奈良県天理市
黒塚古墳
行燈山古墳(崇神天皇陵)や渋谷向山古墳(景行天皇陵)のある柳本古墳群の一つで、
古墳時代前期(3世紀後半~4世紀前半)に築造された全長130mの前方後円墳です。
竪穴式石室で、刳抜式木棺が納められていました。
この古墳・・・なにがすごいって・・・
三角縁神獣鏡が33面、
画文帯神獣鏡が1面、出土した古墳なんです!!
中国の歴史書・魏志倭人伝に、「239年(景初3年)魏の皇帝が卑弥呼に銅鏡百枚を下賜した」
という記述がありますが、この銅鏡が三角縁神獣鏡じゃないかと言われています。
実際、その「百枚」を超える三角縁神獣鏡が
各地で出土しているんですが・・・ァ,、,、.....φ(´∀`;q・゜・
国の史跡に指定され、柳本公園として整備されています。
古墳に隣接するのが・・・
天理市立黒塚古墳展示館
吹き抜けの館内には、竪穴式石室の実物大模型が展示されており、
観る者を圧巻させます!!
古墳頂上からは、卑弥呼の墓とも言われている箸墓古墳が見えます。
この鏡が卑弥呼の鏡なのか?
さてさて真相は・・・・やはり歴史の闇の中ですね。
一度、行ってみて
奈良県天理市 黒塚古墳