3級整備士自動車講座テキストの練習問題
”安全運転のために必要な4つの条件”を挙げろという問題ですが・・
またしても記述式でなんだか漠然としていてよくわかんない。
そら、前方をしっかり見ることでしょ・・くらいしか頭に浮かびましぇん
答えは・・
1.情報を十分に取り入れること
霧の中で十分な情報がない図
情報の種類としては、動いているものと止まっているものに分かれて
動いているものは、周囲の車、自転車、歩行者など
止まっているものとしては、信号、駐停車しているクルマ、標識、路面の状況など
これらの情報を特に混雑した状況の中では、早く正確に取り入れることが必要とのこと
また、見通しの悪い交差点や悪天候など十分な情報が得られない場合は、どんな事態が
起こっても安全に対処できるような態勢をとって走らなければならないとのこと・・
うーん、まあ慎重に無理せずという理解でいいのかな~
(しかし、よく考えたら自動運転車ってスゴイですね。これらの情報をすべてセンシングしているわけでしょ?)
ここで昔Drが話していたある事故の例を思い出しました。見通しが良くても事故が起こるんです。
近づくクルマが止まって見える?危ないコリジョンコース現象
次の動画は実際の事故映像を使っているのでリアルです。なぜ止まって見えるか図解もしています。
見通しの良い交差点でなぜ… 錯覚に潜む危険「コリジョンコース現象」とは (20/07/17 12:00)
(なぜか開始位置がセットできません・・ 3:06くらいから見てください)
テキストの問題に戻ります。
2番めの答えは・・
すばやく判断し、確実に操作する・・とのことですが、なんか抽象的?
よく読むと、答え1.の情報を漫然と受け入れるだけではダメで、よく考えて適切な操作を
迅速に行なえということですね・・
ある程度、運転の経験も必要だし、体調(感情面も含めて)管理も必要というようなことも書いてあります。
3番めの答えは・・
予測運転を心がける・・でした。
”危険を予知しろ”ということですね。例えば、空のタクシーが前を走っていて
その先で、手を上げている人を見つけたら、当然タクシーは停止するだろうから
2車線なら予め右の車線に移るか、1車線なら停止することを覚悟しなければならないということですね。
4番目の答えは・・
セーフティ・マージンを確保しろということでした。
セーフティ・マージンって?聞き慣れない言葉ですが(google検索してもあまり出てこない)
文字通り「安全な空間」の意味で、もっともわかりやすい例は、適正な車間距離を保つこと・・
他には、駐停車のクルマが多くていくつかの車線がある道路の場合は、一番左の車線を
避けて走行するなど・・
でした。
あとがき
ワタクシの運転経験で一番ヒヤッとしたのは、二十歳頃アルバイト中の運転で子供5,6人が
ある工場の門から、急に飛び出してきて(鬼ごっこでもしていたのでしょう)
パニックブレーキを踏んだことです。間一髪でした。
それ以来、スピードを出さなくなりました。
(それまでけっこう飛ばしていましたし、運転技術の過信もありました。)
なので、スピードを出しすぎない(交通法規を守る)、運転技術を過信しない
ということも、”安全運転のための条件”に加えてもイイかもですね・・