家族の広場

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わが子が初めて一人で寝た日 623号ー楽しかった添い寝の日々ー

2009-09-09 21:05:56 | Weblog
◆リード:つい先日、長女が「今日から一人で寝る!」と言い出した。ふり返ってみれば、川の字で寝てきた親子にとって、楽しい思い出が蘇ってくる。例えば…。

2009.8.29  わが子が初めて一人で寝た日 623号(ここをクリック)

ー楽しかった添い寝の日々ー

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【初めて一人で寝た日】

 8月26日のつい先日、長女アキコが

「今日から一人で寝る!」

と言い出した。
 
母「あっ、そう。じゃあ、自分で部屋にふとん敷いてね。」

 以前も似たような場面があった。その時は、クニコも一緒に二人で寝ていた。

 今回は、クニコも一緒というわけでなく、本当に一人で寝ることになった。

 たんたんと話は進み、自分でふとんを敷き、いつの間にか就寝となった。

 クニコと妻と私は、いつものように、和室で川の字になって寝ていた。

 小5のアキコは、途中で恐くなって、こちらへ来ることもなく、最後までスースー寝ていた。


【初めて一人で寝た感想は?】

 翌朝、朝食時、

私「どうだ、初めて一人で寝た感想は? 恐くなかったか?」
アキコ「ちっとも!」

私「さびしくなかったか?」
アキコ「ちっとも!」

 恐くとも、さびしくともなかったわけだ。

 1年ほど前までは、

アキコ「恐い(さびしい)から、早く来て。」

こう言っていたのに……。


【川の字で寝た思い出 1】

 ふり返ってみれば、川の字で寝てきた親子にとって、楽しい思い出が蘇ってくる。

 まだクニコが産まれていなかった、アキコが2才、3才、4才の頃、バスタオルの中にアキコを乗せ、妻と私が両端をもち、ハンモックのようにぶらぶら揺すってあげていた。

私と妻「アキコは かわいい♪ かわいい アキコ♪ 3人で食べればもっとおいし♪」

 寝る前、毎日のように、こう歌いながら…。

 ※ 当時は寝る前にいつも果物を食べる習慣があった。それを独り占めでも、二人占めでもなく、三人で分け合って食べると、もっとおいしいという意味である。

 アキコは

「キャッ、キャッ。」

と笑いながら、もっともっとと催促したものだった。
 そして、それを寝る前の儀式として、就寝にはいっていた。


【川の字で寝た思い出 2】

 アキコは、母である妻と私との間に寝ていた。
 寝顔をみながら、

私「本当にかわいい!」
妻「そうね。見ていて飽きないわね。 アキコは、よく見ると、少しつり目だわ。」

私「どれどれ、ちょっぴりそうだね。でも、かわいい。」
妻「こけしみたい。」

 こう言って、しばし夫婦でアキコの寝顔にみとれていたことを思い出す。


【川の字で寝た思い出 3】

 2才頃のアキコが添い寝されて寝入った後、妻と私は、階下の食卓でゆっくりとお茶を飲んでいたことがあった。

私「今日も一日が終わったな。」

妻「ホントね。」

妻「何か今、2階で音しなかった?」

 二人で2階の和室へ行ってみると、目が覚めたアキコが独りぼっちなのに気づき、大泣きしていたのであった。

アキコ「うっ、うっ、うっ…。」

 和室の戸を開けたかったけれど、一人では重くて開けられずに、戸口の所に立ちながら泣いていたのであった。

 10年近くも前のことなのに、昨日のことのように思い出せる。


【川の字で寝た思い出 4】

 最近というか、近年のアキコは、よく親をけっぽって困った。カウンターキックである。

妻「あー痛い!」
私「おー痛。」

 母と父の間にいて、アキコは両方に触れていたいので、体を真横に近い状態にして、寝ていることもよくあった。


【川の字で寝た思い出 5】

 この文章を書きながら、今、思い出したが、アキコが小学校3年生ぐらいまでは、私が腿の間にアキコを置いて、外から抱きかかえるようにしながら、寝る前に絵本を読み聞かせていた。

 私にとって、本当に心地よい一時であった。


【とうとう来た独り寝】

 寝るだけの部屋がなかなか他にないこともあって、みんなで川の字で寝てきた。

 今回アキコから、(机が置いてある)自分の部屋で寝ると言い出した。

 次の日も、その次の日も、アキコは自分でふとんを敷いて、一人で寝た。

 今後は、おそらく基本的には一人で寝るということになるだろう。

 ただし、土曜日はあーちゃんと一緒の部屋で寝るだろうし、週に1回ぐらいはアキコとクニコが一緒に、アキコの部屋で寝そうである。

 親としては、アキコの成長を喜びつつも、ちょっぴりさびしいのも事実だ。

 だけど、これまで十分一緒に寝られたし、「小5のアキコにとっては、健全な成長の印であって、むしろ遅すぎたぐらいかもしれない。」と思っている。

 親子で川の字で寝ることが基本的に終了したことを潔く受け入れようと思う。

 楽しかった様々な添い寝の思い出を胸にしまいつつ……。


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必ずやってくる親離れ 563

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◆留意点・その他:

・今後は、妻と私の間にクニコだけを挟んで、一緒に寝ることを楽しもうと思っている。

親の「ダメ!」の一言が子どもを成長させる 622号

2009-09-08 05:06:22 | Weblog
◆リード:家族で話し合って決めた、「wiiの使い方のルール」をどうやって守らせるか。守らせるには、いくつかのポイントがある。それは何か。

2009.8.29  親の「ダメ!」の一言が子どもを成長させる 622号(ここをクリック)

ー家族のルールを守らせるにはー

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【ルールを守る大前提】

 ゲームの使い方であれ、就寝時間であれ、テレビの視聴時間であれ、家族で話し合って決めたルールを守らせる根本は、まずもってそのルールが妥当なルールであることである。

 守ることが、家族の幸せなり、子どもの成長なりに寄与するという何らかの価値や意味がなければならない。
 そして、そのことが、少なくとも親に、そしてできる限り子どもにも、共有されていることが必要だ。
 これがあって初めて親は子どもにルールを守らせようとするし、子どもも守ろうとする。
 例えば、睡眠時間の確保が子どもの健全な成長に不可欠という認識があって、「9時就寝」というルールを、親は守らせようとするし、子どもも守ろうとするのである。

