明日におあずけ!

今のペースだと今年の模コンには間に合わんかも…
(; ̄^ ̄)

暑いけれど僕ぁ…便器です(・∀・) 備忘録その9

2024年08月23日 | ガンプラ

外気温…一瞬40℃超えましたがその瞬間を写真には収められずw
(・д・)チッ



そんなクソ暑い中、お盆休みで娘Kが帰って来たので涼みがてら映画(キングダム)を観に行き



叔母とオカンの面会に立ち寄り


ジーちゃんの奢りで焼肉喰ったりなんかして酷暑の夏をやり過ごしていたのですけどもぉ〜…
ヾ(*´∀`)ノ



昨年同様、暑すぎる時期は無理にアウトドアはせず専らエアコンの効いた室内で模型をイジるのが夏のルーティーンになっちゃいました
(・∀・)


さて、カニの造形もいよいよ残すところ足首のみとなりました
一見何の変哲もないカタチに見えますがよくよく観察してみると結構複雑なフォルムをしてるんですよね
( ゚ᵕ゚)

コレをフリーハンドで造形していくとなると小学生の粘土細工みたくトホホな出来になっちゃうのが目に見えてるので、そこはアラフィフの知識と経験で攻略していきたいと思います
( ゚ᵕ゚)


先ずは図面作成から。
手本となるHGUCズゴックの足首を必要に応じて縦横に切断し、断面図をとり




コピー機で240%に拡大(理論上1/144→1/60になる)したらソレに合わせてプラ板をカットしていきます



全体をいっぺんに造形すると各部分の接合部のエッジがダレてしまうんじゃネ?と感じたので、矢印の各部分だけ先に独立して造っておこうと思います
(・∀・)b



甲の曲線に沿って曲げたプラ板を貼り合わせ、更に側面の角度を出す為のガイド兼支柱となるプラ角棒を左右対称に接着


側面のプラ板を貼り合わせるとこんな感じ。



正面から見ると…曲面を保ちながらも微妙に台形になってるのが判ります?
(・∀・)b



底が円形で上部が楕円というか角丸長方形という特殊な形をしている足首関節のジョイント部分
上下をそれらの形状にカットし、割り出した高さで接着した後サイドの隙間にポリパテを盛ってから面を整えていきますが
原型作成後に複製する予定なので型取りに支障が出ないよう現段階で上部は敢えて開口致しません





切り出したプラ板と、先程作成しといた各パーツを組み合わせると〜



こんな感じに。
色味の違いから手本のフォルムと形状的に差異が生じてるようにも見えますが…ここは図面を信じて先へ進む事に致します
( ̄∇ ̄;)




足首造形における最大の難所がこれら独特なラウンド形状および流線状ラインのエッジ部の再現なのでありますがぁ〜…
(複雑な日本語やな)



3Dスキャナーのような高級アイテムを買う財力も使いこなす知力も持ち合わさない僕は極めて原始的なやり方で挑まねばなりません(汗)
(;^ω^)

フォルムのガイドになりそうな適当な箇所にニードルで目印をつけ



プラ板を垂直に立てた自作ゲージに手本をセットし、基準線から各目印までの縦横の長さを測ります(←目視でw)
高さは別途ノギスで計測。



計測した各座標を2.4倍にして繋ぎ合わせ、プラ板をカットしていき



組み上げた状態がコチラ↑





切れ端のプラ板やらで嵩増ししたら



ポリパテを盛ります
最初は大ざっぱで良いです
(・∀・)b



硬化後、ガイドのプラ板が見えてくるまでリューターでゴリゴリ削ります
最初は気泡というか穴だらけなので




ポリパテを盛っては削り…



盛ってはヤスり…という地味な作業をひたすら繰り返します




地元名物・大阪王の唐揚げ&炒飯をたいらげた娘Kが札幌へと戻って行ったくらいの頃





ようやく足首の造形が納得のいく水準まで出来上がりました
( ´ー`)



