【中国広州市・米川直己】日産自動車と東風汽車の合弁会社「東風日産」の任勇副総経理が１２日、毎日新聞などとのインタビューに応じ、１１年の販売台数が当初計画の７７万２０００台を上回り、既に８０万台に達したことを明らかにした。また、１２年に販売を始める独自ブランド「ヴェヌーシア」の電気自動車（ＥＶ）を１５年までに発売する計画に向け、１２年の早い時期に中国政府に生産に関する届け出を行う方針も明らかにした。
任副総経理は１１年の販売台数について「市場の成長が鈍化する中でも前年比２０％成長を続けている」と指摘。１２年以降については「金融政策は引き締め傾向にあり、さらに成長が鈍化するとの予想もあるが、今年と同程度の成長を続ける」と自信を示した。
中国の自動車販売台数は１０年に前年比３０％増の１１２７万台を記録して２年連続で米国を抜き、世界トップとなったが、１１年は同１４％増の１２８０万台と成長鈍化が予想されている。市場全体の見通しについて任副総経理は「１５～２０年後には２５００万～５０００万台になるとの予測もある」と述べ、今後も成長が続くとの見方を示した。
一方、任副総経理は中国でのＥＶ販売について「（中国）政府も注目しており、優遇策も打ち出されている。来年に届け出を行い、（生産）規模は今後検討したい」と述べた。ガソリンエンジンの環境対応車についても「省エネ化を進めたい」と述べ、日産の技術支援を受けながら開発を進める考えを示した。
引用元：yahoo ニュース
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任副総経理は１１年の販売台数について「市場の成長が鈍化する中でも前年比２０％成長を続けている」と指摘。１２年以降については「金融政策は引き締め傾向にあり、さらに成長が鈍化するとの予想もあるが、今年と同程度の成長を続ける」と自信を示した。
中国の自動車販売台数は１０年に前年比３０％増の１１２７万台を記録して２年連続で米国を抜き、世界トップとなったが、１１年は同１４％増の１２８０万台と成長鈍化が予想されている。市場全体の見通しについて任副総経理は「１５～２０年後には２５００万～５０００万台になるとの予測もある」と述べ、今後も成長が続くとの見方を示した。
一方、任副総経理は中国でのＥＶ販売について「（中国）政府も注目しており、優遇策も打ち出されている。来年に届け出を行い、（生産）規模は今後検討したい」と述べた。ガソリンエンジンの環境対応車についても「省エネ化を進めたい」と述べ、日産の技術支援を受けながら開発を進める考えを示した。
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