 妥当性のあるルールの設定 及び その価値(意味)が共有されていること、これが大前提なのである。

 ルールを作るときに、それに参画しているかどうかは、この意味で重要になってくる。参画の過程で、より妥当性のあるルールが作られ、ルールの価値(意味)が共有されてくるからである。
 だから、わが家でも子どもと話し合ってルールを決めることを原則としてきた。
 あるいは、親だけで決めた場合も、そのルールの価値や意味、言い換えれば、なぜそのルールを守る必要があるのか話してきた。


【ルールを守らせることが子どもを育てる】

 妥当性のあるルールが作られれば、それだけで守られるかというと、そんなことはない。
 子ども(人間)は、弱いもので、ついつい易きに流れるものなのだ。特に、ルールが身に付く(習慣化する)までは、弱さが露呈するものなのだ。

 アキコのwiiのルールについても、妻によれば、こんなことがあったそうだ。

wiiのルール③土・日にやる場合は、その前にエレクトーンを15分以上やる。

アキコ「ねえお母さん、エレクトーンの練習を先に15分やるのを忘れちゃった。あとで必ずやるから、今Aちゃんと先にwiiをやっていいでしょう。」

 アキコは、ルールの変更について、親の承諾を得ようとしていたのである。

 妻の答えは、

「ダメ!」

であった。

 ここで、甘い対応をするから、子どもがルールを軽んじ、守れなくなる(らなくなる)のである。ルールが身に付かないのである。子どもが工夫しなくなるのである。

 こんな事態は十分に予想できたことだ。
 「やるべきことをきちんをやってから、遊ぶ(好きなことをする)子になってほしい」という親の願い・価値観の反映がこのルールなのである。ここは、厳として「ダメ!」と言わねばならない。

 それに、一旦決めたルールは、余程のことがない限り、変更してはいけない。ルールを決めるときに、あらかじめいろいろな事態を想定して、矛盾が生じないようにそもそも決めておくべきだ。

 母にダメと言われたアキコは、今度は工夫するはずだ。
 友達を呼び、一緒にwiiカラオケで遊ぶというスケジュールを組んだならば、それまでにエレクトーンの練習をすること。それには、1日のスケジュールをどう組んだらよいか…と考え、行動するはずである。

 つまり、このダメという母親の一言が、子どもを成長させるのである。

 なお、ルールを守らせるポイントについて、再度まとめるならば、「妥当性のあるルールを親子で話し合って決め、ルールを守る意味を共有する。その後で、ルールを決めた以上は、必ず守らせる」ことである。





【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

wiiの使い方のルールをどうするか!? 621号

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たまごっち考

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◆キーワード:1 ルールを守らせる   2 家族のルールの意味  3 叱る

◆留意点・その他:
・ルールの妥当性に中に、「無理のないルールであること」というのも、大切のポイントとして入る。普段15分程度しか練習していないのに、エレクトーンの練習を1時間以上してからというのは、明らかに無理がある。

・前号に書いた通り、結局、わが家のwiiカラオケのルールは、次のようになった。

①友達とやっていい日は、月・火で、帰宅後、5時まで。
②土・日の午後1時から午後5時までのうち、2時間までやってもよい。
③土・日やる場合は、その前にエレクトーンを15分以上やる。
④新しいソフトは1年間は買わない(1年経っても買わないかも)。

※9月いっぱいは、火曜日Aさん、Bさんと5時30分頃から6時10分まで、やってもよい。ただし、お風呂洗い当番の仕事をやってから。

 なお、土・日・月・火とwiiをやらなかった(やれなかった)からと言って、別の曜日への振り替えは不可である。

・wiiのルールであるが、曜日で制限することのがよい。なぜか。
 第一に、守らせやすいからである。1日1時間といっても、いつゲームを始めたかはっきりしないと止めさせることが難しい。結局ルーズになるのである。
 同じ理由で、午後5時までというように、やった時間でなく、終わりの時間で区切るのもお勧めである。
 第二に、制限された日は、子どもの頭から一切wiiが離れてしまうので、子どもも別のものへ意識が向きやすいからである。例えば、同じ遊びにしても、別の形の遊びに目が向くわけである。親としては、いろいろな遊びをバランスよく経験させたいわけで、意味のあるルールである。
 wiiもDSも基本的に同じだろうが、ルール一つをとっても、よく考えて決めることが必要だ。

wiiの使い方のルールをどうするか!? 621号ールールを家族で話し合って決めるー

2009-09-06 07:36:13 | Weblog
◆リード:ゲーム機は買わないというわが家の方針でずっとやってきたが、この8月アキコの誕生日プレゼントとしてカラオケJOYSOUND Wiiを買った。さて、wiiの使い方のルールをどうするか?!

2009.8.27   wiiの使い方のルールをどうするか!? 621号(ここをクリック)

ールールを家族で話し合って決めるー

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 カカクコムの方が少し安かったが、間に合わないと困るので、8月2日にY店にカラオケJOYSOUND Wii(wii本体及びカラオケソフト、マイク2本)を買いに行った。

アキコ「ありがとう!」

 アキコは大喜び。

アキコ「ねえ、開けちゃダメ? 早く開けてやりたい!」

私「誕生日まで、開けちゃダメに決まってるだろ。」

 アキコは、誕生日の来るのを首を長くして待っていた。


【妻とルールの相談】

 さて、誕生日が来る前に、wiiのルールを妻と相談しておかねばならない。

私「wiiのルールを決めないとな。 wiiにずっとはまってしまうのは困るから。」

妻「そうね。」

私「まず、曜日で制限するのがいいよ。週3回か4回までだね。」

妻「きっと、月・火・土・日がいいっていうわよ。習い事で木・金はダメだし、月・火がゆったり遊べる日だもの。」

私「だとすると、夜は何時までかな。遅くとも8時までだな。」

妻「ちょっと遅いんじゃない。カラオケだから、近所迷惑よ。」

私「じゃ、夕食前7時までか。」

妻「それでも、遅いと思うわ。 日も短くなってくるし、5時でいいと思うけど。」

私「じゃ、そんなところか。土・日の午前中は、家族とのふれあいや、学習のために使いたいから絶対やらせたくないな。」

妻「午後からでいいんじゃない。」

私「じゃ、午後1時からだな。」

 こんな感じで、まず妻と話し合い、大体の線を決めていた。

① 月・火の帰宅後、5時まで。

② 土・日は午後1時から5時までの間の2時間。

③ wiiをやる前に、15分以上エレクトーンの練習をしておくこと。

 この三番目のルールは、

「エレクトーンの練習を全然やらないで、wiiばっかりはまって!」(こんなことなら、買ってあげなければよかった!)