こんな大変な作業をもう一回(もう片足ぶん)繰り返せるほど僕のメンタルは強靭ではございませんので




当然の如く複製してやります
(・∀・)



ただ…
潤沢に残存してると思い込んでた型取り用シリコンの残量が絶望的に少量だったんですよね
(;´Д`)ワヒー


シリコンもレジンも長期保存し続けてると劣化すると云われてますので…今後暫く型を取る予定が無いのであれば中途半端に追加購入して劣化させてしまうより何とか現状のシリコンだけでカニの作製ターンを完結させておきたかったのですけど…
(;´Д`)
(今あるヤツもかれこれ2年間寝かせてしまってますし(汗))



何とか新たなシリコンを買い足さずに型を取れやしまいかと、あまりお薦めされていない裏ワザを敢行してみることに。
これまでのパーツ複製にて使用した懐かしのシリコン型をかき集め



キッチン包丁でカットしました。


次にブロック型枠の中に先ず足首の原型をセットし、そこへ先程カットしたシリコン断片を放り込み嵩増ししてやれば、残存シリコンだけでもギリギリ足りてくれるんじゃネ?♥という目論見だったのですがぁ〜…
(・∀・)y─┛~~




全ッッ然足りてネーじゃん💢
(# ゚Д゚)




注入するシリコンが絶望的に足りない以上…ここは諦めて新しいシリコンを購入するしかありませんが下手に瓦礫のようなシリコン断片を残したまま硬化させてしまうと次回再注入するシリコンとの間に気泡が入りまくる可能性があるので慌てて手袋をはめて余分なシリコン断片を取り除くハメに…
(;´Д`)ンモー
(なんだかグダグダな展開になって来たゾ)





幸いな事にアマゾネスで常識的な値段&当日配達でWAVEのシリコンが買えましたので
(;´Д`)
タスカッタ




型枠いっぱいまでシリコン注入。
ケチッて計算上ギリギリの量でシリコンと硬化剤を混ぜてたのが災いして再び型枠いっぱいのラインまで届かなくなりそうだったので急遽ここでもシリコン断片を追加投入
( ꒪⌓꒪)






規定量の硬化剤を入れた筈なのですが新たに注入したシリコンだけ、やけにピンクっぽい。
結局追加でシリコンを買うんだったら最初から全部新しいシリコンで型を取ってたほうが回り道せず確実だったんじゃないの?という(汗)
策士策に溺れるが如く…もはや負け戦な雰囲気がプンプン漂って来てますが…
( ꒪⌓꒪)



奇跡的に成功してました♥
ヾ(*´∀`)ノ

キャッホーイ!




シリコン断片をブチ込んだり濃度違いのシリコンを2回に分けて注入してしまったわりには欠損やズレなども無く全く失敗してませんでした!
ていうか色味といい僕には便器にしか見えないんですけどw



さぁ!ここまで来ればレジンを注型してやるだけですぜ〜♪
ヾ(*´∀`)ノ
ウッホホーイ♥




という訳で両足首、見事に完成しました〜♪
ヾ(*´∀`)ノ



これにより大まかではありますがカニの造形作業は一応一区切りが付きました
ヾ(*´∀`)ノ




ヾ(*´∀`)ノ








これ以降も各パーツをジョイントさせる工作や表面処理、ディティールアップや色合せ及び塗装そして撮影まで…と、やる事はまだまだ残っているので暮れの模コンのエントリーまでには到底間に合う気が致しません(汗)
( ̄∇ ̄;)
(ザフに関しては昨年の今頃には完成してましたが2年掛かってますからねぇ…)


あくまでも趣味なのでコンテストの期限に縛られてまで不本意なやっつけ仕事だけはしたくありませんので、今年間に合わなければ来年エントリーするくらいの気持ちで焦らずやって行こうと思っておりま〜す
( ̄∇ ̄;)
(涼しくなったらアウトドアもしたいしネ)




乙!
( ̄∇ ̄)







PS.28日に息子Rが帰って来る予定なのですが…台風で飛行機飛ばへんのとちゃう?
(^^;)