十六銀行(岐阜市)は30日、公的資金投入を受けて経営再建中の第二地銀、岐阜銀行(同)を吸収合併する検討に入ったと発表した。岐阜銀は筆頭株主の三菱東京UFJ銀行の資本支援を得て公的資金を返済した上で、十六銀が10年度中に岐阜銀を株式交換で子会社化し、12年度中に合併する方向だ。
岐阜銀は01年に120億円の公的資金を受けて経営再建を進めたが、08年と09年に金融庁から業務改善命令を受けた。09年1月に十六銀と業務資本提携を結んで50億円の出資を受け、収益力強化やコスト削減に努めたが、10年3月期も2期連続の赤字を計上した。
3行は30日、岐阜銀本店で記者会見し、岐阜銀の大熊義之頭取は「システムや内部統制など営業以外のコストが高くなり、ある程度の規模がないとやっていけない。株主、取引先、行員や家族の利益を守るためには統合が最善と判断した」と述べた。【鈴木泰広】
引用元:yahoo ニュース
岐阜銀は01年に120億円の公的資金を受けて経営再建を進めたが、08年と09年に金融庁から業務改善命令を受けた。09年1月に十六銀と業務資本提携を結んで50億円の出資を受け、収益力強化やコスト削減に努めたが、10年3月期も2期連続の赤字を計上した。
3行は30日、岐阜銀本店で記者会見し、岐阜銀の大熊義之頭取は「システムや内部統制など営業以外のコストが高くなり、ある程度の規模がないとやっていけない。株主、取引先、行員や家族の利益を守るためには統合が最善と判断した」と述べた。【鈴木泰広】
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