの音の伸ばし方、切り方がますます重要になる。
でも、うまくなればなるほど、気持ちよく聞こえて、逆に気にならなくなってくるのが、悲しいところでもあり、渋いところでもある。