モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットを舞台に日本時間8日(土)、2019年FIA F1世界選手権第7戦カナダGP金曜フリー走行2回目が実施され、フェラーリのルクレールが最速タイムを記録した。

初回セッションはメルセデスのハミルトンとボッタスが1-2態勢を築き、1分12秒767を刻んだハミルトンがトップ、ボッタスが0.147秒差で2番手に続いている。ただ、ボッタスは今週末に投入されたアップグレード型エンジンに不具合が生じてしまい、終盤に緊急ピットインを強いられた。その後、メルセデスが明かしたところによると、ボッタスを襲った燃料システムに関連するトラブルは新しいパワーユニットには関係がなかったとのことで、問題なく2回目のフリー走行に参加している。
ピレリがハイパーソフト、ウルトラソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んだ今週末、初回セッションもフェルスタッペンが最も柔らかいコンパウンドを履いて1分13秒302を刻み、タイムシート最上位に立ったが、ウルトラソフトで自己ベストタイムをマークしたメルセデスのハミルトンが0.088秒差で2番手に続いている。
ピレリのC3からC5の最も柔らかい組み合わせのコンパウンドが用意されたカナダGP初日は晴天に恵まれ、気温24.8℃、路面温度47.8℃、湿度32.7%のドライコンディションで2回目のフリー走行がスタートする。
最初にコースインしたのはウィリアムズのクビサ。初回セッションはラティフィにマシンを貸し出していたため、早々に始動してプログラムに取り掛かっている。マクラーレンのサインツが合流してシステムチェックに臨み、他の陣営も順次インストレーションラップを完了した。
ミディアムタイヤを履いたフェラーリのベッテルが1分14秒フラットを刻んでタイムシート最上位につけると、スピードを上げてタイムを縮めていった。チームメイトのルクレールも100分の数秒差のタイムを残して2番手に飛び込んでいる。
メルセデスはハミルトンがミディアム、ボッタスがハードタイヤを履いてガレージを離れ、2人とも最初のタイム計測から好ペースを発揮。ハミルトンは1分12秒台に入れてトップに立ち、ボッタスが0.284秒差で2番手に入った。その後も順調に作業を進めていたものの、ターン8の縁石に乗り上げてしまったハミルトンがバランスを崩してウオールに接触。右リアタイヤはパンクチャーを抱えたものの、チームの指示通りにペースを落としてピットへの帰還を果たした。「申し訳ない」とチームに謝罪したハミルトンだが、サスペンションやフロアの損傷具合を確認する必要があったため、いったんマシンを降りている。
この時点でセッション残り時間は60分を切っており、1分12秒938を残したハミルトンがトップをキープ、ボッタス、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール、ベッテルがトップ5に名を連ねた。
ボッタスとフェラーリ勢がソフトタイヤに履き替えてコースに入ると、まずはボッタスが1分12秒311を刻んで最速タイムを更新するも、ベッテルが0.060秒速くラップをまとめる。ルクレールはセクター3こそファステストだったが、0.122秒差で3番手となった。それでも、2回目のクイックラップで1分12秒177をマークしてベッテルを上回っている。
レッドブルの2人もソフトタイヤに履き替えたが、フェルスタッペンはガスリーに接近した状態でクイックラップに入ってしまい、汚れた空気の影響を受けた様子でアンダーステアに見舞われ、"ウオール・オブ・チャンピオンズ"に右フロントタイヤをぶつけた。セクター2までは自己ベストを刻んでいたにもかかわらず、僚友のマシンに近づきすぎた結果、ラップをまとめられなかった上に多少のダメージを抱えることになった。走行は続けられたものの、次のラップでピットに引き上げている。
最初のフリー走行でウオールに接触したアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィは修復作業が続いていたため待機を強いられ、走行準備が整ったのは残り時間が34分を切ったタイミングだった。チームによれば、予防措置としてギアボックスを交換したとのことだが、接触前に搭載していたギアボックスはレース用でなかったようで、グリッドペナルティは免れそうだ。
セッション後半はレースを想定した作業に取り組む陣営が多く、フェラーリはルクレールがミディアム、ベッテルがソフトタイヤを履いてロングランに励んだ。ハミルトンを欠くメルセデスはボッタスがソフトタイヤで周回を重ねたあと、ハードタイヤに戻してパフォーマンスを確かめている。それぞれ10周以上を走ったコンパウンドのペースはルクレールが1分17秒半ば、ベッテルは1分18秒半ば、ボッタスは1分16秒台に入れることもありつつ、概ね1分17秒台を刻んでいた。
終盤になってフェルスタッペンは走行を再開できたものの、予防措置としてリアエンドをフル交換することになったハミルトンは結局コースに戻れずに初日を終えている。2回目のフリー走行でトップに立ったのは1分12秒177を刻んだルクレール、2番手にベッテルが並び、ボッタスが3番手だった。4番手にはサインツが入り、ハースF1のケビン・マグヌッセンに次いでハミルトンのタイムが6番手に残っている。
ホンダエンジンを積むレッドブルとトロ・ロッソの4台は12番手から15番手にガスリー、フェルスタッペン、アルボン、クビアトの順で続いた。