 というようなことがないように、考えたルールである。
 やるべきことをやってから遊ぶ(好きなことをする)という親の価値観の反映でもある。

 また、守られなかった場合のペナルティは、今の段階では考えないことにした。


【アキコとルール決め】

 妻と大体の線を決めたところで、アキコと私と妻で話し合い、wiiのルールを決めた。

 wiiをやれるウイークデーの2日間は、月・火を、アキコは予想通り選んだ。

アキコ「火曜日、5時30分頃から来る、ソロバンのお友達ともやりたい。」

 いつも火曜日の5時30分頃にだけくるソロバン友達のAさん、Bさんともやりたいのだ。とりあえず9月いっぱい限定ということで、それも認めた。ただし、「火曜日のお風呂洗い当番をしてから。」ということで。


【決まったわが家のwiiのルール】

 結局、わが家のwiiカラオケのルールは、次のようになった。

①友達とやっていい日は、月・火で、帰宅後、5時まで。

②土・日の午後1時から午後5時までのうち、2時間までやってもよい。

③土・日やる場合は、その前にエレクトーンを15分以上やる。

④新しいソフトは1年間は買わない(1年経っても買わないかも)。

※9月いっぱいは、火曜日Aさん、Bさんと5時30分頃から6時10分まで、やってもよい。ただし、お風呂洗い当番の仕事をやってから。

 話し合いで決まったことは、あいまいにならないように、アキコの手ではっきりと紙に書かせて掲示した。

 決めたから約3週間が経過したが、きちんと守られている。

 おかげで、wiiカラオケを買ったからといって、アキコの頭の中がwiiでいっぱいになってしまい、他のことが眼中になくなるなどということは全くない。

親「アキコ、エレクトーンの練習してないでしょ! 全く大事な練習をしないで、カラオケばっかりして!」

親「もう夕食の時間よ。いつまでやってるの!早く片づけて、配膳を手伝って!」

親「今日は、学校で何があったの。」
アキコ「うん、別に。(早くwiiカラオケをやりたくて、親の質問にもうわの空)」

 このような事態は全くない。
 アキコは、決めたルールを守って、wiiカラオケを楽しんでいる。
「早く土曜日が来ないかな~」などと言いながら。

 ルールを決めるポイントは何か。それを子どもに守らせるにはどうしたらよいのか。
 できれば次号で紹介したい。

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DSなどのゲーム機を買い与えない理由 615号

わが家の「ゲームのルール」 531号

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◆留意点・その他:

・アキコがルールを守れた理由はいくつか考えられるが、「これまで家族のルールを話し合って決め、きちんと守らせてきた」という積み重ねがある。この点に関しては、上のリンク記事をごらんください。

wii購入「交渉上手な妻」 620号ーHi-karaか? カラオケJOYSOUND Wiiか?ー

2009-09-05 05:59:28 | Weblog
◆リード:「8月の誕生日プレゼントにタカラトミーのHi-kara【ハイカラ】がほしい。」これは、半年以上前から、アキコが念願していたことである。買う直前になって、有力な対抗馬として、カラオケJOYSOUND Wiiが登場。さて、どちらを選んだものか?!

2009.8.14   wii購入「交渉上手な妻」 620号(ここをクリック)

ーHi-kara【ハイカラ】か? カラオケJOYSOUND Wiiか?ー

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【アキコ念願のハイカラ】

 8月のはじめのことである。

アキコ「ねえ、そろそろアキコの誕生日プレゼントを注文して! 【ハイカラ】がほしい。」

私「ああ、ハイカラがほしいって、前から言ってたよな。もうじき誕生日だもんな。」

 「8月の誕生日プレゼントにタカラトミーのHi-kara【ハイカラ】がほしい。」

 これは、半年以上前から、アキコが念願していたことである。
 既にアキコの中では、

・お父さんとお母さんからは、ハイカラ本体を
・お婆ちゃん(妻の母)からは、Hi-kara専用 プリペイドカートリッジ を
・あーちゃん(私の母)からは、Hi-kara専用 パーティマイク & ケーブルセットを

それぞれ買ってもらう予定でいた。約1万5千円。

 本体については約1万円もするので、アキコは、自分でもいくらか出すつもりで貯金もしていた。


【対抗馬「カラオケJOYSOUND Wii」登場】

私「確かwiiも、カラオケソフトを出したんだよね。お父さんは、任天堂のカラオケと比べてみた方がいいと思うけど…。」(それぞれ一長一短があるはず)

 そう言いつつ、アマゾンでハイカラのカスタマーレビュー(9件)をチェックした。

私「アキコ、ハイカラよりもwiiのカラオケJOYSOUND の方がいいみたいだよ。」(こう言って、レビューを読んであげる。)

アキコ「えっ、wiiを買ってもらえるの! だったら、ゲームもできる!!」

私「ばか、違うよ! ゲーム機じゃなくて、あくまでカラオケとして買うんだよ。」

 カラオケJOYSOUNDwiiのHPもチェック。CMを見る。家族全員でも使う場合、カラオケJOYSOUNDwiiの方がよいみたいだ。

私「小さい画面を見ながら歌うよりも、大きな画面で歌った方がいいんじゃないかな。(アキコはwiiの方がいいと決めた。)お母さんがどういうか…。まあ、お父さんがレビューを見せて説得してあげよう。高いからアキコも少しお金を出さないとだめだろうね。それから、ゲームソフトは買わないからね!」

 カラオケJOYSOUND Wiiは、
・wii本体…約2万5千円。
・カラオケJOYSOUNDパッケージ(ソフトとマイク1本)…約6千円。

が最低必要で、デュエットもしたいので、これ以外にもマイク単体1本約3千円が必要となる。つまり、3万余りも必要になり、ハイカラに比べて倍以上のお金がかかるのだ。


【交渉上手な妻】

妻「いくらするの?」
私「本体で2万5千円。ソフトが約5千円するから。3万円はかかるね。」

妻「3万円! 誕生日プレゼント5千円、クリスマスプレゼント5千円で1年で1万円よ。3万円もするんじゃ、3年分じゃない!」

 妻の交渉の上手いこと、上手いこと。アキコに、今年のクリスマスプレゼントを断念というか合わせた形にし、かつお婆ちゃん達からの誕生日祝いのお金も没収となった。
 さらに、アキコは、お婆ちゃん達からの、今年のクリスマスの祝いのお金も没収されそうになった。

