あるがままに 身近な自然

身近な所にある、自然のあるがままの姿に目を向けます。

基本(基礎)ってなんだろう??

2017年01月29日 | 身近な自然
昨日、ある大学のクラシックカメラ同好会の集まりがあった。
尾張藩の宮大工をしていた家系の教授をしていた人の所有していた、カメラを維持管理を
することが目的の会だ!

そこで最近の若い人たちの動向が論議されたが、スマホで必要な事はすべて済むので、
わざわざ、それ以外のものにあまり興味を示さない傾向があると教えられた。

確かに、その場の状況をただ撮つすだけならば、スマホか携帯でも済んでしまう。
しかも、プリントなどすることもないという。さらには、引き伸ばしすることなど
皆無に近いという。
記録の保存が必要ならば、それぞれの基になるところにすれば済むようだ??

でも、本当に、ある年齢に達した時に、過去を振り返ることなどないのだろうか??

今の世の中にしてきたのも、私たちの年代がしてきたことなので、嘆いてばかりはいられ
ないのかもしれないが、どうも、アメリカナイズされた、考え方に偏っていないだろうか?

大量生産・大量消費の思想に、とらわれ過ぎていないだろうか?

職人気質など、ほとんど薄れてしまっているそうだ!

大学の卒業アルバムなども、需要は、半数以下と言う。

例えば、写真の基本(基礎)とは、なぜ写真が撮つるのか、絞りを変えたらどうなるか?
シャッター速度を変えたらどうなるかなども含まれるであろうが、
ただ、撮つっておればいいという考え方には、なんとなく、抵抗を感じる。
(こんなことを書くこと自体が、年寄りのたわ言のなかなー?)

基本など知らなくても、コンピュータへの入力さえ出来れば、何でも出来てしまう世の中、
こんなことで良いのだろうか??

西欧での生き方は、アメリカナイズとは、異なるように思うけど、
嘆いてばかりいても始まらないか??