草原の椅子(下) 読書2010-08

2010-02-28 16:23:07 | 読書
『草原の椅子(下)』(宮本 輝著/新潮文庫)


男二人とひょんなことから知り合いになった女性と
またまたひょんなことから預かることになった
赤の他人の幼児とともにパキスタンへ旅することで
生きることの意味を描く。

作者もあとがきでも述べられていますが、
この国に対する憎しみが随所に語られています。
普段自分が感じることでもあったので、みんな
考えている共通した認識なんだなと思いました。

宮本輝氏の小説は人を引き込ませる魅力がありますね。
だからやめられない。