関所跡-ひいらぎ峠-

2013-09-10 12:36:23 | 歴史あるトコ-兵庫

 交通の要所に設置された、徴税や検問のための施設・関所


古くは飛鳥時代の天智天皇の時代には存在していたようです

律令制で戸籍が作られ、勝手な移動を規制するためのものでしたが、

平安時代以降、関所で通行税がかかるようになります。

これは関所を設けた側の金儲けの手段である反面、

通行者に対して通行の安全を保護する義務がありました。


この関所を廃止させたのが、織田信長、豊臣秀吉でしたが、

江戸時代に入ると、再び関所が設けられ、

通行手形を用いるようになりました。

江戸在住の大名の奥方が勝手に国へ帰国すること、

江戸への鉄砲の流入阻止が、幕府によって厳重に規制されました。

 

まぁ、簡単にいえば関所=空港、

通行手形=パスポート、

通行税=空港使用料と考えていただければ、ご理解可能かな?

 

大阪府豊能郡能勢町と京都府亀岡市の県境に

「ひいらぎ峠」という峠があります。

ここに「吉野の関と呼ばれる関所跡があります。

 

 

 

関所破りは重罪で、磔付にされたとか。

明治2年に政府によって廃止されるまで、全国に設置された関所。

童謡「通りゃんせ」はこれらの「関所」を舞台にしているという説があるようです。

 

 

一度、通ってみて

大阪府豊能郡能勢町・京都府亀岡市 県境  ひいらぎ峠



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