電気の苦手なアコースティック・ギタリストに贈る…

アコースティック・ギターの音色は好きだけど,電気の分からないギタリストの一助となれば幸いです.

XLR or TRS ?

2013-05-05 23:19:08 | MIX
私はノイズが嫌いです.

特に優しい静かな音楽では,そのノイズが目立ってしまい.

芸術性を低めてしまうからです.


シールドのバランス・セミバランス・アンバランスについては

以前にお話しさせていただいたので,割愛させていただきますが,

バランス接続については,対応した機材でないと効力を発揮することはできません.
(セミバランス接続については未だに謎です)


これらの接続方法を議論すると

明らかにバランス接続が外来ノイズに対して有効なのですが,

この接続方法と,端子形状とを理解せずに議論すると話は噛み合いません.


XLRとTRSは電気的に全く同じ効果を期待できます.

HOT(Tip)からCOLD(Ring)を減算してノイズ成分を除去する効果です.


しかし,「接続」することに関して言えば,

XLR>TRSであることは誰もが認めることでしょう.

TRSは引っ張られる力や回転する力によって接点が移動し,

ノイズ発生の原因となってしまいます.


また,接触面積の大小も議論する余地があるでしょう.

抵抗値の少ない(断面積の大きい)ケーブルなら電流も流れやすく

ピックアップによって誘導された電圧は

機材に大きな電流を供給することが可能ですが,

Phoneプラグ-ジャックのような接触面積の小さな接続では

せっかくのケーブルの持つ力も激減してしまいます.
(私には認識しにくいですが (汗).あくまで電気的なお話)




私はできる限りXLRプラグ-ジャックを利用しています.

…オタクですから(笑)

アコースティック・ギターのためのエフェクター ~エフェクタ篇 -2- ~

2012-07-15 23:40:31 | MIX
2012/07/06~08

「中川イサト ギター・セミナー in 淡路島」に参加してきました.


アコースティック・ギターリストの多くはLEXION LXP-1がリバーブの代表選手でしたが,

発売から20年以上! 生産中止からも随分と経ってしまいました.(汗)


実はギター・セミナーではイサト師匠もさすがにLXP-1じゃなくなっていたのです!


な,なっ,なんと…

Digitech RV-7でした.



LEXI Chipをシミュレートしただけあって,プロの使用にも充分です.

なにせコンパクトでこの音色ですからイサト師匠が選ぶのも納得のいく事実です.

音色や操作性はもちろんですが,

ツアーでは軽量かつコンパクトと言うのも欠かせない条件です.


セッティングについてもうかがってきました.

詳しいお話は,小出しにしていきます! (笑)