キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

博士の愛した数式

2006年11月21日 | Weblog
『博士の愛した数式』を見た。

超大作でもないし、ぐわ~と盛り上げる映画でもなくて、鳥肌も涙もでないけれど、いい映画だなーーーと思って寝た。

ほんとにいい映画、いい話だと思う。

深津絵里が母子家庭の母役で、印象的だったのが、子供に対して
「今日は、お母さん悪いことをしました。謝ります」
って言うシーン。
こんなに素直に、子供に謝れる親ってなかなかいないと思う。
大人って、いろんなものでどんどん凝り固まって、プライドが高くなって、子供に素直に謝れないと思う。
自分が悪いときはなおさら、子供に自分の弱さを見せたくない。

深津絵里の株が一気に上がった。

最近、映画を夜に見れるのは、残業をしていないからです。

高校陸上部の二人

2006年11月21日 | Weblog
日曜の夜に、高校の陸上部の同期、後輩と東京で飲んだ。

2人とも、東京の大学生で、同期のほうがもうすぐ卒業して名古屋に帰る。
一人は投擲、一人は短距離。
2人とも大学では陸上をしていない。

高校を卒業して4年ぶりに会ったけれど、何も変わっていない。
いや、方向性が変わらず、あのときの性格により磨きがかかっているなと思った。

高校のときもいろんなことがあったけれど、この4年間でも二人にそれぞれいろんなことがあって、他の陸上部員にもいろんなことがあって、もう2度と集まらないかもしれないみんなだけど、1度でも一緒にがんばっていたと思うと、どこかそれぞれの場所でみんながんばれ、と思う。それで、たまに会って飲んで。

また、むずむずすることを言いました。

砂漠

2006年11月14日 | Weblog
いつからか、砂漠に行くことに憧れていた。
漠然と、砂漠といえばエジプトだな~と思っていた。

カタールには、大きな砂丘がたくさんあるわけではなく、殆どが荒野。
でも、海の近くにはこんな大きな砂丘があった。
ちょっと走ってみたけれど、やっぱりだめ。
砂浜とは違って、ずんずん足が埋まる。浜練には向いていない。

駅伝カーニバル

2006年11月11日 | Weblog
西東京の駅伝カーニバルに出場した。
関東に来て一年目。
メイクラ関東支部のJJOさんに誘っていただいた。

OB会や祝勝会で出会う長距離のOBはみな年配の人ばかりだっので、
長距離OB=年配者のイメージがあったが、実際は30歳前後の一番元気な世代が多かったのには驚いた。
若手は真人さんと田中さん。
メイクラから3チーム。

会場は昭和公園という一周5キロのコースがある巨大な公園(名城公園が1.3キロなのに)。
参加者は5000人以上。こんなマンモス駅伝初めて見た。
完全に市民レベルの大会で、仮装グループも数多くいた。
男がセーラー服を着て機関銃を持ちながら5キロを結構な速さで走ったのには感服した。
メイクラも来年は仮装チームを一つ出そうかという話になった。

僕はアンカーの3キロ。
この日のために、会社の同期と何度か横浜周辺を走っていたけれど、やっぱりレースとなるときつい。
短距離らしく勢いよく飛び出していったけれど、だんだんスピードが落ちて、ゴール付近でスピードアップという典型的なU字曲線だった。
3キロで約12分。

駅伝は須賀杯、中山道以来だったけど、こういう大会は楽しめそう。
会社の仲間とも出たいなと思った。
この駅伝は4人1チームなので、子供が2人いれば家族で出られるなと、ひそかに夢になった。

たまちゃん、みてる?来年出ようぜ。

真人先輩と金子先輩の結婚式

2006年11月08日 | Weblog
先日、真人先輩と金子先輩の結婚式披露パーティーに行った。

前日に名古屋入りしたが、その直後につっちーから「フォーマルな格好で」みたいな連絡がきた。完全に私服で来ていたので、その日は一日フォーマルな服選びに奔走した。そしたら、当日はジーパンで来てるやつ(宮地)とかインディアンマークの入ったジャージっぽいの着てくる人(まろ)とかいて、はぁって思った。それは置いといて。

とてもいいパーティーだった。
手作りのパーティーだった。
金子先輩の同期の米田先輩や遠藤先輩が司会を務め、出し物も陸上部らしいものが用意され、陸上部だなーって雰囲気だと思う。

上から下まで6世代(?)が集まった。こんな機会はなかなかない。
OB会には来なくても、こういう時はみんなが集まれるのはいいことだ。
久々に会った先輩たちも、すぐにあのノリに戻って、陸上部飲みになる。
そのあったかさが、すごくいい。
鵜飼さんまで来ていたのには、テンションが上がった。

