lea★'s cafe

~気まぐれ日記~

日記やグチ、映画や本の感想など、気が向いたらちょこちょこっとね。

悲しい出来事。

2011年04月17日 | 日記、雑感
先日、友人の子供さんが亡くなりました。
小学6年になったばかりのまだ若い命でした。

スーパーなどで偶然出会うと
「○○~~!」と私の名前を大きな声で呼んでくれる
元気な男の子でした。

まだ1~2歳の頃に、骨髄の病気になって
いろいろ治療を受けながらも元気に過ごしていました。
…1年前までは。

実は色々あって、この友人とは疎遠になってました。
ちょうど1年くらい前から。

それまでは私にとっては一番の友人だと思ってた。
でも友人にとって私は、やることなすこと無神経な
気に入らない存在だったのだと
気づかされる出来事があって。

私が友人のためを思ってしてきた全てのことが
彼女にとっては私のわがままにしか映っていなかったのだ、と
神経を逆なでる行為にしか過ぎなかったのだ、と
30年ものつきあいの中で、今になって初めて気づかされて。

どちらからも連絡をしなくなって、1年が過ぎてました。


そして、突然知った、子供さんの死。

この1年の間に、何がどう変わってしまったの?



すぐに駆けつけて声をかけたいと思った。
子供を先に亡くすなんて、どんなに力を落としているだろう。
一緒に肩を抱き合って泣きたかった。

けど、一番辛かったであろうこの1年間、
私は何も知らずに、何もしてあげられずに、残酷に時だけが過ぎていた。


今さら、私が駆けつけたところで、
声をかけてあげたいと思って電話してみたところで、
実際に彼女にとって有り難いことであるわけがなく、
むしろ彼女にとっては、無神経な要らぬ訪問にすぎないのだろう、と
そう思って、とどまった。


お通夜に娘と参列して
肩を落として、力なく立っている友人の姿を見たら
涙が出た。

帰り際に挨拶をするところで
「何も知らずにごめんね」とだけ言ったけど
聞こえたかどうかはわかならい。


家族ぐるみで付き合っていたので
お葬式には旦那と参列した。

気丈に挨拶をされるご主人のその隣で
黙って力なく立ってる友人が、
もうとても遠いところに行ってしまった気がした。


知人から、だいたいの経過を聞いた。
1年の間に病状が悪化して
辛い治療の日々だったのだと知った。


いまだに私の中では葛藤している。

このままでいいのか。
声をかけてあげてもいいのだろうか。
それは友人にとって嬉しいことなのか、
うとましいことなのか。


今さら声をかけたところで
辛かったこの1年を私に説明することから始まるのなら
そんな残酷なことはやはりできない。

今はただ、子供さんのご冥福を祈ろう。


12年という短い生涯を終えた○○くん。
苦しい病気と闘って辛かっただろうね。
12年間の間に味わった楽しい出来事をお土産に持って
天国へ行ってね。

天国から、お父さん、お母さん、お兄ちゃんを見守ってあげてね。

そして安らかに眠れますように。

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3 コメント

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辛かったね (くれ☆)
2011-04-22 12:57:21
ちょうど1年前、私のことを「母ちゃん」って言ってた職場の後輩が切迫早産の危機を乗り越えて可愛い赤ちゃんを産んだのよ。
でも、赤ちゃんには重篤な心疾患があって、14日で天使になって召されたの。

お葬式は、生後間もない赤ちゃんだからと、身内だけで。
お参りはお断りの連絡があったんだけど、泣きながら後輩に「○○ちゃんを抱っこしたい」ってメールしたら、ご主人からお参りに来てくださいと連絡があったの。

お参りに行ったら、憔悴した若夫婦が大事そうに赤ちゃんを読経のあいだ抱っこして話しかけていて、隅っこに座っていたけど涙が止まらなくて。

お焼香の代わりにみんなでその赤ちゃんを抱っこして話しかけて。
私の順番がきたとき、本当にかわいい寝顔の赤ちゃんを見て「逢いたかったよ・・・やっと抱っこできた」と話しかけ、そのまま後輩と抱き合って声をあげて号泣。
彼女、思いっきり泣くことできたんじゃないかな・・・って自己満足かもしれないけど。

そして、赤ちゃんを抱っこしてオープンカーで
斎場まで最後のドライブへ出発した夫婦の顔に笑顔があったのをみて「2人で乗り越えられるな」って思ったの。

子供に先に逝かれるって、想像を絶するものがあるよね。
ましてや、病気の子供を抱えて気が張っていた日々。
御友人は、きっとふとした時にlea☆に色々聞いてほしくなるし、一緒に泣いて欲しくなる日が来るよ。

心からそのお子様のご冥福をお祈り申し上げます。
返信する
くれ☆ (lea★)
2011-04-23 20:03:20
思い出しても辛いだろうに、書いてくれてありがとう。

シンガーソングライターの野田淳子さんのアルバムの中に「天使のリン」という曲があるの。

初めてこの曲を聴いたときは涙があふれた。

URLに入れておくので、聴いてみてね。

その若いご夫婦も、1年過ぎてようやく平常に戻れつつあるのでしょうか?

子供を先に亡くしたら
もう生きていけないと思うだろう。
それでも残された家族のために生きなければだめだよね。
そんな途方もなく辛いことを乗り越えた人間には
きっと計り知れない力強さが備わるに違いない。

そのご夫婦にも、私の友人にも
これからの人生を力強く生きて下さい、と
心から願います。
返信する
URLは。。。 (lea★)
2011-04-23 20:05:42
くれ☆

上のコメント、URLに入れておく、と書いてるけど
私の名前にリンクが張られているので
lea★のところをクリックしてね。
返信する

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