昨日、無事
「日清食品カップ 第25回全国小学生陸上競技交流大会」に参加し、ただいま帰ってきました
直前に、風邪を引いたりして、「行けるのか?」、「走れるのか?」と、
引率の先生もチームメイトも心配させてしまいましたが、
何とか出発当日の朝には回復し、無事出発することが出来ました
我々家族一同も28日夜から横浜入りし、大会の応援をしてきました
どんな感じなのか緊張しながら競技場に向かいました
もちろん会場も、2002年日韓ワールドカップサッカーを開催した「日産スタジアム」ですから器も違いますが
小学生の大会とは言え、全国大会はやはり雰囲気が違いました
特に、入賞者へのプレゼンターとしてトラック競技には北京オリンピックメダリスト
末續慎吾選手が、
フィールド競技のプレゼンターには、先日のベルリン世界陸上で日本人初の槍投げで銅メダルを獲得した
村上幸史選手が来てくれ、
子供はもちろん、親の大注目を浴びていました
生のメダリストを見た子供たちには、とても大きなモチベーションになるに違いありません
いわてスーパーキッズでも行われていますが、メダリストのオーラは特別でした
「競うこと」だけではない、「先の目標を与える」こと、そして同じ目標を目指し努力してきた「子供同士の交流」が、この大会の大きな目標であることを感じました
さて、我が娘の結果ですが
前日練習で、リレーメンバーに復帰し、メンバーとして全国大会を走ることになっていました
盛岡を出発してから会場で会うまで、連絡は取れませんでしたので、この結果には我々のほうが驚きました
8:30開会式が行われ、次々と競技が開始されました
娘のリレーチームのスタートは12:50
その時刻が近づくにつれ、こちらも緊張してしまいました
目標は、
「54秒台を出して準決勝進出!」です(チームベストは、県大会予選で出した54.86秒。
訂正:書いた時は54.86秒と思っていましたが、実際は55.86秒でした)
予選は6組まであり、3位までは無条件に準決勝進出。4位以下はタイム順で上位6組が準決勝に進みます
岩手チームは2組目です
1組目がいよいよスタートしました
記録を見ると、トップは53秒台・・・。正直、レベルの高さに驚きました
「はたして我がチームは?」祈るように、2組目のスタートを待ちました
スターターの「よーい」のアナウンスに息を呑み、ピストルの号砲でスタートしました
4コース。内側のチーム岩手は、追い込めれば勝算が出ます・・・
しかし、なかなか追い込めません
第二走者にバトンが渡ります。第二走者は我がチームのエースです
しかし、ここでも差が縮まりません
第三走者にバトンが渡りました。どうも真ん中くらいの様子です
いよいよ第四走者は娘です。バトンが渡りましたが、4、5番目のようです
準決勝に残るには、少なくとも4位にはいることが必要です
残り50m。やはり全国大会となると差は縮まりません
残り、20m。娘も必死で走っていますが、差は縮まりません
ゴール。残念ながら5位と、目標の4位には入れませんでした
タイムはまだわかりません・・・
2組目のレース後、1組目のタイムが出ました。53秒台が3チーム、54秒台が2チームです
3組目が走りました
トップは何と、52秒台・・・。正直勝負になりません
2組目のタイムが発表されました
4位が54.59秒。チーム岩手は55.11秒・・・。目標の54秒台は出ませんでした
+6組に入れるか微妙です
4組目が走りました
トップは53.81秒。やはりどこもレベルが高いです
3組目のタイムが出ました
4位が54.44秒、5位が55.78秒。ここまで、4位以下では5番目です
5組目、6組目が走りました
トップは52秒台と53秒台。しかし問題は4位以下のタイムだけ
半分諦めましたが、祈るようにタイム発表を待ちました
4組目のタイムが出ました
4位のタイムは、55.19秒。「勝った!」、首の皮二枚で残りました
5組目のタイムが出ました
4位のタイムは、55.39秒。「よし!、まだ大丈夫!」
6組目のタイムが出ました
4位のタイムは、55.22秒。
「やったー!、準決勝進出だー!!」
その時、リレーチームの父母席、コーチ席から大きな歓声が響いたのでした
そして、その瞬間、隣の妻は号泣してました
春先から全国大会出場を目指し始まった週2回の練習
市大会で転倒し、陥った精神的スランプ
県大会での「負けられないプレッシャー」
短い間でしたが、娘を通し「陸上」の見る目が変わった半年間でした
妻の脳裏に、これまでのいろいろな情景が浮かんだのでしょう