映画と周辺

レンタルDVD映画の勝手なインプレッション。車や音楽、その他もろもろ脱線予定。。。池袋の定点観測もする。

バーバレラ

2006-10-10 16:52:48 | 映画
地球の危機を救うため、たった一人で(!)戦う女宇宙飛行士バーバレラ。そんなバーバレラの武器はなぜかセックス・アピール。主演はJ.フォンダ。

公開は1968年だから、「2001年宇宙の旅」と同年。まあ比べるのもどうかと思うが・・・。ちなみに自分の誕生年も1968年だったりします。




えー巷では、この映画、カルト扱いされててかなりの高評価です。高評価を得る要因がいくつかあって、
・ フォンダ一族の汚点
・ ポップと言えば言えなくもないプロダクション・デザイン
・ ゆるすぎる脚本
・ IQの低すぎるキャラ設定の数々
とまあ、こんな感じ。
いわゆる普通のハリウッドメジャー映画や、ヨーロッパのアート系映画なんかしか観ない人にしてみれば、ぶったまげること間違いないし、Z級の映画を数多く観ている人にとっては、どれだけこの映画が金かけて(それなりにね)ちゃんと作ってるかがわかる。
そういう意味ではけなす要素の少ない(というか、けなすのがアホらしい)映画なのかも。

オープニングはJ.フォンダがストリップさながらに、船内で宇宙服を脱ぎ捨てるところから始まる。そこに地球国大統領からの指令が入る。
「科学者のデュラン・デュランを捕まえろ」
ちなみに80年代の脳天気アイドルバンド「デュラン・デュラン」には<エレクトリック・バーバレラ>という曲があります。

バーバレラは作戦遂行の途中途中ではとにかくウッカリさんで、何でこんな人間に地球の危機を託すんだろう、という疑問はさておき、いろんな人にピンチを助けられる(このピンチもいちいちSMっぽい)わけで・・・。で、お礼として差し出すのが自分のボディ、という展開。
で、着てるものを脱いでコトが終わったあとには必ず衣装チェンジするJ。フォンダ。




映画評論でよく言われる「ご都合主義」というやつが、この映画ではまあとにかく幅を利かせてる。元がフランスのコミックらしいが、どれだけ原作のストーリーに忠実なのかが非常に気になる。

というわけで、この映画、会社の人間がDVDを買ってやがって、なんだかなぁと言いつつも借りた次第。むかーしに観た記憶があって、オープニングのアホらしさは鮮明に記憶に残ってました。

一応念のため言っとくと、この映画、面白いか面白くないかで言えば、間違いなく面白くないです。



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