私「誕生日プレゼントは、ハイカラを買う場合も、お婆ちゃん達のお金でHi-kara専用 プリペイドカートリッジ をもともと買う予定だったから、取り上げてもいいと思うけど、クリスマスの祝いのお金はあげてもいいんじゃないか。」

と助け船を出した。

 かくてゲーム機は買わないという大方針の下、DS、wii、プレステの類は一切手を出さないできたわが家は、カラオケ機としてwiiを買うことになった。

妻「まさかわが家がwiiを買うことになるとは思わなかったわ。」

 妻はこう言った。私も同感である。

 (続く)


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◆留意点・その他:

3万円かけた船釣りの価値 その3ー3泊4日の佐渡家族旅行その3-

2009-09-04 18:20:15 | Weblog
◆リード:3泊4日の佐渡家族旅行3日目早朝、船釣りに出かけた。プロである漁師さんの船での出漁である。船のチャーター代3万円(釣り具とえさ代を含む)の価値はあったか!?

2009.8.23 3万円かけた船釣りの価値 その3 619号(写真付きはここをクリック)
ー3泊4日の佐渡家族旅行その3-

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 5 時30分から釣り始めて、3時間と30分、9時になったところで、釣れた魚はメバル2匹とオニキス1匹、ソイ1匹の合計4匹だった。
 4人もいて、ほぼ1時間に1匹である。

漁師さん「こんなに釣れないのは、年に2回ぐらいだな。」

 何と年に2回ぐらいの釣れない日に当たってしまった! 

 アキコ、クニコたちは、移動の間、手遊び歌を始め、さすがに退屈してきた。…前号より


【最後の挑戦!】

漁師さん「9時を過ぎたな。そろそろ釣れない時間帯になってきたな。次の釣り場に移動して釣れなかったら、やめようや。」

私「しょうがないですね。まあ、4匹釣れましたから。たくさん釣り場を移動してくださって、ありがとうございます。」

 優しい漁師さんである。私たち家族が喜ぶように、何とか釣らせてあげたいという思いが伝わってくる。魚群探知機を見ながら、あちこちを移動しているのである。釣っている時間よりも、魚のたくさんいる釣り場の移動の時間の方が多いのである。




 魚群探知機で魚の大群をキャッチ「魚のいる所に釣り糸を垂れるのは鉄則である」

 それこそこの3時間30分の間に、10回ほども、釣り場を移動してきた。

 その度に、えさのホタルイカを付け替えたり(えさをとられなくとも、ずっと海の中にあるとえさが固くなるという。また、魚が寄る臭いが効かなくなってくる。)、こませのオキアミを付け足したししていた。

 アキコは、慣れてきて、自分でもえさをつけられるようになった。
 クニコは、ボクや妻のために、オキアミを手で運んでくれたり、ホタルイカの外側を取ってくれたりしていた。(「クニコもやりたい。」と言いながらやっていた。)臭いから触りたくないという子に育っていなくてよかった!
 妻は、お腹の調子がすぐれず、黙って座って、子供たちの様子を見たり、クニコの釣りざおの管理をしたりしていた。

 さて、最後の挑戦が始まった。

漁師さん「今度の釣り場は、下が人工漁礁になっていて、根がかりしやすいから、重りが底に着いたら、すぐにリールを少し巻き上げてくれ!」

私「はい。」

 私は、祈るような気持ちで仕掛けを海へ投げた。


【一転豊漁】

 まず、妻の竿がヒットした。ほぼ同時に残り3人の竿もヒットした。



青いケースの中に、こませのオキアミが入っている

漁師さん「すぐに(釣りざおを)あげない。6匹全部つり上げてしまおう。」(それぞれの釣りざおには6本の釣り針が付いている。)

 しばしたったところで、妻の竿を、アキコが上げたら、釣り針6つ全部にメバルが着いていた。

アキコ「やった釣れた!6匹だ!」




 嬉しそうな、アキコ。そして、それを嬉しそうに見守る妻、私、そして漁師さん。

私「おっ、お父さんも(メバル)6匹だ!やった!」




 アキコの竿を上げたら、なんとメバルに混じって、大きめのアジ(25cm)が釣れていた。

妻「わっアジだわ。」

 なじみのある魚が釣れ、思わず嬉しそうな表情をした妻であった。

クニコ「ねえ、クニコも上げてもいい。」

漁師さん「いいよ。赤いボタンを押して。」

 赤いボタンを押すと、どんどん釣り糸を電動で巻き上げてくれる。
 残り10mほど、手動に切り替わったところで、妻が手伝って、クニコもメバルを4匹ほど釣り上げた。

クニコ「やった! 釣れた!」





 嬉しそうなクニコ。

漁師さん「やっと、きたな。」

私「やっと、3万円の元が取れた!」

 思わずこう言ってしまった。

 この後は、休みなく釣れ始め、なんと釣り果は、メバル38匹、アジ1匹、ソイ1匹、カサゴ1匹、トラキス1匹の合計42匹であった。



左下にあるのは、ケータイである

 ちょうど1時間ほど経った後、一転して釣れなくなった。

漁師さん「まだまだたくさん魚はいるんだけどな。食わなくなったな。 よし、そろそろ帰ろうや。」

私「そうですね。 いや~、ありがとうございました。子供たちに釣りの楽しさを教えることができて本当によかったです。」

 10時15分頃、魚のつまったクーラーを手に、私達は喜びを感じながら、漁港に向かった。

 以上が、船釣りの顛末記である。


【3万円かけた船釣りの価値】

 さて、ここで「3万円かけた船釣りの価値」は何かということである。

 第一に、船釣りの楽しさ(醍醐味)を味わうことができたことだ。これは、帰ってからのその日、楽しかったこと・心に残ったことベストスリーの発表で、4人全員がベストワンにこの船釣りを挙げていたことでわかる。当日の嬉しそうな表情でもわかる。

 ゲームソフトの中には、化石をバーチャルの中で探し出し、組み立てて遊ぶというものがあるらしい。おそらく魚釣りをバーチャルで体験するゲームソフトもあるだろうし、それなりに楽しさを味わえるだろう。

