シェールガス対日輸出、初の認可…カナダ政府
読売新聞 3月5日(火)1時24分配信
三菱商事などがカナダ西部で開発している割安な天然ガス「シェールガス」の輸出が、カナダ政府から認可された。
日本向けのシェールガス輸出が正式に決まったのは初めてだ。米政府も、シェールガスの対日輸出を今春にも認可する見通しで、エネルギーの安定調達につながると期待される。
原子力発電所の長期停止で、日本の2012年の液化天然ガス(LNG)輸入量は前年比11・2%増の8731万トンと増加傾向が続いている。日本が輸入しているLNGより2~3割程度安い北米産シェールガスの対日輸出が相次げば、上昇しつつある電気料金の抑制につながる可能性もある。
カナダ政府が認可したのは、三菱商事と資源メジャーのロイヤル・ダッチ・シェル、中国石油天然ガス、韓国ガス公社の共同事業。4社は、カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州の輸出基地でシェールガスを液化し、そのLNGを19年をめどに、日本などアジアを中心に輸出する。
計画では、三菱商事が同州の2か所で採掘したシェールガスなどを、25年間にわたり年最大2400万トン輸出する。三菱商事は、輸出プロジェクトの20%の権益を有する。当初の輸出量は年1200万トン程度となる見通しだ。
引用元:yahoo ニュース
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