パナソニックが、子会社である三洋電機の「SANYO」ブランドを原則廃止し、パナソニックブランドに統一することが29日、明らかになった。
60年以上、親しまれてきた三洋ブランドが国内の家電製品などから姿を消す。パナソニックは2008年10月に「ナショナル」をやめパナソニックに統一しており、経営資源を集中し、海外展開を加速させるためにもブランド一本化が不可欠と判断した。
パナソニックは、出資比率が50%超にとどまる上場子会社の三洋とパナソニック電工を、10年度中に約9000億円をかけて株式公開買い付け(TOB)で完全子会社とする。三洋が得意とする太陽電池など環境・エネルギー事業を主力事業に切り替え、世界的な競争に打ち勝つ仕組みを整える。29日夕に発表する。
三洋ブランドのパナソニックへの統一の時期は完全子会社化が終わった11年度以降になりそうだ。
三洋は、パナソニックの創業者である松下幸之助氏の義弟、井植歳男氏が1947年にパナソニックから独立して設立した。53年に日本初の噴流式洗濯機を売り出し、2005年には乾電池形蓄電池「エネループ」を大ヒットさせた。
パナソニックは09年12月に三洋を子会社化した際、当面は三洋の社名とブランドを存続させる意向を示していた。しかし、製品の多くが重複して営業上の相乗効果を発揮しにくいため、三洋が強い東南アジアなどを除いて一本化することにした。完全子会社化に伴い、三洋、パナ電工は上場廃止となる見通しだ。
引用元:yahoo ニュース
60年以上、親しまれてきた三洋ブランドが国内の家電製品などから姿を消す。パナソニックは2008年10月に「ナショナル」をやめパナソニックに統一しており、経営資源を集中し、海外展開を加速させるためにもブランド一本化が不可欠と判断した。
パナソニックは、出資比率が50%超にとどまる上場子会社の三洋とパナソニック電工を、10年度中に約9000億円をかけて株式公開買い付け(TOB)で完全子会社とする。三洋が得意とする太陽電池など環境・エネルギー事業を主力事業に切り替え、世界的な競争に打ち勝つ仕組みを整える。29日夕に発表する。
三洋ブランドのパナソニックへの統一の時期は完全子会社化が終わった11年度以降になりそうだ。
三洋は、パナソニックの創業者である松下幸之助氏の義弟、井植歳男氏が1947年にパナソニックから独立して設立した。53年に日本初の噴流式洗濯機を売り出し、2005年には乾電池形蓄電池「エネループ」を大ヒットさせた。
パナソニックは09年12月に三洋を子会社化した際、当面は三洋の社名とブランドを存続させる意向を示していた。しかし、製品の多くが重複して営業上の相乗効果を発揮しにくいため、三洋が強い東南アジアなどを除いて一本化することにした。完全子会社化に伴い、三洋、パナ電工は上場廃止となる見通しだ。
引用元:yahoo ニュース