真の墓所-高松塚古墳-

2014-09-10 12:18:10 | 歴史あるトコ-奈良

今まで何度となくご紹介した奈良県明日香村にある

特別史跡 高松塚古墳

 

以前の記事は

↓ ↓ ↓

誰もが知っている・・・はずだった-国営飛鳥歴史公園-

変わりすぎ・・・・-高松塚古墳-

キトラ古墳壁画・高松塚古墳壁画修理作業室(第11回) 公開

特別史跡 高松塚古墳・キトラ古墳

第12回 国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開

 

 

誰もが知っている・・・と思っていた高松塚古墳ですが、

意外と歴史に興味のない方は知らなかったという驚愕の事実を、

私自身、受け止めることになった古墳です。

 

 

なんで有名なのかというと・・・

学校の教科書にも載っている飛鳥美人

 

これらの極彩色豊かな壁画の発見で注目を浴びたからです。

 

発見は1972(昭和47)年3月21日

 

1970年に村民が古墳を発見。

明日香村が村史編纂のため、未発掘の古墳の調査をするため、

1972年に橿原考古学研究所の指揮のもと、発掘を開始します。

 

で、見つかったのが今まで発見されたことのない、

大陸風壁画を持つ古墳だったわけです。

 

 

1983年に発見されたキトラ古墳の壁画を合わせて、国内2基のみです。

 

なので壁画は「国宝」に指定されています。

 

 

この高松塚古墳、以前は・・・・・

こんなんでしたが、今は築造当時の墳丘に復元されています。

 

中は空ですが・・・・単なる土の山(笑)

 

 

で、ここから本題。

 

前日、この壁画の修復作業室の公開に行ってきました。

その時、ふっとした疑問が・・・・ 

で、文化庁の方に聞いてみました。

 

「高松塚で発見された人骨は、どこで保管されているんですか?」


「高松塚のそばにある祠です」

 

えっ!

そういえば・・・・以前、見た気がする。

なんだ、これって思ったやつが・・・・

 

 

 

ということで、何度目かの再訪問。

以前、スカスカだった四神の花の造形も、

緑緑してました。

 

というか、もう彼岸花咲いてるし・・・・Σ(・ω・ノ)ノ! 

 

 

で、目的の祠は古墳の横。

木々に囲まれた静かな場所にありました。

古墳の被葬者が眠る現在の墓所です。

 

 

以前は古墳前から2手に分かれた道がありましたが、

今は古墳の全体が見えるところに歩道が整備され、

祠前の歩道はサブ的な感じになっていました。

 

被葬者は40代から60代の男性。

天武天皇の皇子説がありますが、真相は不明。

 

 

写真を撮ること、ブログでアップすることを

きちんとお詫びしてきました。

 

 

 

一度、行ってみて

奈良県明日香村  高松塚古墳

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。