官舎の防カビ塗装と賢いリフォームの質問。

今日の岡山市は朝から晴れ、５時半過ぎに家を出たけれど、太陽に負けて
足守川の土手下、そう日陰の道を選択した。
直射日光を浴びるより、随分楽でしたね。やはり楽な散歩を考えるなら
５時にスタートして６時に帰宅と言うのが一番良さそうです。

今日は、朝１０時に室内の壁の塗装依頼で訪問する事になっているので、
９時過ぎに出発予定、それまで昨日の県北の現場の見積もりに着手。
拾い出して、エクセルの見積書に書きこんでいたところで、出掛ける
時間になった。金額は帰ってから書きこむ事にした。
丁度、１０時５分前に到着。一般の企業の社宅かと思っていたら、
公務員さんの官舎でした。挨拶をして施工する個所の説明を受けた。
塗装の施工個所は、台所、洗面所他全部で４部屋の壁です。
最初は、部屋を使用中に汚したり、傷つけたりしたのかと思っていたら、
原因は、全てカビで汚れています。掃除をしていない事は住んでた人に
多少の責任があるかも知れませんが、でも自然発生的に出たカビです。
全て責任を住んでた人にと言うのはチョット気の毒な様な気がしますね。
修理に掛かる費用、そうこの度の防カビ塗装の費用は本人負担らしいです。
公務員さんも厳しいですね。実測して一旦帰社、見積書を作成して
夕方　再度訪問をして来た。
見積書を手渡して金額のＯＫ　を貰った。
（１）　ｍ２数に対して、正味必要な材料代です。もし追加が出たら
　　　　足らなくなるでしょうね。
（２）　職人さん　１人工の施工代金。
（３）　材料の合計金額がメーカーとの取り決めより少額なので運賃が要ります。
　　　　その運賃と窓や周囲の養生代などの経費が若干です。
以上の合計金額で提出、他社との比較を受けても自信のある金額ですし、
どこに見せられても恥ずかしくない見積書です。
今回の塗装、自社に自信のある防カビ塗装です。塗膜さえ健全であれば
１０年でもカビの生えない塗装です。１７日に、新しい人が転勤で来られて
入居されますが、また転勤で出ていかれても、今度はカビで塗装修理
なんて事には決してなりません。

ところで、昨日の賢いリフォームについての質問が入ってます。
「もう一度見積もり金額を構成しているものとどうしてその様な
　　　　　　　大きな差額が出るのかを教えて欲しい」　と言う事です。

見積もり金額は、どんな工事でも同じですが、塗装工事も
材料代＋工事費＋諸経費で構成されています。
（１）　材料代・・・使用する塗料が　何缶必要か？　缶当たり＠　は幾ら？
　　　　　　　　　　これで材料代が出ます。
（２）　施工代・・・・工事に掛かる人工は、何人工？　人工工賃　＠　は？
　　　　　　　　　　これも人工＠　Ｘ　何人工　で出ます。
（３）　諸経費・・・・これは各社それぞれ多少違うものもあります。

諸経費を構成する種類ですが、現場養生費・交通費・産廃処分費・宿泊費
材料の運賃・現場管理費などがそうです。
他に、施工に必要な仮設足場費用、高所作業車などのリース代もあります。

例えば、材料代が￥３０万円、施工代が２０人工Ｘ＠２１０００＝￥４２万円
諸経費が￥８万円　合計￥８０万円の見積書が￥１８０万円なんて
あり得ないはずなのにあるんです。だから、納得のいかない見積書や
強引な業者には、上記の様に分類して貰うんです。何らかの理由や項目で
￥１００万円を潜り込ませていた物が、隠せなくなります。
貴方の会社は、他社の￥３０万円の材料代に対して、なぜ￥６０万円？
貴方の会社は、他社の２０人工に対して　何故　８０人工？人工賃は？
こうする事で、悪質業者は去っていきます、何故なら説明出来ないからです。
質問はこう言う事だと思うのだが、この説明で解って貰えただろうか。
違えば、再度御質問をお願いします。

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