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読書感想/ロンドン警視庁特殊犯罪課シリーズ

2014年07月10日 | 読書感想
 ベン・アーロノヴィッチ著/早川書房/ハヤカワ文庫
「女王陛下の魔術師」/2013,4
「顔のない魔術師」2013,7
「地下迷宮の魔術師」2013,10
「空中庭園の魔術師」2014,3

 以前一度第1巻のみ記事を投稿したけど、改めて既刊4冊分画像UP。

 新米警官ピーターは殺人現場で幽霊に話かけられたことから、ロンドン警視庁特殊犯罪課に配属され、上司にして師匠のナイティンゲールから魔術を学びつつ魔術がらみの犯罪を追う物語。
 魔法がらみなれど、ロンドン警視庁の犯罪捜査方法は普通のミステリー調で、コンピューターシステムやモバイルを駆使し、捜査予算で苦労したりと、リアルです。
 魔術にしても独特のルールがあり、始祖は科学者にして錬金術にはまっていたニュートンという設定も面白いです。使いすぎると脳の破壊、マイクロチップ粉砕など等価交換?等など。また川の神や女神といった土地神、ゴブリン、妖精、キメラも登場。
 個人的には建築学的な話と英国の食べ物事情の話が好き。ケジャリー、うま~。

 いろんな映画やTVドラマ、そしてたぶん日本の漫画やアニメの影響が大。
主人上がよく「スターウォーズ」「ハリーポッター」のジョークを行っては師匠や同僚に口ポカンされている。マニア過ぎだから。エドワード朝コス?メイドのモリーなんて、貞子さんそっくり。


 ※以下、ネタばれ気味感想なので反転。

ナイティンゲール・・・ヨーダまたはクワァイ・ガン・ジン
ピーター・・・ルークまたはヤング・オビワン
レスリー・・・レイア姫
モリー&トビー・・・R2D2&C3PIO
顔のない男・・・ダースベイダー
って感じの配役、ザックがハン・ソロの位置かどうかまだ謎。

 レスリーはたぶんザックにスパイ計画を打ち明けたのだと思う。そのために二人で部屋にしけ込んだり建物からザックたちを非難させるために追い出したりしたんだろう、と。第二次大戦のエッテルベルグの話が今後のキー・ポイントかな、SWからインディー・ジョーンズへちょっぴりシフトチェンジしつつ、次作待ち遠しい。</font>


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