円下落、87円台後半=2年5カ月ぶり円安水準―東京市場
時事通信 1月4日(金)9時24分配信
年明け4日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=87円台後半に下落し、約2年5カ月ぶりの円安水準となった。午前9時現在は87円69~71銭と昨年末比1円39銭の円安・ドル高。米国で景気への深刻な悪影響が懸念された「財政の崖」問題が回避されたほか、日本時間4日夜に発表される2012年12月の米雇用統計も改善が期待されることから、ドルを買って円を売る動きが強まった。
円は対ユーロでは小幅高。午前9時現在は1ユーロ=114円22~24銭と14銭の円高・ユーロ安。