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山本二三先生と行く五島旧五輪教会スケッチの旅

2013年05月28日 | Weblog
山本二三先生と行く五島旧五輪教会スケッチの旅



 県美で「山本二三展」開催中なので、企画されたツアーのようです。
山本氏はふるさと大使として、故郷五島市で子供達を対象とした絵画教室を何度か開催されています。今回はその教室を市の生涯学習課がヴァージョンアップ、船会社や美術館もタイアップして島外からも参加者を募ったようです。小学生、デザイン課の高校生からご高齢の方まで老若男女14名。

 
 5月25日;県美のチケットで鑑賞、氏のデモンストレーションもあり。私は入場整理券をゲットできず外の大型オーロラヴィジョンで見ました。ラピュタ雲の描き方実演、参考になります! でかい刷毛使いがポイント。

 同夕、山本氏とツアー団体はフェリー乗り場で合流、ジェットフォイルで福江島へ。ベタ凪ぎだったので全く揺れませんでした。ツアー行はホテルで夕食。海の幸、五島牛、五島うどん等堪能いたしました。その後は展望大浴場でのんびり。朝も朝風呂。朝食までの間、近くの石田城址と観光朝市をのぞく。お土産買ったり枇杷もらったり。

 5月26日;朝食後はフェリー乗り場で地元参加組と合流し、市職員らのガイダンスを受ける。五島市長もご挨拶にみえ、チャーター船が出発するまで見送ってくださる。総勢50余名+スタッフで福江市のお隣、久賀島五輪港へ向かう。船上では山本氏が参加者と気さくにお話や記念撮影に応じてくださった。私は昔の画文集を持っていってサインをお願いした、快くサインしていただく。こんなマニアックな本持って参加してるヲタ者はきっと自分だけだと思っていたら『私もそれ持ってます!』という兵(つわもの)が!! 隠れ同類はもっといたのかも…。

 10時に五輪港着、現在は二世帯四人の集落で、静かです。明治時代に建てられた木造教会は、外は和風なのに中は教会建築そのものでした。明治の大工さん、すごい!
 各自スケッチ開始、画板と紙は支給された。山本氏も「自分もスケッチするので技術を見て、質問もしてください」と。氏は港の対岸から教会を描いていらっしゃったようです。途中何度か覗きに行ったのですが、子供達に指導されたり地元TV局のカメラが回っていたりで、テクニックを拝めませんでした。残念。
 12~13時に昼食、ツアー組はお弁当も支給あり、地元組は持参、子供達は遠足のノリでおやつに夢中だったような…(笑)
 13~14時は再びスケッチ、筆の早い人はマイスケッチブックに2枚目3枚目を描いてるよう。14時過ぎたら集まって山本氏から総評いただき、各自コメントやサインもらったり記念撮影したりで、楽しく過ごしました。私のスケッチには、
  私:「下の地面部分は(木漏れ日が上手く表現できず)スカスカになって、物足りない気がします。」
  山本氏:「教会は静かな場所・空間だからゴチャゴチャ描くよりいい。」と。

 再びチャーター船で福江港へ、遠くに見える奈留島にユーミンの『瞳を閉じて』を思い出し鼻歌歌ってました。船のエンジン音で他人には聞こえないはず。(笑)

 フェリー乗り場について解散式、怪我も事故も無く無事終了。ツアー組は本土へ戻る為そのまま待機、お土産など求めてウロウロ。山本氏はスタッフと一服・歓談されてたようで、その後他所へ移動されたようです。お帰りの再、たまたま近くにいたので「お疲れ!」と声かけてくださり、あわててご挨拶しました。

 帰りの船も揺れず無事長崎港に着きました。 
 いや、ほんと、久々に絵描くことに集中できて楽しいひと時でしたね!


※ 写真掲載は了承もらいました。
※ 五輪教会のトイレはバイオなんとかシステムで、微生物が分解処理するタイプ。水洗で海に流さない、海を汚さない、全く臭わない。他所の自然観光地もこれにすればいいね! 富士山とかさ。