新鮮な

　　新鮮な　空気を求め

　　海の底から海面に　顔を出す魚のように

　　煩悩の闇の　息苦しさから　脱け出そうと

　　高く聳える　山に登る

　　命の光の　跳びはねる　

　　青く透き通った　空気の中へ

　　そこで肺いっぱい　深呼吸をするために


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　　葉の落ちた　木の枝先が

　　冬日に　光る

　　輪郭が　寒空に　鮮やかに

　　存在の　確かな　証となって



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　　誰もが　五感を持って

　　この世に　生きる

　　誰もが　同じ能力を

　　生きる　喜びのために

　　光の中に


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