各地で3月11日にむけてのイベントが開始されていますね。
前橋市の千代田町に鎮座されている熊野神社でも当日慰霊祭を行います。
その記念祭に間に合うように参道の整備工事が開始され、
御影石の素晴らしい参道が出来上がります。
工事に携わった方が石巻市の瓦礫撤去のボランティアの際に
大事に持ち帰った瓦礫をこの参道脇に埋めたそうです。
何て素晴らしいことを・・。
宮司さん不在の熊野神社は地域の氏子さん達で運営しています。
勿論、行事の際には宮司さんがいらして祝詞をあげて下さいますけれど
毎日の朝、昼、夜のお勤めはこの地域の方が神社の前を通る度に
お参りをすることでまかなっております。
氏子さん一人一人が宮司さんなのです。
我が家からなんと3分。
朝は毎日、早朝にお参りさせて頂き新鮮な「気」を頂いている幸せな私です。
とっても小さな小さな神社ですけれど、私共の商店街、町を見守ってくれている
素晴らしい神社です。
以前、何かの本で宮司さん不在の神社は清められていない・・と
そんな文章を読んだことがありました。
どんな方が書いたのでしょうね。
日本人の神様に「手」を合わせるという精神を考えましたら
そんな理に合わないことを、よくまぁぬけぬけと書けたものだわ!と
呆れてしまいました。
そこにお社が建てられたその時から既に神様が降りていらっしゃる。
お社を感謝しながら清掃し、お参りし、節目の奉りごとを皆でして
住民の心の拠り所となっていたら、それはもう立派な聖地です。
ご近所のお年寄りの方の参拝していらっしゃる背中を拝見する度に
熊野神社はこの方達の祈りで聖地となっているのだなぁ・・と思います。
3月11日の震災慰霊祭、ご報告致しますね。
きっと想いが伝わると信じています。
参加はできませんが、気持ちでは参加しております。前橋の神社にはなかなか参拝する機会がありませんが、とてもいいお話ですね。胸が一杯になりました。
chihoさんの想いは必ず私がお伝え致します。
11日は1時間ばかりお店はクローズして
私も慰霊祭に参加致します。
今度一緒にお参りしましょうねっ!!