明日におあずけ!

今のペースだと今年の模コンには間に合わんかも…
(; ̄^ ̄)

中ボスに手こずるようでは…(´Д`;)

2022年11月07日 | 日記

…はい。
てな訳で先週は天気が良かったので急遽、鯖街道針畑越えに向けての足慣らしに往って参りましてん
(まぁ結果はタイトルどおりですケド)



その足慣らしとして先ず選んだ行き先ってのが全国屈指の急勾配で知られる国道308号を直登しての暗峠(くらがりとうげ)
(・∀・)
(そのエゲツなさを知らない人はググッてみてネ)




12kgの荷物担いで暗峠を登る…
(・∀・)


かつて高野山直登ルートである京大坂道の作水坂(さみずざか。通称びっくり坂)で死にかけた事のある僕にとりましてはドチラのほうが辛い坂なのかこの脚で確かめてみたかった難所でもあるんでゲスよね
(・∀・)b



因みに作水坂を登った時のシチュエーションたるや…酷暑の8月に夜中じゅう自宅から橋本まで40km歩いてか-ら〜の〜…途中で飲水が無くなり熱中症で倒れそうになりながら(←実際には倒れてた)登ったのでトラウマ補整もあったかも知れませんが…何れにせよ個人的にはあの作水坂を超える難所は存在しないと自負しておりますけども…
((((;゚Д゚))))




今回の目的が針畑越えの為の足慣らしである事に加え、ヤマレコアプリやプロトレック(腕時計)のコンパスや高度計を使いこなすという観点から単に暗峠だけを登って下りてくるのでは無く、ちょいとルートをアレンジしてみようかなと。
(・∀・)
(色々と課題を設けます)




先ずは自宅から暗峠のスタート地点である枚岡神社までの13kmの道のりを夜中のうちに歩き




枚岡神社で少し休憩したのちヤマレコを起ち上げ暗峠を目指します。
登った道を降りてくるとヤマレコの実力が試せないのでそのまま尾根を伝って生駒山の山頂(標高650mくらい)へと登り、これまた全く通った事の無いルートをヤマレコとコンパス&高度計を頼りに石切神社へと下りて来ようかなと。
(この区間でざっと8km)



石切神社にはガキの頃に初詣に訪れた際、オヤジに美味しい明石焼き屋さんに連れてって貰った思い出があるので出来ればソコにも寄りたいゾ♪
( 」゚Д゚)」





で…そのまま電車に乗って帰って来れたらラクなんですけどあくまでも針畑越えの足慣らしが目的なので帰りも自宅までガッツリ歩きます
(石切から自宅までは14km)


ちなみに上映時間に間に合いそうならば途中にあるアリオ八尾に寄ってMAX真吉様・どススメのインド映画『RRR』も観て帰りたいのですが〜…ペース的には結構ギリギリなんでコレは多分無理かも。
( ̄∀ ̄;)



…てな訳で日曜の仕事で疲れてヘロヘロだったんですけど鯖街道アタックの2日目なんて絶対にヘロヘロでしょうから…敢えて疲れを抱えてる状態で12kgの荷物を担いで暗峠を経由しながら生駒山を縦走し、トータル35kmを踏破するべく日付の変わった月曜深夜1時36分に自宅を出発!





く…やっぱ今迄で1番荷物が重たいぜ…
(°Д°)





八尾の志紀を抜け





恩智辺りを歩いてる時に1時間ごとに鳴るようセットしておいたアラームが鳴ったので





まだそんなに疲れてはおりませんが交差点の植込みに腰掛けて行動食とお茶を摂ります。
今迄はバテバテになってから食べ物を摂取してましたが…長距離ランナーさんとかはバテる前に定期的に栄養を補給されてる事に今更ながら気付いたので今回は疲れてようがそうでなかろうが1時間ごとに必ず休憩及び栄養補給を行なうルールに決めております
( 」゚Д゚)」





再び歩き続けておりますと…闇夜に突如現れたハイブリッド鹿小僧




再び休憩のアラームが鳴ったタイミングでファミマを見つけ、イートインスペースが使えたので暫し一服
(๑´∀`๑)タスカルワー





水越の交差点を越え





車道に沿って歩かなければならなくなったので





両足にLEDフラッシュライトを装着。
コレはマジで心強いアイテムです



六万寺に来ると生駒山を緩やかに登っていけるであろう『らくらく登山道』の案内がありましたが…こんなルートじゃ針畑越えの足慣らしにならないので当然スルーします




住宅街でありながらそこそこ坂道に差し掛かってきた所で休憩のアラームが鳴りましたがもうすぐ枚岡神社なのでそのまま歩きまして




5時08分
枚岡神社に到着




ここからいよいよ屈指の急勾配、暗峠を登りますのでその前に栄養補給をば。
ファミマで買っといたオニギリに、温かいスープを頂こうと熱湯入りの水筒を取り出し




実戦を想定しマグカップを汚さぬようアイラップを被せてアツアツのスープを頂きます♪
多少飲みにくさはありますが…片付けが一瞬で終わりますので作戦通りかなと
Ψ(*´ч` *)




