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ここには何を書けば良いの?

ソニー損保が示談書を書き換えた

2007-09-23 18:00:34 | Weblog
私が契約している保険会社はCMでもお馴染みのソニー損保です。
事故相手が契約している保険会社は日本興亜損保です。

過失割合90:0(こちらが0)で合意してからちょうど2ヶ月経って、ようやくソニー損保から示談書が送られてきました。



なんと示談書の責任割合が「90:10」になっていて、訂正して「90:0」になっていました。訂正印はありません。

先のブログにも書きましたが、ソニー損保のことなので、「90:0」で合意させておいて示談書には「90:10」と書くことも予想できていたので、やはりそう来たかと思いました。しかし訂正するとはソニー損保もやりますね。

ちなみに示談書は、日本興亜損保→相手方→日本興亜損保→ソニー損保→当方へと送られてきます。

示談書の内容についてソニー損保に聞いてみましたら、以下の回答をもらいました。



●なぜ90:10になっているのかという質問のソニー損保からの回答(原文)
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示談書は日本興亜さんにて作成されており、日本興亜さんの社内システムについては残念ながらわかりかねます。
90:0で示談成立しておりますが、システム上90:10との表記しかできないことも推測されます。
そのため相手車損害額を0円(実際は0円ではなく当方様車両との接触の損害額が発生しております)と表記し、0円に10%をかけても0円であるため、示談内容の90:0と整合性を取っていると推察いたします。
示談書をご覧になっていただくとわかりますように、示談内容は90:0となっております。
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●誰が訂正したのかという質問のソニー損保からの回答(原文)
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過失割合の表記は当方様の混乱を避けるため当方にて訂正を入れております。
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●どの時点で訂正したのかという質問のソニー損保からの回答(原文)
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当方様が混乱されるため数字の表記を当方にて訂正する旨示談書を受け取った際に日本興亜さんにお伝え済みです。
相手方署名捺印が完了した後ではありますが、過失割合表記を変更しても【相手方損害額が元々ゼロと表記されている以上示談内容に変更がない】ため、両者それぞれに不利益が生じるものではありませんのでご安心ください。
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そんなこと言っても相手方が署名捺印した後で示談書を書き換えるのは非常識です。
両者とも90:0で合意しているのですが、示談書に90:10と表記されている時に相手方に署名捺印させているということは、相手方は90:10で合意しているのかもしれません。
もしも本当に相手方も90:0で合意しているのであれば、示談書を作成した日本興亜損保側で訂正すべきです。
合意内容に食い違いがあるからこのような書き換えが起こるのではないかと推測できます。



●相手方は90:0で合意しているのかという質問のソニー損保からの回答(原文)
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日本興亜さんに確認済みですが相手方は過失割合をきちんと理解されており、表記訂正の有無について何の混乱もされておりません。
当方様がこのように混乱されることが予想できましたので念のため訂正した次第です。
示談書をお手元にご用意頂き、相手方損害額に金額が入っていない点、今一度ご確認ください。
そのため【示談内容】が90:0となっております点、当方様にぜひご理解を頂けると幸いです。
示談内容が90:10となっていれば日本興亜さんが示談書を作成しなおすべきですが、90:0で示談成立しておりますし、示談書に間違いはない旨ご理解下さい。
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ソニー損保は「混乱しないように念のために訂正した」と言っていますが、示談書に間違いがあって訂正しているからこそ混乱しているのです。
それに、訂正前の90:10の表記の時に相手方が署名捺印している以上、相手方が過失割合をきちんと理解しているとは思えません。



ソニー損保からの回答はだんだん言い訳っぽくなってきています。痛いところを突かれて言い訳ができなくなると、回答を拒否します(笑)。


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