吉備路レポート(気ままブログ)

晴れの国 岡山より仕事を卒業して吉備路の情報と気まぐれレポートを発信してます。

今は不況の時代では無い。

2010年01月16日 | まあ、私の話を聞かれえ。
今日の岡山市、北の空に少し雲がある位で風も無く良い天気である。
我が家の町内は、60数戸の古いである。高台に天満神社があり、
我が家のすぐ横に真言宗の祠(ほこら)があり、1軒置いて日蓮宗の御堂と
直ぐ後ろにもまた別の日蓮宗の御堂がある。
毎朝、我が家の横にある祠に、3軒隣のお婆さんが欠かさずお参りにくる。
家が農家なので、お供え物は毎日お米なのだが、何時も1合以上の量である。
散歩から帰ると、電線や周囲の屋根や木に凄い数の雀が止まって騒いでいる。
雑食性の雀、時期的に餌が少ないのか、最近は数が増えた様な気がする。
そして、まるでお婆さんのお参りが「早く終わらないかな~」と騒いで待っている。
お婆さんのお参りが済んで、10m程離れたら一斉に祠に向かって降りて来る。
私がそばで見ていても危害を加えないのを知っているのか夢中で食べている。
短時間の間に食べ尽くして散っていき、また何時もの様に静かになる。
明日も明後日も、お婆さんが生きてる間、続く光景だろうと思う。

昨日、こんな記事を見つけた。「景気は回復しない」と言うタイトルだ。
今の経済状況をとらえて「不況」では無いと言っていた。
今の状況は「ニューエコノミー」と言って、新しい経済状況だそうだ。
戦後から復興に向けて、日本は絶えず「**景気」や「オイルショック」など
好景気と不景気を繰り返しながら、今日まで成長をしてきた。
過去の好景気の収入に応じて、カラーテレビや車、洗濯機、冷蔵庫と
生活の3種の神器とかの宣伝文句で次々と買いあさって来た。
これは、売り手側が主導権を握って、経済を動かしていたものだ。
それが現在、買い手側が主導権を取り戻し、買い手側が認識している状況を
ニューエコノミーと言うのだそうだ。ニューエコノミーと言う経済状況に入っただけで
今の状況は不況では無いので、回復はしないと言う事の様だ。
簡単に言うと、消費者(買い手側)が賢くなったと言う事だ。
買い控えと言うのもあるだろう、だが買いたい、欲しいと言う欲求を持ちながら
本当に自分には必要か、あっているのかを考える様になった。
買い手側の価値観も多様化し、ライフスタイルや意識が変わって来ている中で
売り手側の意識が今まで通りだと売れないという。
今の状況を不況と捉えず、政府や買い手に責任転嫁せず、政府の経済政策や
スーパーヒーローの誕生を待つのではなく、売り手側が意識を変える事それが
他の多くの人達から抜きんでる事が出来る最良の策であると言う。
買い手側の価値観に合わせて、ユニークで価値あるポジションを築く事だ。
「買い手側に、貴方の商品を買う理由」を気付かせなければなりません。
買いたい、欲しいと言う欲求の裏で、買い手は理由を探しているのですから。
何処にでもある商品の場合、何を理由にしますか?
そうです、「一番安いお店です、企業です=価格」です。
この事はデフレスパイラルを生み出し、負の連鎖を断ち切っていくには、
価格以外の価値観を見つけなければなりません。
価格以外の買う理由を買い手に与えなければなりません。
この経済状況を不況と捉えず、買い手側の価値観と買いたい理由を
気付かせるべく、売り手側の更なる努力が必要な時代である事を認識する事だ。
今は不況では無く、ニューエコノミーの時代だからだ。

今日は、まだメールを見ていない。良い話が来てれば良いのだが。
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