経済ニュース

経済の話題やニュース

小林製薬、薬剤師の説明が必要な医薬品販売にQRコード導入 女性の“恥ずかしい”思いに配慮

2010年09月16日 | 日記
 小林製薬が、女性のデリケートゾーンの治療薬で購入時に薬剤師から説明を受ける必要のある「第一類医薬品」の販売に、白と黒の格子状のパターンで情報を表すQRコードを活用した手法を製薬業界で初めて導入した。購入希望者はコードから携帯電話のサイトにアクセスして症状をチェックし、その画面を店頭の薬剤師が確認して販売する仕組み。「店頭で詳しく説明を受けるのは恥ずかしい」という精神的負担を軽減することで、需要拡大を図る考えだ。

 QRコードは、15日に発売した「フェミニーナ 膣(ちつ)カンジダ錠」(2940円)で導入。女性器内に常在する真菌の一種、カンジダが異常繁殖すると、がまんできないほどのかゆみや、おりものの量が増えるなどの症状が出る「膣カンジダ症」に対応する。

 第一類医薬品は購入時に薬剤師の説明を受けなければならないが、女性のデリケートゾーンの悩みだけに「恥ずかしい」という思いに配慮。店頭のPOP(商品に添える説明広告)などにQRコードを表示し、コードで携帯サイトにアクセスした購入希望者が症状に関する10項目の設問に答え、結果を店頭の薬剤師に見せるようにした。

 小林製薬の薬粧品事業部の奥山保雄さんは「膣カンジダ症に悩む女性は多いが、市販薬はあまり使われておらず、今回の新商品で市販薬治療の有効性も示したい」と話している。

 ■第一類医薬品 医師による処(しょ)方(ほう)箋(せん)を必要としない一般用医薬品は薬事法により安全性の面から第一~三類医薬品にランク付けされ、第一類は特に注意が必要。販売は薬剤師による対面販売のみで、販売時に購入者に対して薬の情報を必ず提供する義務がある。

引用元:yahoo ニュース

スゴワザの無料レポートをダウンロードするなら
マイページを利用すると便利です。
その場でレポートを見ることができたり、
本棚にレポートをストックすることができます。
さらに読者登録なしのレポートももらえます。
▼今すぐ見てみる
http://www.sugowaza.jp/?aff=50102