まるで、“子どものサッカー”

もう今日で、２月も終わり。

もう少しで、東日本大震災から１年を迎えます。

そんな中、昨日は、民間の福島原発事故調査委員会が、

４００ぺージに及ぶ調査報告を公表しました。

あの事故のあと、日米の政府関係者に聞き取りを行なって、

政府とのしがらみのない民間団体がまとめたものです。

しかし、東電の幹部の人たちは、ほとんどこの調査に

協力していません。

このあたりが、今の国の危機管理等の矛盾点を露呈しています。


この報告の中で、事故当初の官邸サイドの対応を、

まるで、“子どものサッカー”だった

と述べている部分が気になりました。

攻撃陣も守備陣も全員が、ボール一つに群がる。

そうな状況だったんでしょう。

マニュアルも、ほとんど効果なし。

サッカーのルールがない状態です。

たぶん、菅前総理は、オフサイドのファールを

数回はやったと思います。(笑

そして、東電はといえば、

“遅延行為”で、イエローカード。。

最後には、菅さんが東電に押しかけたなんて、

もう、レッドカードでしょう。


今日は、東京スカイツリーの竣工だとか。

数十年のうちに、関東に大きな地震が起こるといわれています。

このタワーが、倒壊しないと誰が断言できるのでしょう。

このスカイツリー、着工当初は、高さ６１０メートルでした。

広州タワーが同じ高さを想定しているということで、

６３４メートルに変更。

世界一の高さにこだわりました。

６３４、武蔵(むさし)の国の語呂合わせ。

国の威信かなんかよくわかりませんが、

世界一の高さよりは、世界一の危機管理の方を

優先してほしいですね。




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