◆リード:11月30日(月)、アキコはソロバン準1級に合格した。子ほめ条例により、わが家では副賞として本を買ってあげることになっているが、どんな本を買ってあげたらよいか?!
2009.12.2 ソロバン準1級合格お祝いのプレゼントをめぐって 第669号(ここをクリック)
ーわが家の子ほめ条例ー
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11月29日(日)午後2時30分頃から、アキコはソロバン準1級の試験を受けた。
翌30日(月)、帰宅すると、アキコはいつになくおしゃべりで、自分から学校の様子をいろいろと話してくれた。
アキコ「サッカーでアキコのチームが勝ったんだよ。アキコがゴールを決めたんだよ。…」
アキコは、ソロバン準1級の試験合格し、機嫌がよいのであった。
私「ソロバン準1級に合格してよかったな。1級になれば、ソロバンをやめられる。そして、その分いろいろなことに時間を割けるよ。」
アキコ「お父さん、子ほめ条例でまた本をプレゼントしてくれる。」
※ わが家では、子ほめ条例というルール(伝統)があり、わが子のがんばりに対して、賞状を作り、副賞として好きな本を買ってあげることになっている。
私「ああ、いいよ。」
【わが子に買ってあげる本をめぐって】
12月2日(水)夕食後のことである。
アキコ「お父さん、お祝いに買ってもらう本、○△がいい。」(アキコの好きなマンガ本である。)
私「そのマンガ本はだめだな。マンガ本なら、自分のお小遣いで買えばいい。」
アキコ「じゃあ、『黒魔女さんが通る』の○巻…。」
私「それもダメだな。お父さんは、アキコの心や体、頭がよくなる本をプレゼントしてあげたいから。」
アキコ「じゃ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 上』がいい。」
私「あれは、ベストセラーだから、どこの図書館にもあるだろ。ただでさえ、アキコの本棚はパンクしそうなのに、あの本は厚いし、図書館にある本はやめた方がいいと思う。」
アキコ「うーん、じゃあ『あなたの声がききたいー聴覚障害の両親に育てられてー』がいい。」
私「どんな本なんだ? 確か図書館にあって、夏休みに読んだ本じゃないか。」
アキコ「そうなんだけど、すごく感動したいい本だから、手元に置いておきたいの。」
私「わかった。それならいいだろ。」
かくて、お祝いにプレゼントする本が、アキコの希望と親の願いが一致する形で決まった。
もともとは、子供を本好きに育てるという意図があって始めた、お祝いの本のプレゼント。できることなら、わが子の心を豊かにし、頭を賢くするのに役立つ本を贈りたい。
贈った本は、間違いなくアキコに読まれ、心と頭に吸収されるのである。
アキコがより心豊かに賢くなるように、あるいはよくない影響を受けないように、親がフィルターをかけてしかるべきである。
子供の教育環境を整えるのは、親の責任である。子供の希望だからと、何でもはいはいと受け入れるのは、親の責任の放棄だとすら考えている。
それは、本の選択ばかりでなく、親が用意する食事でも、習い事でも、与える玩具でも……。
【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」
我が家の「子ほめ条例」
アキコの習い事をどうするか!? その1
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◆キーワード:1 わが子へのプレゼント 2 金銭指導 3 展覧会
◆留意点・その他:
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翌30日(月)、帰宅すると、アキコはいつになくおしゃべりで、自分から学校の様子をいろいろと話してくれた。
アキコ「サッカーでアキコのチームが勝ったんだよ。アキコがゴールを決めたんだよ。…」
アキコは、ソロバン準1級の試験合格し、機嫌がよいのであった。
私「ソロバン準1級に合格してよかったな。1級になれば、ソロバンをやめられる。そして、その分いろいろなことに時間を割けるよ。」
アキコ「お父さん、子ほめ条例でまた本をプレゼントしてくれる。」
※ わが家では、子ほめ条例というルール(伝統)があり、わが子のがんばりに対して、賞状を作り、副賞として好きな本を買ってあげることになっている。
私「ああ、いいよ。」
【わが子に買ってあげる本をめぐって】
12月2日(水)夕食後のことである。
アキコ「お父さん、お祝いに買ってもらう本、○△がいい。」(アキコの好きなマンガ本である。)
私「そのマンガ本はだめだな。マンガ本なら、自分のお小遣いで買えばいい。」
アキコ「じゃあ、『黒魔女さんが通る』の○巻…。」
私「それもダメだな。お父さんは、アキコの心や体、頭がよくなる本をプレゼントしてあげたいから。」
アキコ「じゃ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 上』がいい。」
私「あれは、ベストセラーだから、どこの図書館にもあるだろ。ただでさえ、アキコの本棚はパンクしそうなのに、あの本は厚いし、図書館にある本はやめた方がいいと思う。」
アキコ「うーん、じゃあ『あなたの声がききたいー聴覚障害の両親に育てられてー』がいい。」
私「どんな本なんだ? 確か図書館にあって、夏休みに読んだ本じゃないか。」
アキコ「そうなんだけど、すごく感動したいい本だから、手元に置いておきたいの。」
私「わかった。それならいいだろ。」
かくて、お祝いにプレゼントする本が、アキコの希望と親の願いが一致する形で決まった。
もともとは、子供を本好きに育てるという意図があって始めた、お祝いの本のプレゼント。できることなら、わが子の心を豊かにし、頭を賢くするのに役立つ本を贈りたい。
贈った本は、間違いなくアキコに読まれ、心と頭に吸収されるのである。
アキコがより心豊かに賢くなるように、あるいはよくない影響を受けないように、親がフィルターをかけてしかるべきである。
子供の教育環境を整えるのは、親の責任である。子供の希望だからと、何でもはいはいと受け入れるのは、親の責任の放棄だとすら考えている。
それは、本の選択ばかりでなく、親が用意する食事でも、習い事でも、与える玩具でも……。
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