東京電力が、福島第１原子力発電所のタービン建屋地下に漏れた放射能汚染水の一部を、「メガフロート」と呼ばれる巨大人工浮島を原発近くの沖まで運び、内部に収容する案を検討していることが分かった。東電の担当者が１日、静岡市に出向き、同市清水区の清水港沖合３０メートル付近で、海釣り公園として利用されているメガフロートの譲渡を打診。市側が提供を決めた。
小嶋善吉静岡市長は同日の記者会見で、「我々の持っている施設が、こういう形で役立てるのならば、全面的に協力すべきと判断した」と述べた。
市の説明によると、長さ１３６メートル、幅４６メートル、高さ３メートルのメガフロートの下部は、浮力を持たせるため、普段は１．８万トン分のスペースが空洞となっている。内部に１万トンの海水を入れても沈まない構造のため、東電はこの部分に放射能汚染水を収容できると判断したとみられる。三重県や兵庫県にも同様のメガフロートがあるが、立地が近い静岡県を選んだもよう。
引用元：yahoo ニュース
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市の説明によると、長さ１３６メートル、幅４６メートル、高さ３メートルのメガフロートの下部は、浮力を持たせるため、普段は１．８万トン分のスペースが空洞となっている。内部に１万トンの海水を入れても沈まない構造のため、東電はこの部分に放射能汚染水を収容できると判断したとみられる。三重県や兵庫県にも同様のメガフロートがあるが、立地が近い静岡県を選んだもよう。
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