さぁあ〜て、いよいよヤマレコを立ち上げてこれから生駒山を徘徊しに往きまっさる〜!
( 」゚Д゚)」




枚岡神社の境内の左から登って行きます



空が白んできました





国道308号を暗峠に向って登ります

















坂w
(;°;∀;°;;)






ふぅ〜






腰掛けて一服





有名な急勾配ヘアピンカーブ
(∫°Д°)∫






湧き水
(飲めません)






そのすぐ傍で何やらヤバそうな生活感を感じるスポットが…





山肌に朝陽が当たってきた




カメラを横に撮ったら良かったかも





地鶏
(↑自撮りな)




お。石畳が見えて来たってことは…





ヤター!




暗峠に到着しましたゼ〜♪
d( •̀∀•́ )b



ん〜…
確かに国内屈指の急勾配に偽りは無いのでしょうけど
個人的には高野山の作水坂のほうがトラウマ度は高かったよう…な…
まぁ気温とか装備とかも同じ条件では無いので一概には決めつけられませんが…気になられた方は一度その脚で確かめに逝かれてみてはw
(∫°Д°)∫
(学文路から京大坂道を登っていく道中に作水坂がありますがくれぐれも自己責任で♥)




ヨシャヨシャ。
とりあえず栄養補給しとこけ




峠に住まれてる可愛らしいお婆ちゃんと談笑しながら一服した後
この暗峠の石碑を左に入った細い登山道から生駒山頂を目指します
こっからがヤマレコの本当の出番でゲスな




本日初めての未舗装路に突入




高度もジワジワ上がってきてます




見晴らしの良いエリアに出てきました




(*´∀`*)




自販機があるしゴミ箱もあるので




ココで糖分も補給する事にしました
炭酸飲料のファンタグレープみたいなシュワシュワな喉越しを想像してたら無炭酸でガクッとなったのはご愛嬌




スポーツようかんも食べたこっちゃし
あともう1踏ん張り行きましょけ




ヤマレコのルートが示す方向に道らしきものが見当たらず再度コンパスを照らし合わせて見つけたのがこの入り口。




グーグルマップではこんな道…網羅しきれてなかったんちゃいますかねシランケド
さすが登山アプリのヤマレコ




トレッキングポールで羽虫や蜘蛛の巣を払いながらも
電波塔の所までやって来ました
子供の頃から東の方角の生駒山を見渡した時にいつも見えていた電波塔がコレらだったんですねぇ〜
いや初めまして。






とか何とか言うてるうちに生駒山上遊園地(頂上)に到着〜!
( 」゚Д゚)」





見晴らしサイコー!
( 」゚Д゚)」ヤホー




じゃあ今度は石切のほうへ下っていきま〜す





ヤマレコが無かったら判らなかったかも知れない…下山道






下りに入った途端、容赦なく膝に激痛が襲って来ました!
いつもより重い荷物を背負ってるのでトレッキングポールを使っていてもヤバい痛さです
( ;∀;)





あまりにもの膝の痛みに耐えかねロキソニンを飲もうとリュックをおろし、中腰の姿勢になりかけたところ



今度は両太ももが痙攣を起こしやがった!
((((;゚Д゚))))




うぬぅおぉおぉおぉおぉ!
(°Д°; ≡ °Д°;)



イダイ!マジでヤバいゾ!
(°Д°; ≡ °Д°;)


お客さんから『足が攣った時には芍薬甘草湯がエエよ』って教えて貰ってたのに…買うの忘れてた…(泣)
( ;∀;)





すったもんだありながら
ようやく痙攣の波が穏やかになって来たので再出発
正直…こんな山の中でどうなるかと思いましたわ
( ;∀;)






クソ…
何やねんこの下り坂





んふー…






お地蔵さん





手すり付きの階段は太ももに負荷が掛からないよう後ろ向きで降りていけるので個人的にはボーナスステージだと思ってます




汗かいてきたのでレインウェア脱ぎます





暗い夜道を一人で歩いて来ましたスミマセン




生駒山頂から2時間かかりましたが石切まで降りてこれました〜!





