ポルトガル満腹レシピ

ポルトガルのリスボン・・・の郊外にホームステイ。教えてもらったポルトガルの家庭料理を紹介。

ソパ・デ・フェイジャオン・コン・コーヴロンバルダ(ちりめんキャベツ入りインゲン豆のスープ)

2011年07月11日 | レシピ
Sopa de Feijao com Couve lombarda(ソパ・デ・フェイジャオン・コン・コーヴ・ロンバルダ)

今回使った豆は「Feijao-Manteiga(フェイジャォン・マンテイガ)」という品種。フェイジャォンがインゲン豆、マンテイガはバターのことだけど・・・ 白っぽいインゲン豆です。

材料:
Feijao-Manteiga(フェイジャォン・マンテイガ)= インゲン豆の一種 白っぽい
Abobora(アボーボラ)= かぼちゃ 
Cebola(セボーラ)= たまねぎ 小2個
Alho(アーリョ)= にんにく 4片
Sal(サル)= 塩(粗塩)適宜
Azeite(アゼイトゥ)= オリーブ油 適宜 +150ml
Couve lombarda(コーヴ・ロンバルダ)= ちりめんキャベツ 半個分
Cenoura(セノーラ)= にんじん 2本
Massa(マッサ)= パスタ(短いもの)



インゲン豆(フェイジャオン・マンテイガ)を水と火にかける。
沸騰したら水で冷やす。(これで豆が柔らかくなります)


下ゆでした豆を圧力鍋に入れ、水をたっぷり加える。
カボチャ(タネをとり大きめに切る)、玉ねぎ(皮をむいただけ、切らず)、にんにく(皮をむいて、切らず)、粗塩、オリーブ油を加え、圧力をかけて加熱。

1時間ほど煮込む。


バリーニャマジカ(ポルトガルの家庭には必ずあるバーミックス)で粉砕。

さらに煮込む。


キャベツ(コーブロンバルダ=ちりめんキャベツ)を半個分ざく切りにして投入。
ニンジン2本も細かく切って投入。水を加えて鍋いっぱいにして煮込む。

粗塩一掴みとオリーブ油150mlくらい加えて煮込む。

パスタ投入、ひとつかみくらいかな。(曲がったマカロニ風のパスタでした)


完成。
やっぱり、なんだか見た目が味噌汁っぽいんだよね。^^

ポルトガル人はスープが好き。カフェにもスープを置いているところが多い。大きい駅にはスープスタンドがあったりします。それも2~3ユーロで食べられます! 寒い時、ちょっと小腹が空いた時、軽食にあったかいスープは旅行者にも嬉しいものです。

アレトリア(極細麺のプディング)

2011年07月09日 | レシピ
aletria(アレトリア)

そうめん位の太さのパスタを使っています。作り方は基本的にライスプディングと同じです。

材料:
Leite(レイトゥ)= 牛乳(高脂肪乳)1リットル
Canela em pau(カネラ・エン・パウ)= シナモン・スティック 2本
Pele de limao(ペレ・デ・リマォン)=レモンの皮 1個分
Fios de Aletria(フィオス・デ・アレトリーア)= アレトリア用の麺(極細パスタ) 300g
Sal(サル)= 塩(粗塩) 適宜
Acucar(アスカル)= 砂糖(グラニュー糖) カップ1
Margarina(マルガリーナ)= マーガリン 60~70g 
Gema de ovo(ジェマ・デ・オーヴォ)= 玉子の黄身 3個分
Canala em po'(カネラ・エン・ポー)= シナモン・パウダー 適宜


高脂肪牛乳 1L、レモンの皮1個分。シナモンスティック2本。を入れて加熱。沸騰したら止める。
別鍋には粗塩を入れた湯をわかす(写真手前)。


アレトリア用の麺(パスタ)です。短く折ってあります。


パスタを茹でる。300gくらいかな。


茹だったらザルにとる。


牛乳を再び沸かす。


麺を投入。
砂糖をカップ1くらいとマーガリンを60~70g投入。(バターの方が美味しいが、健康のためマーガリン使用)

中火でコトコト。
いや、ボコボコ煮る。


鍋を火から下ろし、シナモンスティック、レモンの皮を取り除く。卵黄3つ分をよく溶き、混ぜながら少しずつ加え、よくかき混ぜる。



皿に移し、シナモン粉をふる。冷蔵庫で良く冷やしてから食べる。


シナモンが苦手な人のためにシナモンパウダー無しも作ってました。

私はシナモン粉たっぷりのほうを頂きました。
作りかたはアロシュ・ドース(ライスプディング)とほぼ同じですが、食感が違います。パスタが水分を吸うためか、しっとりした食感。ナイフで切り分けてお皿にとり、フォークで頂きます。
美味しかった。また食べたいなあ。

トレーシュモシュ 

2011年07月06日 | 食材
トレーシュモシュ (Torresmos)


これは何? と訊いたら、
トレーシュモシュだよ、食べてごらん、と言われた。

ハムみたいに薄く切ってある。

ちょっとちぎって食べてみたら・・・ 油っぽい。ゴムのような弾力。塩分・旨みは薄い。
美味しいとは思わないが、まずいとも言い切れない 不思議な味。^^

豚肉を揚げて圧縮したものだという。 そう言われてみると、細かく切った肉を固めてあるようだ。

あとで調べてみたら、豚の皮を細かく切ったものにラードなどを混ぜてこんがり色がつくまで揚げた(炒めた?)ものらしい。

酒の肴なんでしょうね。ワインのつまみ? 下戸の私には良く分かりませんが^^;