24日の東京外国為替市場の円相場は、午後1時過ぎに1円近く急落し、一時1ドル=85円40銭の円安・ドル高水準をつけた。市場関係者によると、政府・日銀が円売り・ドル買いの介入を実施した模様だ。15日に6年半ぶりに大規模な介入を実施した際には、財務省が大臣会見を開いて実施を明言したが、今回は「ノーコメント」(野田佳彦財務相)だとしている。
市場でも15日の介入の際ほどの大きな反応とはならず、円はその後買い戻され、再び1ドル=84円台に戻る展開となった。午後5時時点は前営業日の22日比13銭円高・ドル安の1ドル=84円70~72銭。対ユーロでは、同7銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円75~79銭で取引された。
円相場は、米経済の先行き不安などを背景に23日のニューヨーク市場で一時、1ドル=84円26銭をつけ、政府・日銀が為替介入した15日以来の円高水準となった。24日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、1ドル=84円台半ばで推移していたが、午後1時過ぎ、一気に1円近く円安・ドル高が進んだ。
市場では「政府が介入に踏み切った」との見方が広がったが、財務省が一切沈黙を守ったため、市場では介入実施を疑問視する向きも広がり、次第に円が買い戻された。【大久保渉】
引用元:yahoo ニュース
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円相場は、米経済の先行き不安などを背景に23日のニューヨーク市場で一時、1ドル=84円26銭をつけ、政府・日銀が為替介入した15日以来の円高水準となった。24日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、1ドル=84円台半ばで推移していたが、午後1時過ぎ、一気に1円近く円安・ドル高が進んだ。
市場では「政府が介入に踏み切った」との見方が広がったが、財務省が一切沈黙を守ったため、市場では介入実施を疑問視する向きも広がり、次第に円が買い戻された。【大久保渉】
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