先日、相方の大学時代の友人が上演に関わっているということがきっかけで、
静岡市の舞台芸術公園へ『女王メディア』という演劇を見に行った。
この公園は車で山を登ったところにあって、静岡市が演劇のために作った
という広い公園全体は演劇をコンセプトに作られている珍しいところ。
舞台は屋外の森の中で、降っていた霧のような雨の効果も相まってなんだか神秘
的な空間。
バックに深く高い木が多い茂っている舞台が、しんと静まり返った瞬間は鳥肌も
のだった。
そしてなにより、劇そのものがよかった。
よかったなんて素人が簡単に言えるような生半可な良さじゃないんだろうけど。
演劇がこんなにも知的で、神秘的で、視覚と音とそして静けさで心を打つものだ
なんて。
世界でも喝采をあびている演目だとのことだけれど、ギリシャ悲劇が僕らよりも
身近なヨーロッパの人たちにとっては、明治日本の舞台に置き換えられた『女王メディア』
はより衝撃的なんじゃないかと想像して楽しい。
こういう、心を打つ演劇をもっと観たい。
ただ、翌日に見たブラジルの演劇は難解すぎてぎぶあっぷ。
まあ、本も映画もなんでも同じようにいろいろ観ることが大事なんだろうな。
静岡市の舞台芸術公園へ『女王メディア』という演劇を見に行った。
この公園は車で山を登ったところにあって、静岡市が演劇のために作った
という広い公園全体は演劇をコンセプトに作られている珍しいところ。
舞台は屋外の森の中で、降っていた霧のような雨の効果も相まってなんだか神秘
的な空間。
バックに深く高い木が多い茂っている舞台が、しんと静まり返った瞬間は鳥肌も
のだった。
そしてなにより、劇そのものがよかった。
よかったなんて素人が簡単に言えるような生半可な良さじゃないんだろうけど。
演劇がこんなにも知的で、神秘的で、視覚と音とそして静けさで心を打つものだ
なんて。
世界でも喝采をあびている演目だとのことだけれど、ギリシャ悲劇が僕らよりも
身近なヨーロッパの人たちにとっては、明治日本の舞台に置き換えられた『女王メディア』
はより衝撃的なんじゃないかと想像して楽しい。
こういう、心を打つ演劇をもっと観たい。
ただ、翌日に見たブラジルの演劇は難解すぎてぎぶあっぷ。
まあ、本も映画もなんでも同じようにいろいろ観ることが大事なんだろうな。