元々の、そうした定型化したシチュエーションに、
小督には、以下が付け加わっています。
・嵯峨野の方の秋の空=秋
・名月=秋(中秋の名月)だからというのと、
馬の名前(名月)とが掛けてあります。
・峰の嵐、松風
・お琴の音
・想夫恋
謡曲 小督 後、そのシチュエーションのもたらす情緒を、
よほど、日本人は好んだようです。
(まあ、我ら日本人好みではありますよね)
例えば、
明治以降の筝曲に「嵯峨の秋」というものがありますが、
その歌詞は、以下のようになっています。
筝曲「嵯峨の秋」
さらでだに
ものの寂しき名に立てる
嵯峨のあたりの秋の暮
月は隈なき柴の戸に
忍びて漏らず琴の音は 峯の嵐か松風か
尋ねる人のすさびかや
駒をとどめて聞く時は
つま音しるき想夫恋
つま音しるき想夫恋
小督には、以下が付け加わっています。
・嵯峨野の方の秋の空=秋
・名月=秋(中秋の名月)だからというのと、
馬の名前(名月)とが掛けてあります。
・峰の嵐、松風
・お琴の音
・想夫恋
謡曲 小督 後、そのシチュエーションのもたらす情緒を、
よほど、日本人は好んだようです。
(まあ、我ら日本人好みではありますよね)
例えば、
明治以降の筝曲に「嵯峨の秋」というものがありますが、
その歌詞は、以下のようになっています。
筝曲「嵯峨の秋」
さらでだに
ものの寂しき名に立てる
嵯峨のあたりの秋の暮
月は隈なき柴の戸に
忍びて漏らず琴の音は 峯の嵐か松風か
尋ねる人のすさびかや
駒をとどめて聞く時は
つま音しるき想夫恋
つま音しるき想夫恋