ベルギー映画。
知的障害を持つ老婆ポーリーヌ。同居していた姉が亡くなり孤立無援、と思いきや、ポーリーヌの世話をすることを条件に遺産を分け与えるという姉の遺書。2人の妹がいやいやながらも面倒をみることに・・・。
知的障害ということで特殊な状況のようにも思えるが、老人問題・介護問題とも通ずるものがある。というかそういう観方をするのが普通だろう。
ポーリーヌはとにかく美しい草花には目が無い。花に水をやるのが生きがいみたいなとこもある。大輪の花のようなポーレットのことも大好き。彼女の元に身を寄せるのだが、ポーレットが経営するブティックの包装紙(真っ赤なバラのイラストつき)を切り取ってはアルバムに貼り付ける。とはいっても障害のため、ナイフとフォークもまともに使えなければ、靴の紐も結べない。障害によって巻き起こす騒動をちょっとユーモラスに描いている。内包する問題はもちろん深刻なんだけど、とにかく画(え)もサウンドも台詞も軽い。いい意味で。
ところが、ポーリーヌが決定的なチョンボをやらかしてしまって、結局もう1人の妹セシールのもとに預けられるようになってからの展開は、一転重い。
この辺のバランス感覚が面白い。脚本が丁寧に書かれてるという印象。細かい伏線の張り方もいやらしくなくほったらかしでもない。ポーレットの部屋は赤。セシールの部屋は白。エンディングを迎えるベンチの青白ストライプ。うーん、、色彩感覚もにくい。
知的障害を持つ老婆ポーリーヌ。同居していた姉が亡くなり孤立無援、と思いきや、ポーリーヌの世話をすることを条件に遺産を分け与えるという姉の遺書。2人の妹がいやいやながらも面倒をみることに・・・。
知的障害ということで特殊な状況のようにも思えるが、老人問題・介護問題とも通ずるものがある。というかそういう観方をするのが普通だろう。
ポーリーヌはとにかく美しい草花には目が無い。花に水をやるのが生きがいみたいなとこもある。大輪の花のようなポーレットのことも大好き。彼女の元に身を寄せるのだが、ポーレットが経営するブティックの包装紙(真っ赤なバラのイラストつき)を切り取ってはアルバムに貼り付ける。とはいっても障害のため、ナイフとフォークもまともに使えなければ、靴の紐も結べない。障害によって巻き起こす騒動をちょっとユーモラスに描いている。内包する問題はもちろん深刻なんだけど、とにかく画(え)もサウンドも台詞も軽い。いい意味で。
ところが、ポーリーヌが決定的なチョンボをやらかしてしまって、結局もう1人の妹セシールのもとに預けられるようになってからの展開は、一転重い。
この辺のバランス感覚が面白い。脚本が丁寧に書かれてるという印象。細かい伏線の張り方もいやらしくなくほったらかしでもない。ポーレットの部屋は赤。セシールの部屋は白。エンディングを迎えるベンチの青白ストライプ。うーん、、色彩感覚もにくい。
ポーリーヌさんが花々に興味をよせるのもよく判ります。実際に知的障害を持つ方々のなかには園芸や絵画などに多くの才能を持つ人がたくさんいますね。やっぱり自然は人を和ませるところがあるのでしょうね。
久しぶりに映画みようかなという気持ちになりました。
ただ、この映画の場合、ポーリーヌは特殊な能力(レインマンみたいな)というのは持ち合わせていません。それがリアルに映ります。知的障害者がどう自立していくかという話ではなく、どっちかというと、周りの人たちが当人にどう対するかという話ですね。だから、介護問題を描いた映画としても観ることができます。
あゆむさんのコメントを読んだらとても面白そうだったので、楽しみです。
ただ、私事ですが、家で飼っているインコが突然産卵し、も~慌てふためいているので、ゆっくり「映画鑑賞」出来るのは少し先になりそうです・・。
画(え)がカワイイのと、ユーモアもあるので楽しめるとは思いますが。
インコ産卵ですか(^^)
ちっちゃい頃、飼ってたの、思い出しました。
鮮やかさだったり、色が
確かに、色彩はすっごい考えられてると思います。
映像はのほほーんとした感じなんですけど、実のところは色にしろ脚本にしろ、適当に作ってないよなぁ、というのが率直な感想でした。