西川あゆみblog

日本共産党明石市議会議員
*西川あゆみの活動日記*

宿題と、温かい給食の温かい議論

2012年08月28日 | 活動報告
24日は、上ノ丸会館ほか3か所で開かれた
新婦人の子育て部の企画、宿題やっちゃお会を見てきました。
夏休みも終盤のこの日、10人くらいの小学生の参加が。全員男子。
スタッフは元教師、元児童クラブの指導員のみなさん。

宿題したあとは工作。
梱包用のテープを編んでボールを作るのですが、結構難しい。
くやしくて涙しながら頑張るこどももいました。
みんな元気いっぱいで
完成したらすぐサッカー開始です。
スタッフの反省会?では、子どもたちの様子を交流し
冬休みの宿題やっちゃお会のこと、
最近の暑さは異常だから学校はクーラーを完備しないとね、など
話し合っていました。

そのあと、
午後は独立行政法人明石市民病院の評価委員会を傍聴
2回目の会議は、主に前回の修正点の確認で、短い会議でした。
歩いて市役所へ帰り
中学校給食検討委員会の傍聴

給食検討委員会は毎回内容が充実しています。
5月から始まって今回は第5回目になります。他市への視察も重ねています。

24日の委員会で出た意見をピックアップすると

給食費の収納率は明石市は99.9%
委員の皆さんもいい意味で驚いていました。
「テレビを見ているとどれだけの人が払ってないのかと思っていたけど
そんなに払っているのか、と思いました。」
 テレビが大げさにあおっている面もあるのです。
「この結果は努力の結果であって、教師の負担は大きい」という意見もありました。

・きめ細かな対応は小規模の施設でないと、
 なるべく小規模で。1センターではとても無理

・小学校も含め、先生の負担軽減のために栄養教諭を全校に配置してほしい(教師)

・早期実現を求める意見に胸がいっぱいになる。
温かい給食というのは、物理的に温かいではなくて、地産地消
 地域のみなさんに参加していただいて、地元産のものをできるだけ
 取り入れてもらえたら、地域も自立できていく。
 その方向でやっていただけたらと思う(公募市民)

同じ日に同じ食材をたくさんそろえるのは難しいが
 1/3,1/4ずつ日をずらしてやるのは何ぼでも可能。

 アンケートでは市民は方式はどっちでもいいようだ。
 ここで検討して一番いいものにすればいい。
 日本一の給食をするんやったら
 市は、ここまでやったらお金を出せる、そういう意気込みがいる。

 そんな意気込みでやるなら大変でも先生方もわかってくれると思う。(漁協)

・強い思いは持っている(市担当課)

・家庭への食育をしっかり位置づけること。米飯給食は週4,5回にしてほしい(公募市民)

・社会的に健康的な食に取り組んで効果を上げるために食育基本法ができた。
 若い人たちが教育で身につけた良い食習慣を続け、
 次世代までつなげていくことが
 望まれている。すぐに効果が出ないかもしれないが、
 取り組む中で生産システムも変わるかもしれない、

 大きな流れの中の一つとして給食を考えていきたい。(栄養教諭)

きちんとした給食を出してこそ食育ができます。
 現在小学校でもそうしていますが、
 良い給食を出して、子どもたちに伝えたい。

 他市のお弁当形式ではなく 右にお汁、左にご飯があってというところから。
 食材も、農薬、遺伝子組み換えのこと、などに配慮して選んでいます。
 それをそのまま中学校でもしていきたいと考えています。(栄養教諭)

お話から、誇りを持ってお仕事をされていることが伝わってきます。
こんな栄養教諭さんの思いに守られている子どもたちは幸せです。
どうぞ、中学生たちにも、こんな給食を食べさせてください。
美味しくて心のこもった給食は、中学生の心も身体も育ててくれると思うのです。

明石の中学校給食、「現場の意見を聞いて」「日本一の給食」という言葉が
キーワードになってきているようで嬉しいです。


明石市の中学校給食検討委員会資料はこちらで公開されています

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