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中学校教師 生き残り術

平凡な中学校教師が、中学校現場の「小技」「知恵」「うまくいったエピソード」「失敗例」を紹介します。

(78)衝撃の言葉「今日は先生と話せなかった」

2008年04月17日 | エピソード
生徒の母親からこんな話を聞きました。
「健太(お子さんの名前、仮名)は、『今日は先生と話せなかった』と言うので、『中学校は(担任の)先生が一緒にいるわけではないの』と話しました。」
衝撃的でした。
健太君は私と話したかったのだ。
話せなかったことを家で話しているんだ。

私は、中学校の学級担任が学級の生徒一人ひとりと話すという発想は全くありませんでした。
一日に一度も話さない生徒がいることに何の疑問も持ちませんでした。

生徒の立場で考えてみた。
学級担任は今日は一度も声をかけてくれなかった。
寂しい。

明日から全員を目標に声がけをしてみようと思います。
中学校担任として楽な目標ではありません。
ありませんが、努力してみようと思います。