 しかし、魚釣りの楽しさ、難しさは、実際の体験には遠く及ぶまい。潮風、釣り上げるときの釣りざおのしなる感覚、釣り上げた魚が甲板で飛び跳ねる姿、歓声…これらは、実際に釣りを体験しなければ味わうことはできない。

妻「(たくさん釣れて)アキコ、クニコが嬉しそうにしていてよかったわ。」

 親としては、わが子の嬉しそうな表情を見ることは、何より嬉しいことだ。

 第二に、船釣りの難しさを味わうことができたことだ。

 私「すぐにぽんぽん釣れて、『船釣りなんて簡単なんだ』と思われなくてよかったと思う。」
 妻「そうね。」
 
 はじめからぽんぽんたくさん釣れていたら、「船(海)釣りとは、簡単なんだ!」という認識をもってしまったに違いない。3時間30分もの間、あちこちを回り、魚群を見つけ、釣り糸を垂れる。魚はたくさんいるのに、なかなか釣れない…。

 さっぱり釣れないという退屈感、なかなか釣れないもどかしさ…。これも貴重な体験である。同じような体験をした人に対して、同情したり、共感したりできるからだ。ようやく釣り上げた「魚」というものに対する価値が高まるからだ。

 第三に、プロのすごさを目の当たりにしたこと。魚を釣るプロである漁師さんの動き、行動力、判断力ー釣りざおの扱い方、えさの付け方、魚群探知機の活用、釣り場を変える判断力と経験、結果を出すまであきらめない行動力と精神力ーこれらすべてに触れたことだ。
 この日の前後に、海辺で釣りをしている家族をたまたま見た。クサフグや小魚が少し釣れた程度であった。
 それなりに楽しそうであったし、船釣りにかかる費用に比べたら、5分の1~10分の1程度で済むだろう。

 しかし、プロのすごさを目の当たりにした今、とても稚拙な感じがする。(プロとアマチュアだから当然だ!)
 様々なできる工夫をし、最後まであきらめないで、たんたんとがんばり通すことの大切さも、あの漁師さんから学んだ気がする。つまり、プロのすごさを目の当たりにして、よい刺激を受けた気がしている。

 第四に、魚を工夫・苦労して釣り上げ、料理して食べるという体験を通して、(帰宅後、塩焼きにして食べた。)魚は海で生きており、漁師さんが捕まえ、それを食べているんだという実感をもたせることができた。当然のことだが、魚ははじめから死んでいるものでも、スーパーで作られるものでもないのである。

 これ以外にも、

○魚の釣り方(えさの付け方、釣りざお・リールの扱い方、釣り上げ方…)、

○釣れた魚の保管の仕方(クーラーに氷を入れておく、冷蔵すれば5日間はもつ…)、

○料理の仕方(メバルはウロコなど取らずそのまま塩焼きがうまい。煮魚もうまいが、それにはウロコは取る。ちなみにメバルは、佐渡の寿司屋で一貫200円であった。)

 など、漁師さんからいろいろ学べた。
 もちろん、メバル自体高級魚だそうで、42匹の魚はそれ自体結構価値があった。

 このように、船釣り3万円は、十分それだけの価値があった。

 費用のあまりかからない磯釣りにしないで、プロの本格的な船釣りにして、本当によかったと考えている。


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

3万円かけた船釣りの価値 その1 617号

「佐渡の魅力」調べ 605号


夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号

■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。

夏休みの自由研究その1ーテーマを決めるー

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◆キーワード:1 夏の家族旅行  2 家族イベント  3 佐渡・船釣り

◆留意点・その他


◆キーワード:1 夏の家族旅行  2 家族イベント  3 佐渡・船釣り

◆留意点・その他

・私自身の船釣りのイメージが、「釣れそうな所に釣り糸を垂れてじっと待つ」という蜘蛛の巣的なイメージから、「魚のいる場所に積極的に移動し、食いつく魚がどうか短時間に判断し、ダメならすぐさままた別の釣りポイントを探す」というライオンの狩りのようなイメージに変わった。

・新車が魚臭くなると困るので、敷島荘に帰ってからすぐに、クール宅急便で自宅に送った。

・翌日の夜、帰宅したらすでに自宅に着いていた。その日のうちに、親類や友人宅にメバルを配った。もちろん、わが家でもすべて塩焼きにして食べた。「おいしい。」と好評だった。

・なお、この漁師さんのお問い合わせ先は、「宝善丸 TEL 0259-76-2306」である。敷島荘のHPで既に公開してあるので、差し支えないと判断し公開した。

3万円かけた船釣りの価値 その2 618号

2009-09-04 18:16:41 | Weblog
◆リード:3泊4日の佐渡家族旅行3日目早朝、船釣りに出かけた。プロである漁師さんの船での出漁である。船のチャーター代3万円(釣り具とえさ代を含む)の価値はあったか!?

2009.8.21 3万円かけた船釣りの価値 その2 618号(ここをクリック)

ー3泊4日の佐渡家族旅行その2-

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 記念すべき1匹目の魚ーメバルーが、早々に釣り上げられ、私達家族4人は、沸き立った。

 魚群探知機とプロの釣り具、プロの腕(アドバイス)…まさに鬼に金棒の状況。

 今後の展開に大いに希望をもったのであった。(続く)…前号の続きより


【釣れない…】

 ところが、その後は、ぱたりと釣れなくなった。

 10分ほどたったところで、

漁師さん「なかなか(えさを)食わないな。よし、別の所へ移動しよう!」
私「はい。」

 漁師さんは、また魚群探知機を頼りに、釣り場の移動をするべく、船長室へ移った。

 10分から15分ばかりかけて、新しい釣り場を発見。

漁師さん「よし、ここに(魚の群れが)いるぞ! さあ、仕掛けを投げて!」
私「はい!」

 漁師さんの合図で、さっそく仕掛けを海へ投げる私。妻とアキコ、クニコは、まだ投げる様子を見守りながら、投げ方を学んでいる状態であった。

漁師さん「いるんだけどな~。食わないな~。 不思議だよな~。よし、釣り場を変えよう!」

 こんな感じで、10分から20分ほどかけ魚群探知機を頼りに釣り場を探し、釣り場が決まったら、5分から10分ほど釣ってみる。そして、釣れないとまた移動を繰り返した。

漁師さん「早い者勝ちだ。はい、仕掛けを投げて!」

 だんだんと慣れてきて、アキコは自分で投げていた。
 クニコは、重りが重いので、妻が投げてあげていた。
 妻は、お腹の調子がすぐれず(トイレに行きたかったという)、クニコの脇に座っていた。妻の釣りざおは、漁師さんがほとんど管理していた。

