井手の左大臣-橘諸兄墓-

2014-03-25 17:25:47 | 歴史あるトコ-京都

京都府南部にある井手町

 

奈良時代、橘諸兄(たちなばのもろえ)が別荘や寺を建立した場所です。

 

 

橘諸兄は元皇族。

葛城王(葛木王・かつらぎのおおきみ)といい、

敏達天皇の5世(もしくは4世)子孫で、母は県犬養三千代です。

 

県犬養三千代・・・・つまり橘三千代。

藤原不比等の後妻、聖武天皇皇后の母です。

 

葛城王と弟・佐為王は、母・三千代が賜った橘宿禰姓を継ぐことが許され、

橘諸兄、橘佐為と名乗り、臣籍降下します。


ここで「源平藤橘」の一つ、橘氏が生まれたわけです。


 

 

 

 その井手町・・・・街中の至るところに、史跡案内の表示があります。

 

その中でも、以前から興味のあったトコ・・・・

 

地図上にある「橘諸兄墓」。

 

どうみても道がない、山の中・・・・

 

その街中にある案内板を頼りに、山の中へ・・・・

 

もちろん車で行けるトコまで・・・・

 

で、出てきたのが、

「橘諸兄公旧址参道」

 

 

旧址って何よ?

 

墓は?

 

屋敷跡ってこと?

 

 

 

ブツブツ言いながら、階段を登ると、

でっかい碑!

 

 

その横に・・・・

供養塔

 

それも、ムチャクチャ現代的。

 

 

後で調べるとどうやら、古墳の墳丘のようです、ここは。

でも 天平勝宝9年(757年)に亡くなった諸兄の墓にしては、250年ほど古いとか・・・・

 

 

 

で、ホントの墓は何処なのよ!!

 

 

 

一度、行ってみて

京都府綴喜郡井出町  橘諸兄墓

 

 

 



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