CM・ミュージッククリップ出身の監督と聞いて納得。映像のセンスは面白い。同じような出身の監督でいうと、フィンチャーやトニー・スコット、スパイク・ジョーンズあたりが思い浮かぶが、ほんの数秒の何気ないカットを、奇をてらった撮り方で見せようとする悪い癖がある。はまったときは面白いが、フィンチャーなんかはたまにやり過ぎる。
で、この映画。冒頭、ヒロインの家族がゾンビ化してから、屋外に逃亡するまでの連続的でスピーディなシーンは見事。映像だけで、いろんな情報を強引に説明し倒す。ココでこの手の映画に見慣れてない人は脱落するかもしれないが、ゾンビ映画に見慣れてると、いわゆるカニバリズム的描写は思ったほど多くないことに気付く。
全力疾走してくるゾンビは、笑えるかと思っていたが、実に見ごたえあって面白い。リメイクした価値はここにある。あの独特の哀愁やユーモアは皆無だが、パニック映画としてのバリエーションが明らかに増えている。
ゾンビ映画に造詣の深い人にはおそらく納得いかないだろうこの映画。でも客観的に観ればなかなか面白いのは事実。
その2に続く
で、この映画。冒頭、ヒロインの家族がゾンビ化してから、屋外に逃亡するまでの連続的でスピーディなシーンは見事。映像だけで、いろんな情報を強引に説明し倒す。ココでこの手の映画に見慣れてない人は脱落するかもしれないが、ゾンビ映画に見慣れてると、いわゆるカニバリズム的描写は思ったほど多くないことに気付く。
全力疾走してくるゾンビは、笑えるかと思っていたが、実に見ごたえあって面白い。リメイクした価値はここにある。あの独特の哀愁やユーモアは皆無だが、パニック映画としてのバリエーションが明らかに増えている。
ゾンビ映画に造詣の深い人にはおそらく納得いかないだろうこの映画。でも客観的に観ればなかなか面白いのは事実。
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