漁師さん「おかしいな。魚がいるのに釣れない。近くで地震でもあったのかな。」

 漁師さんの話だと、地震のある日はまったく釣れず、雨の日も余り釣れないという。

 漁師さんは、魚群探知機で魚の群れを見つけるとしばし釣り、釣れないとすぐさま釣り場の移動を繰り返してくれた。

私「ありがとうございます。私は、釣りというのは、魚がいそうなポイントに釣り糸を垂れてじっと待つという、蜘蛛の巣のイメージが近かったのですが、なんか自ら獲物に向かっていくライオンが狩りのイメージですね。」

漁師さん「そうなんだ。魚群探知機で魚がいるところに釣り糸を垂れているんだ。間違いなく魚はいるんだよ。あの(探知機の)様子だと、10匹20匹のレベルじゃなくて、100匹単位でいるんだよ。」

私「えっ、そんなにいるんですか!?」

漁師さん「ああ、いるけど(えさを)食わない。普通は、そんな小さなクーラー(30㍑)なんか、すぐに満杯になるんだよ。」

私「そうなんですか。」

漁師さん「よし、こうして釣りざおを上下に動かして、こませがよく出るようにしよう。」

 波がほとんどなく凪いでいる分、さおを上下に動かさないとこませがでなくて、魚が集まってこないという。

 漁師さんは、潮の流れが速くて、釣り場のポイントが少しずれると、船を少し動かすこともしていた。
 度々の釣り場の移動といい、漁師さんも必死であった。

 しかし、5時30分から釣り始めて、3時間と30分、9時になったところで、釣れた魚はメバル2匹とオニキス1匹、ソイ1匹の合計4匹だった。
 4人にいて、ほぼ1時間に1匹である。

漁師さん「こんなに釣れないのは、年に2回ぐらいだな。」

 何と年に2回ぐらいの釣れない日に当たってしまった! 

 アキコ、クニコたちは、移動の間、手遊び歌を始め、さすがに退屈してきた。

 私自身、思わぬ展開に戸惑ったが、漁師さんが精一杯のことをしてくださっているのは、十分伝わってきていた。

私(こんな日もあるんだ。魚も命がけだろうし、釣りというのはそんなに甘くないことを知るよい機会かもしれない。)と思いつつも、初めての海釣りで、アキコ、クニコに釣りの楽しさを味わわせたいという願いが叶わないものかと、祈っていた。

(続く)

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

3万円かけた船釣りの価値 その1 617号

「佐渡の魅力」調べ 605号


夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号

■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。

夏休みの自由研究その1ーテーマを決めるー

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

最新版ないし写真付き版は、トップページより『あったかい家族日記』最新記事をクリックしてください。

◆キーワード:1 夏の家族旅行  2 家族イベント  3 佐渡・船釣り

◆留意点・その他

3万円かけた船釣りの価値 その1 617号ー3泊4日の佐渡家族旅行その1-

2009-09-03 21:11:29 | Weblog
◆リード:3泊4日の佐渡家族旅行3日目早朝、船釣りに出かけた。プロである漁師さんの船での出漁である。船のチャーター代3万円(釣り具とえさ代を含む)の価値はあったか!?

2009.8.21 3万円かけた船釣りの価値 その1 617号(写真付きは、ここをクリック)
ー3泊4日の佐渡家族旅行その1-

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 佐渡旅行3日目の主な旅程は、「船釣り」と「スノーケリング」である。

 船釣りは、私にとっても初めての活動で、私が最も楽しみにしている活動である。


【船釣りにかける願い】

 「(3万円とは)高い! が、この機会をおいて、わが子と一緒に船釣りができるチャンスはないだろう。う~ん。」…

 値切っても3万円という高額な船釣り代に大いに迷ったが、「この先、アキコと家族旅行に行けるのは、もう10回もないかもしれない。プロがナビゲートする「船釣り」ならきっとたくさん釣れて楽しい思い出ができるに違いない。行こう!」こう決心した。(夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2009-07-18-1より部分引用)

 前日に民宿「敷島荘」に着いた後、漁師さんに連絡を取り、最後の打ち合わせをした。

漁師さん「明日は天候はOK、出漁できる。
 4時30分だと、少し暗いので5時出漁で十分。」

 敷島荘さんにお話ししたところ、10時頃船釣りから帰ってきてからの朝食でよいとのことだった。(特別の計らいに感謝した。)


【早朝起床・出漁】

私「天気はいいそうだよ。予定通り船釣りができるよ。4時30分だと、まだ少し暗いので、5時に港(城ケ鼻港)に来てくれればいいって。」

妻「じゃあ、4時30分起床ね。早く寝ないといけないわね。」

 というわけで、8時30分頃には家族4人就寝した。

 翌朝4時20分、私と妻は起床し、支度を始めた。
 4時40分には子供たちも起こし、着替えや洗面などをするように促した。

 軽食となるお菓子類と、お茶などの飲料水、釣れた魚を入れるクーラーなどをもち、半袖、長ズボン、帽子のスタイルで宿を出た。(衣類など、汚れたり、臭くなってもいいような物を着た。これは正解だった。)

 釣り道具やえさは、漁師さんが用意してくれるので、それ以外の準備は全く要らず、気が楽だった。

 宿から歩いて5分ばかりのところが港なので、ぴったり5時に港の船の所に着いた。

漁師さん「おっ、ぴったり時間通りやね。」

 いかにもプロの漁師さんという風情の中年の男性が、笑顔で迎えてくれた。

 既に船には釣りざおが4本備え付けられ、漁師さんの手で、撒き餌のオキアミと、えさのホタルイカ(釣りざお一本に6つの釣り針が付いている。)が手際よく釣り針にひっかけられていった。