ホンダ勢、仲良くタイムポジションが連続していますが、明日の予選でQ3に進めるのか心配ですが、頑張って欲しいですね。

初回セッションはメルセデスのハミルトンとボッタスが1-2態勢を築き、1分12秒767を刻んだハミルトンがトップ、ボッタスが0.147秒差で2番手に続いている。ただ、ボッタスは今週末に投入されたアップグレード型エンジンに不具合が生じてしまい、終盤に緊急ピットインを強いられた。その後、メルセデスが明かしたところによると、ボッタスを襲った燃料システムに関連するトラブルは新しいパワーユニットには関係がなかったとのことで、問題なく2回目のフリー走行に参加している。
ピレリがハイパーソフト、ウルトラソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んだ今週末、初回セッションもフェルスタッペンが最も柔らかいコンパウンドを履いて1分13秒302を刻み、タイムシート最上位に立ったが、ウルトラソフトで自己ベストタイムをマークしたメルセデスのハミルトンが0.088秒差で2番手に続いている。
ピレリのC3からC5の最も柔らかい組み合わせのコンパウンドが用意されたカナダGP初日は晴天に恵まれ、気温24.8℃、路面温度47.8℃、湿度32.7%のドライコンディションで2回目のフリー走行がスタートする。
最初にコースインしたのはウィリアムズのクビサ。初回セッションはラティフィにマシンを貸し出していたため、早々に始動してプログラムに取り掛かっている。マクラーレンのサインツが合流してシステムチェックに臨み、他の陣営も順次インストレーションラップを完了した。
ミディアムタイヤを履いたフェラーリのベッテルが1分14秒フラットを刻んでタイムシート最上位につけると、スピードを上げてタイムを縮めていった。チームメイトのルクレールも100分の数秒差のタイムを残して2番手に飛び込んでいる。
メルセデスはハミルトンがミディアム、ボッタスがハードタイヤを履いてガレージを離れ、2人とも最初のタイム計測から好ペースを発揮。ハミルトンは1分12秒台に入れてトップに立ち、ボッタスが0.284秒差で2番手に入った。その後も順調に作業を進めていたものの、ターン8の縁石に乗り上げてしまったハミルトンがバランスを崩してウオールに接触。右リアタイヤはパンクチャーを抱えたものの、チームの指示通りにペースを落としてピットへの帰還を果たした。「申し訳ない」とチームに謝罪したハミルトンだが、サスペンションやフロアの損傷具合を確認する必要があったため、いったんマシンを降りている。
この時点でセッション残り時間は60分を切っており、1分12秒938を残したハミルトンがトップをキープ、ボッタス、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール、ベッテルがトップ5に名を連ねた。
ボッタスとフェラーリ勢がソフトタイヤに履き替えてコースに入ると、まずはボッタスが1分12秒311を刻んで最速タイムを更新するも、ベッテルが0.060秒速くラップをまとめる。ルクレールはセクター3こそファステストだったが、0.122秒差で3番手となった。それでも、2回目のクイックラップで1分12秒177をマークしてベッテルを上回っている。
レッドブルの2人もソフトタイヤに履き替えたが、フェルスタッペンはガスリーに接近した状態でクイックラップに入ってしまい、汚れた空気の影響を受けた様子でアンダーステアに見舞われ、"ウオール・オブ・チャンピオンズ"に右フロントタイヤをぶつけた。セクター2までは自己ベストを刻んでいたにもかかわらず、僚友のマシンに近づきすぎた結果、ラップをまとめられなかった上に多少のダメージを抱えることになった。走行は続けられたものの、次のラップでピットに引き上げている。
最初のフリー走行でウオールに接触したアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィは修復作業が続いていたため待機を強いられ、走行準備が整ったのは残り時間が34分を切ったタイミングだった。チームによれば、予防措置としてギアボックスを交換したとのことだが、接触前に搭載していたギアボックスはレース用でなかったようで、グリッドペナルティは免れそうだ。
セッション後半はレースを想定した作業に取り組む陣営が多く、フェラーリはルクレールがミディアム、ベッテルがソフトタイヤを履いてロングランに励んだ。ハミルトンを欠くメルセデスはボッタスがソフトタイヤで周回を重ねたあと、ハードタイヤに戻してパフォーマンスを確かめている。それぞれ10周以上を走ったコンパウンドのペースはルクレールが1分17秒半ば、ベッテルは1分18秒半ば、ボッタスは1分16秒台に入れることもありつつ、概ね1分17秒台を刻んでいた。
終盤になってフェルスタッペンは走行を再開できたものの、予防措置としてリアエンドをフル交換することになったハミルトンは結局コースに戻れずに初日を終えている。2回目のフリー走行でトップに立ったのは1分12秒177を刻んだルクレール、2番手にベッテルが並び、ボッタスが3番手だった。4番手にはサインツが入り、ハースF1のケビン・マグヌッセンに次いでハミルトンのタイムが6番手に残っている。
ホンダエンジンを積むレッドブルとトロ・ロッソの4台は12番手から15番手にガスリー、フェルスタッペン、アルボン、クビアトの順で続いた。
ホンダ勢、仲良くタイムポジションが連続していますが、明日の予選でQ3に進めるのか心配ですが、頑張って欲しいですね。
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