つむぎの会

去年の１０月だか１１月だか
新聞を見ていたら「震災で子どもを亡くした親の会　つむぎの会」
という記事が目に入った。

私が住んでいる酒田は日本海沿いで震災の被害はほとんどなく
周りに身内を亡くした話しも聞いた事がなかった。
一万数千人もの方が犠牲になったといえ私の知ってる範囲の周りでは
震災前と何も変わらない生活があり
うちの子達だけなぜいないのかわからない
心が締め付けられるような苦しくてせつない日々を
ただ坦々と生きていたような気がした。

そんな時に見つけた記事
すぐに連絡をとり参加する事にしました。　

参加したからといって哀しみが薄れる訳でも少なくなる訳でもないけれど
自分がどうすればいいか　どう生きればいいのか
わからなくなっていたから
同じ状況で愛する我が子を失った方達は
どうしているか　どう生きているのか知りたかったし
話しがしたかった。

そして月一　石巻の会に参加させてもらって
哀しみをわかち合いつながっています。

また来週も行ってきます。

今日

小さい子どもを連れた若いお母さんを見るとアユを思い出して胸がしめつけられる。
少し前まではベビーカーを押したアユ似の後ろ姿の人につい付いて行ってしまったりする事があった。
私は保育園で働いているから小さい子どもには慣れているはずなのに
外で見ると気持ちが落ち着かない自分がいる。
誰を見てもアユと凛が一番かわいいからくらべものにならないんだけどね

今日はなんとなく気持ちが落ち着いてる。
一周忌だ追悼式だといろいろ忙しかったからかなあ
心がザワザワしてるから何のタイミングで涙が出るか自分でもよくわからないんですけどね

アユと凛がいなくなって去年を振り返る日々が続いていました。
去年の今頃こうしてたこんなメールをくれたとか凛が風邪ひいたとか寝返りしたとか
アユは必ず「大きくなったらヤンチャ坊主だね」て言っていた。
ヤンチャになる凛を楽しみにしていたのに・・・・
３月１１日の２時４６分からは去年を振り返れなくなりました。
振り返ると辛い日々の始まりだもの
去年の今頃は元気でいると信じて疑わなかったけどね
結局振り返ってる

３月１１日

私の娘アユ　孫　凛は去年の３月１１日にいなくなってしまった。
あれから１年　あっという間だったのか長かったのかさえよくわからない　
３月１１日２時４６分まで幸せな生活があったはずなんです。
なぜだかどうしてだかわからないまま過ぎた１年　　
ただただ悲しかった　悔しかった。
先週１周忌をすませ昨日住んでいた女川町の追悼式に参列しました。
小さい町の全住民がいるんじゃないかと思う程大勢の人が集まっていました。
その中に私がいて家族がいるのに
何を見ても何をしてもアユと凛がいない事がまだ信じられない。

ブログを始めてみました

毎日、いろんな思いや、心に浮かぶことがあるけれど、
がんばってブログに書き留めてみようと思います・・・。