漁師さん「こうやって、(ホタルイカの)外側の部分を捨てて、中の身(と足の部分)と目玉の部分を付けるんだ。この中の身の汁の部分(の臭い)に魚が集まってくるんだ。」

 4本とも、えさを付け終わると、漁師さんは船長室に行き、船を出航させた。




【プロの釣り具、プロのアドバイザー付き】

 30分ほども、沖に向かって船は進んだあと、ようやく止まった。

漁師さん「ここらに魚が集まっているぞ。さあ、仕掛けを海に投げよう。」

 あちこちへ進んでいるように思えたのは、なんと魚群探知機で魚がたくさんいる所を探っていたのであった。



 妻、アキコ、クニコの3人とも、船釣りは初めてだったので、漁師さんが重りごと、6本の釣り針の付いた仕掛けを、次々と海に投げ込んでいるのを見守っていた。



 私は、投げ釣り自体は初めてでないので、見よう見まねで投げ込んだ。

 リールを見てびっくり、釣り糸の長さ=海の深さが表示されるのだ。
 みるみる重りが沈んでいく。
 その深さ140m超であった。

漁師さん「重りが底に着いたら、少し釣り糸を巻いてくれ! 根がかり(釣り糸・釣り針が海草などに巻き付いて取れなくなること)するから。」



クニコ



アキコ





 仕掛けを投げ入れ、少しリールを巻くやいなや、妻の竿先がぐぐっと動いた。(そうだ。)

漁師さん「ほれ、来たで。すぐに釣りざおを上げたらいかん。少し待つと何匹もかかってくるんだ。」

 しばし待った後で、リールを巻く。

漁師さん「さあ、巻こうでや。その赤いボタンを押して。」

 なんと、電動式でリールを巻き取ってくれるのであった。

私「へえ、電動で巻き取ってくれるんですか。いつ頃からこうなってるんですか。」

漁師さん「ずいぶん昔(数十年前)からやで。手で巻くのは大変やで。楽でいいやろ。」

 最後10mを切った辺りで電動スイッチは止まり、手動式となった。

家族全員「あっ、釣れてる!」

漁師さん「メバル1匹か。」

 15cmほどのメバルがさっそく釣れたのであった。

 さっそくの釣り果にわくアキコ、クニコ、妻そして私。

私「タカちゃん、やったな!」

妻「漁師さんに釣ってもらったわ。」

 魚群探知機とプロの釣り具、プロの腕(アドバイス)…まさに鬼に金棒の状況。

 今後の展開に大いに希望をもったのであった。(続く)



【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

「佐渡の魅力」調べ 605号


夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号

■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。

夏休みの自由研究その1ーテーマを決めるー

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

最新版ないし写真付き版は、トップページより『あったかい家族日記』最新記事をクリックしてください。

◆キーワード:1 夏の家族旅行  2 家族イベント  3 佐渡・船釣り

◆留意点・その他

佐渡旅行出発準備 616号

2009-09-03 21:07:46 | Weblog
◆リード:3泊4日の佐渡旅行の前日。どんな準備をすればよいのだろうか。

2009.8.16 佐渡旅行出発準備 616号(ここをクリック)
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 明日朝4時20分、自宅を出発し、新潟港に向かう。
 ということは、前日の今日、すべての準備を終え、荷物を車に積み込んで置かねばならない。

【佐渡3泊4日旅行(夏)持ち物リスト】


 昨年の東北一周旅行の際に作った、持ち物リストをもとに、佐渡旅行版を作成した。

■衣類:▼ □Tシャツ5枚 □ズボン5枚 □長袖1枚 □帽子 □タオル大4 □タオル小4


■下着:▼ □シャツ3枚 □パンツ5枚 □くつ下4枚 □パジャマ2枚


■洗面道具▼ □歯ブラシ □ハンカチ4枚 □ハンドソープ □ひげそり 

▼□ティッシュ1箱 □顔拭きタオル4枚 □洗剤 □ドライヤー 

■化粧道具

■海水浴▼□水着 □タオル □水泳帽子 □ゴーグル □うきわ □サンダル

▼□ビーチパラソル □水中メガネ □スノーケル □手袋 □ヤス

▼□ソーセージ(スノーケリングでの魚集めのため)

■雨具▼ □かさ □ウインドブレーカー □防水シーツ 

■薬▼ □サビオ □虫除け □虫さされ □赤玉 □クマの胃 □日焼け止め

■お金など▼ □お金  □電卓  □時計 □めがね □ケータイ □鼓童チケット

■記録▼ □デジカメ2台(充電器付き、1台は水中用) □三脚1本 

▼□パソコン □筆記用具 □DVテープ3本


■パンフレット類 □パンフレット □旅程表 □緊急連絡先リスト


■食事▼ □17日朝のおにぎり □水筒 □リュック □ぬれティッシュ

▼□はし □シート □お茶 □果物(スイカ、みかん、ぶどう)

■お菓子類 ▼□缶ビール(果物と一緒に □クーラー の中へ)

▼□お菓子(事前にスーパーで買っておいた)

■ゲーム類▼ □トランプ

■CD類▼ □それぞれが好みのCDを選択して入れた。

■その他▼ □ガソリン満タンに  □保険証  □ビニール袋(たくさん)

▼□目覚まし時計  □サンダル □双眼鏡(トキを見る)

□おみやげを買っていく相手一覧 ※ 忘れることがないように、あらかじめチェック欄を作った。

▼ □妻実家…というようにである。


 漏れ落ちによる、忘れ物を減らすために、持ち物チェックリストの作成は重要だ。

 一度作成すれば、似たような場面でほぼまねて作成できるから、時間の節約にもなる。

 持ち物チェックリストをもとに、すべて前日のうちに準備し、ほぼすべてのものを前日のうちに車に積み込んだ。

 たっぷり2時間かかったのだが(今日までに少しずつ準備していても)、妻もアキコもクニコも、準備の煩わしさの中にも、佐渡旅行をとても楽しみにしている様子が伝わってきた。


【明日の朝食を作る妻】

 車に持ち物を積み込んだ後、少しでも節約しようと、妻は朝食を前日のうちに作っていた。
 ※ 写真は後でアップ。

 節約のためばかりでなく、海を見ながらの朝食を食べるには、お弁当はとっても重宝するのだ。

 節約といえば、佐渡はガソリンが高いので事前にガソリンを満タンにしておくことなども、節約法である。お菓子を、セブンイレブンでなく、スーパーで予め買っておくこともそうである。
 海中透視船の割引チケットをインターネットから印刷しておいたのもそうである。


【旅の安全のために】

 今回は、海が中心である。
 毎年、大人も子どもも海で命を落としている。気をつけねばならない。
 
 どんなに楽しい旅でも、一旦大きなケガをしたり、ましてや命を失ったりすれば、それで台無しとなる。

 そこで、肝に銘じたいことは次のことである。

1 海や岩場では慎重を期すこと…荒れた海には絶対に入らない。海水浴では、夫婦のうちどちらか一人は必ず子どもをよく見ていること。浮き輪を離させないこと。岩場では夫婦の間に、子どもを挟むようにして歩くこと。

