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トヨタ車急加速大半は運転ミス? 米紙報道

2010年07月14日 | 日記
 【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は13日、米運輸省が、トヨタ自動車の車両で不意の急加速が原因とされる交通事故について、車両のデータ記録装置を分析した結果、事故が起きた際にスロットルは全開でブレーキは使われていなかったと報じた。ブレーキをかけようとしてアクセルを誤った踏んだ運転ミスとみられる。

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 関係筋の話として伝えた。ただし、戻りにくいアクセルペダルや、アクセルペダルに引っかかりやすいフロアマットの2つの欠陥については、急加速問題の原因として疑いが残っているとしている。

 道路交通安全局(NHTSA)が、ブレーキを踏み込んでも加速状態から停止せず衝突したというトヨタ車の運転者の苦情をもとに調べたもので、分析結果は、急加速の原因は電子制御スロットル装置の異常ではないというトヨタの主張に沿ったものとなる。

 NHTSAは3月時点の集計で、トヨタ車の急加速問題で3千件を超す苦情を受け、人身事故は75件、死者は93人に上る。また、100人以上が電子制御装置の欠陥が事故の原因としてトヨタを訴えている。

 しかし、NHTSAは、昨年8月にカリフォルニア州でレクサスの急加速により4人が死亡した事故は車両の欠陥が原因と立証したという。

 トヨタはこれまで、アクセルペダルなどの不具合にからみ、世界で800万台以上のリコール(回収、無償修理)を実施。NHTSAから、安全問題の対応をめぐり1637万5千ドルの民事制裁金の支払いを課された。

引用元:yahoo ニュース