いやぁ〜懐かしい!
ガキの頃、初詣にオヤジと兄貴と3人で40年前に来て以来っすね
(´✪ω✪`)





参道の商店街を見やりながら下っていきます





懐かしい





逆光





地鶏





ハイ
思い出深き明石焼きのお店『たこつぼ』さんに到着〜♪




早速、明石焼きとぉ〜
お稲荷さん3つとぉ〜
車じゃないのでビールもいっちゃいましょか〜♪
\(//Д//)/♥





そうそうコレ!
明石焼きの出汁が入ったこのタコ型の焼物!
40年前に来た時の記憶そのままです
\(//Д//)/♥




嗚呼ァ…この優しくも懐かしい味…
\(//Д//)/♥





もう…電車で帰ろっかなw
\(//Д//)/♥

(↑ビールなんて呑むからヤ)





てな訳でココからは自宅まで14kmを歩いて帰りますが…やはりインド映画の上映時間までにアリオ八尾へは立ち寄れそうに無いので真っ直ぐ自宅へと向かう事に致します





参道を下りていきますと





ゴンさん御用達の石切カクマンさん




石切神社
沢山の人がお百度参りしてはりました




生駒山を見渡せる下界まで下りて来ました






花園ラグビー場の横を通り






そこから2時間掛かって久宝寺の辺りまで戻って来たのですが…
よくよく考えると石切を出発して以降ずっと休憩無しで歩き続けてましたわ(汗)
(;°;∀;°;;)




そもそも自宅を出てから生駒山頂までの道中は1時間毎に休憩と栄養補給をしていたお陰なのか…重たい荷物を背負ってた割にはそんなにバテてはいなかった筈なんですよね…
(;°;∀;°;;)


ところがどっこい下山ターンになってから休憩ルールをないがしろにしだし…
挙句、明石焼きを食べながらビールなんか飲んじゃってからはペース配分もグダグダで…
(;°;∀;°;;)





もう…最後は完全なガス欠というか…自宅に辿り着くのもやっとという感じで本当に倒れそうなくらい疲弊しながら自宅に帰って参りまして…





1:30にスタートしてゴールしたのが16:00…
距離にして35kmの距離を歩くのに何だかんだ休憩も含めて14時間半も掛かっちゃってるんですよね
( TДT)


これがもし実際の鯖街道針畑越えを想定するとなると…
初日が日曜の仕事を終えてから特急とJRを乗り継いで起点となる小浜まで移動し(←既に疲れてる)
日付が月曜に変わるくらいの時刻からスタートし、800m級の峠を1つ越えながら41km歩いて激疲れの状態でテントを設営しなければならず…今回のようなたかだか650m級の峠を越え35km歩いただけで倒れてるような事ではおハナシにもなりません…
( TДT)

そのうえ2日目は暗いうちににテントを撤収し、4:00にはキャンプ場を出発して夜明けと共にオグロ坂、花背峠とこれまた800m級の峠を2つ越えながら35kmを歩いてゴールの出町柳まで辿り着け…る気が全くしないワ(汗)
(;°;∀;°;;)





ソッコーで風呂に入り(もはや爪が剥がれぬよう、指に巻いてたテーピングを剥がす気力さえ無く)、僅かでも体力が戻って来たならば観れなかったインド映画の代わりに近所のインド料理屋さんにでも食べにいくというオチを考えつくも疲れ過ぎてそのままカップラーメン食べて明くる日まで泥のように寝てしまってたのが実情で…
( TДT)





結論。

この作戦での踏破はムリ

( TДT)…






やっぱ峠を越えながら長距離を縦走するのに12kgの荷物ってのは…僕の体力的には重すぎる
( TДT)


寒い時期に挑もうとするからそれなりの装備を担いでいかなくてはならない訳で…しかしながら僕の目的は単純に『鯖街道針畑越え』を踏破する事なので、考え方を改めて季節を最大限味方に出来る5月とか10月辺りにUL(ウルトラライト)な装備で挑むべきではなかろうか…な…と。
( TДT)


あと…途中で酒なんて絶対に呑むもんじゃぁ〜ございませんね…
( TДT)
(↑身をもって知りました)



1時間毎の休憩や栄養補給などのペース配分もかなり重要、芍薬甘草湯も忘れちゃダメ!
( TДT)



まぁ…ヤマレコや腕時計の計器類のお陰で道迷いの懸念が払拭できたのは唯一の収穫と致しましょうか



てな訳で色々反省点が見つかったので縦走計画は最初から練り直しまぁぁぁぁ〜す…
( TДT)

乙…