2 初めての道を運転するので、速度、交差点に注意し、焦らず安全に走行すること。

3 盗難などに気をつけること。

 最後に、安全のために、私がいつも行っていることは、旅の安全を祈ることである。

 これから、それを行う予定である。

 しばし、ブログとはお別れである。


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号

2008.11.1 東北一周旅行「男鹿半島・白神山地」
ー【旅行記づくりのポイント】ー  527

ー東北一周旅行記よりー528

■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。

夏休みの自由研究その1ーテーマを決めるー

ミレニアム『東北1週間の旅』(2000年夏に行った東北一周旅行記である。このとき、アキコが10歳になったら、再び白神山地を訪れることを決めていた。)

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

最新版ないし写真付き版は、トップページより『あったかい家族日記』最新記事をクリックしてください。

◆キーワード:1 夏の家族旅行  2 家族イベント  3 旅行準備

◆留意点・その他
・それ以外の準備:子供たちを早めに寝せること(準備に意外と時間がかかり、結局いつもと同じ9時就寝となった。)


佐渡旅行出発準備 616号

2009-09-03 21:07:46 | Weblog
◆リード:3泊4日の佐渡旅行の前日。どんな準備をすればよいのだろうか。

2009.8.16 佐渡旅行出発準備 616号(ここをクリック)
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 明日朝4時20分、自宅を出発し、新潟港に向かう。
 ということは、前日の今日、すべての準備を終え、荷物を車に積み込んで置かねばならない。

【佐渡3泊4日旅行(夏)持ち物リスト】


 昨年の東北一周旅行の際に作った、持ち物リストをもとに、佐渡旅行版を作成した。

■衣類:▼ □Tシャツ5枚 □ズボン5枚 □長袖1枚 □帽子 □タオル大4 □タオル小4


■下着:▼ □シャツ3枚 □パンツ5枚 □くつ下4枚 □パジャマ2枚


■洗面道具▼ □歯ブラシ □ハンカチ4枚 □ハンドソープ □ひげそり 

▼□ティッシュ1箱 □顔拭きタオル4枚 □洗剤 □ドライヤー 

■化粧道具

■海水浴▼□水着 □タオル □水泳帽子 □ゴーグル □うきわ □サンダル

▼□ビーチパラソル □水中メガネ □スノーケル □手袋 □ヤス

▼□ソーセージ(スノーケリングでの魚集めのため)

■雨具▼ □かさ □ウインドブレーカー □防水シーツ 

■薬▼ □サビオ □虫除け □虫さされ □赤玉 □クマの胃 □日焼け止め

■お金など▼ □お金  □電卓  □時計 □めがね □ケータイ □鼓童チケット

■記録▼ □デジカメ2台(充電器付き、1台は水中用) □三脚1本 

▼□パソコン □筆記用具 □DVテープ3本


■パンフレット類 □パンフレット □旅程表 □緊急連絡先リスト


■食事▼ □17日朝のおにぎり □水筒 □リュック □ぬれティッシュ

▼□はし □シート □お茶 □果物(スイカ、みかん、ぶどう)

■お菓子類 ▼□缶ビール(果物と一緒に □クーラー の中へ)

▼□お菓子(事前にスーパーで買っておいた)

■ゲーム類▼ □トランプ

■CD類▼ □それぞれが好みのCDを選択して入れた。

■その他▼ □ガソリン満タンに  □保険証  □ビニール袋(たくさん)

▼□目覚まし時計  □サンダル □双眼鏡(トキを見る)

□おみやげを買っていく相手一覧 ※ 忘れることがないように、あらかじめチェック欄を作った。

▼ □妻実家…というようにである。


 漏れ落ちによる、忘れ物を減らすために、持ち物チェックリストの作成は重要だ。

 一度作成すれば、似たような場面でほぼまねて作成できるから、時間の節約にもなる。

 持ち物チェックリストをもとに、すべて前日のうちに準備し、ほぼすべてのものを前日のうちに車に積み込んだ。

 たっぷり2時間かかったのだが(今日までに少しずつ準備していても)、妻もアキコもクニコも、準備の煩わしさの中にも、佐渡旅行をとても楽しみにしている様子が伝わってきた。


【明日の朝食を作る妻】

 車に持ち物を積み込んだ後、少しでも節約しようと、妻は朝食を前日のうちに作っていた。
 ※ 写真は後でアップ。

 節約のためばかりでなく、海を見ながらの朝食を食べるには、お弁当はとっても重宝するのだ。

 節約といえば、佐渡はガソリンが高いので事前にガソリンを満タンにしておくことなども、節約法である。お菓子を、セブンイレブンでなく、スーパーで予め買っておくこともそうである。
 海中透視船の割引チケットをインターネットから印刷しておいたのもそうである。


【旅の安全のために】

 今回は、海が中心である。
 毎年、大人も子どもも海で命を落としている。気をつけねばならない。
 
 どんなに楽しい旅でも、一旦大きなケガをしたり、ましてや命を失ったりすれば、それで台無しとなる。

 そこで、肝に銘じたいことは次のことである。

1 海や岩場では慎重を期すこと…荒れた海には絶対に入らない。海水浴では、夫婦のうちどちらか一人は必ず子どもをよく見ていること。浮き輪を離させないこと。岩場では夫婦の間に、子どもを挟むようにして歩くこと。

2 初めての道を運転するので、速度、交差点に注意し、焦らず安全に走行すること。

3 盗難などに気をつけること。

 最後に、安全のために、私がいつも行っていることは、旅の安全を祈ることである。

 これから、それを行う予定である。

 しばし、ブログとはお別れである。


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号

2008.11.1 東北一周旅行「男鹿半島・白神山地」
ー【旅行記づくりのポイント】ー  527

ー東北一周旅行記よりー528

■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。

夏休みの自由研究その1ーテーマを決めるー

ミレニアム『東北1週間の旅』(2000年夏に行った東北一周旅行記である。このとき、アキコが10歳になったら、再び白神山地を訪れることを決めていた。)

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

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◆留意点・その他
・それ以外の準備:子供たちを早めに寝せること(準備に意外と時間がかかり、結局いつもと同じ9時就寝となった。)