僕らの世代は円盤をプレゼントした。
夫婦円盤でいてください、と書いてある(河合案、つっちー取りまとめ)。
パーティーの前に、同期で集まって円盤や色紙にメッセージを書いたが、同期ってのはいいなと思った。4年間一緒だった仲ってのは思っていた以上に大切なものだと感じた。

いいパーティーだった。
真人先輩が金子先輩へ宛てた手紙にぐっと来た。
「他人同士が一緒に住むんだから、当然うまくいかないことがたくさんある。
でも、そんなこと関係ないくらい僕は香織が好きです。香織はどう思っているのかな。」(意訳)
という部分に感動。

僕が入学したときから2人は付き合っていた。
部内でも仲がいいんだけど、全然べたべたしない。
すごくさっぱりしている。
見ていて気持ちがいいくらい。
でも、すごく仲がいい。
これが理想のカップルなんだと思っていた。
両方とも主将やっていて、真人先輩も金子先輩も部以外のところでも、いろんなことを一緒にした。
お兄さんとお姉さんみたいに、面倒を見てもらった。
真人先輩の現役最後のマイルを一緒に走れたのがうれしい。
その2人が、こうやって結婚していくっていうのは、すごく自然だけど、時間が流れていったんだなぁって思う。
学生のときは結婚なんてイメージできなかった。
学生の時を過ぎて、いよいよ現実に向き合う時が来て、一生の選択をする時が来る。
僕らはもう、そんな時期に向き合っているんだと思う。
う~ん、時間は確実に過ぎていくんだな。

僕も結婚するときは、真人先輩と金子先輩のようなパーティーをしたいです。
いつまでも、僕の憧れでいて欲しい。

フラガール

2006年11月06日 | Weblog
『フラガール』を見た。
今日は、映画の日!と、決めた日の最初に見た映画だったが、『フラガール』が良すぎて他のがかすんだ(他は、『ただ、君を愛してる』、『電車男』)。
目玉映画がそろっている時期で、目立たない位置からのスタートだったが、口コミで人気が上がって行った作品に思える。
その後、もう一度映画館へ見に行き、そのときにはサウンドトラックまで買ってしまった。
とにかく、こんなに涙の出た映画はない。ちょっと恥ずかしかった。
今年見た中で1番。ちなみに2番は『メゾン・ド・ヒミコ』で、3番は『リンダリンダリンダ』(邦画大好き)。
以下は、ネタばれ含んでいるので、興味わいた人は、映画見てください。


・完璧な人がいない。
 僕の好きな映画は総じて完璧な人がいない。みんなが、それぞれの環境の中で成長していく。そんな、映画がいい。だから、探偵ものやヒーローものみたいに、初めから悟っている人のいる映画は、あまり好きじゃない(ゴジラを除く)。
『フラガール』は、それぞれの登場人物がそれぞれの成長を見せていく。その努力が大変なものだったということを知っているから、感動も大きい。

・女がかっこいい。
 特に、フラダンスの先生役の松雪泰子がいい。GTOみたいに熱い。でも、完璧じゃなく、弱いから、またいい。蒼井優もいい。彼女は顔じゃなく、オーラで人を惹きつける貴重な女優だと思う。

・音楽がでしゃばらない
 でしゃばらない。でも、ウクレレのポロロンっていう静かなメロディーがぐっと気持ちを盛り上げる。結構豪華なアーティストが作っているらしい。サウンドトラックもテーマがはっきりしていて聴きやすい。

・別れの言葉
 親友同士が別れるとき、ただただ
「じゃあなー」
「じゃあなー」
ってひたすら言い続けていたのに、ぐっときた。

・「おらの人生はおらのもんだ!」
って母親に言った言葉に、ぐっときた。
結局、この映画の大きなテーマはここにあるんじゃないかと思う。
それは、あの時代も、今も同じ。

・涙
 随所随所で涙が出た。こんなに、泣いたのは初めて。
上記の親友との別れ、母親への言葉以外に、
*先生との別れ
*酒場での妹と兄の会話
*興行が成功したとき
*最後に母親が見に来たとき
*ダンスが終わり、ダンサー一同号泣
僕は、涙もろくなったらしい。

・笑い
 ともすると、重苦しくなりそうなこの映画が、映画館内が笑いで包まれるくらいユーモラスに溢れていたのはよかった。
しずちゃんが、すごい重要な役回りだったと思う。

・方言
 東北弁が楽しかった。特に
「~してくんちぇい」
が好き。

今年ナンバーワン。