感動の旅スペイン1 アンダルシア

2022-07-27 03:12:10 | 感動の旅スペイン

 

 

 

感動の旅 スペイン⓵ アンダルシア

 

 

スペイン アンダルシアの風景。 

スペイン南部にひろがる8県がアンダルシア地方です。その統一されたイメージがこれです。青く澄んだ地中海と豊かな緑を表すブルーのなかに、激しい情熱を表すレッドが融合した、みごとなデザインです。青く澄んだ空と白亜の家々、輝く太陽ときらめく紺碧の海、情熱の炎フラメンコと哀愁をおびたギターの調べ、私のスペイン旅行のきっかけとなったプラシド・ドミンゴの「グラナダ」。

 

そのグラナダの地に足を踏み入れたとたん、何と緑のおおい街だろうというのが、第一印象であった。

 

グラナダへ到着するまでのアンダルシアの風景は、さまざまに変化を見せていた。気候は地中海型ですが地形の変化が影響して多様な自然を作り上げています。遠くから地平線に目にみえる光景は、さながらアフロヘアーさながらの土地です。近づくと、それがオリーブ畑とわかるのです。

フローデルの名著「地中海」にみるアンダルシア

古代には森に覆われていたアンダルシアは、「紀元前後、人々の森林乱獲で山々は荒地になり、草木が絶えてしまった」と20世紀初頭に地中海沿岸諸国の地形を詳しく書いて有名になったフランスの学者フローデルがその大著

「地中海」(日本語訳浜名優美 藤原書店)で述べている。

そのなかの「アンダルシア 平野の力」から抜粋する。

「アンダルシア南部ほどまぶしいばかりの優越性に輝いている例はない。16世紀からここは地中海の中でもっとも豊かな地域の1つであった。なだらかな起伏があり、海にむかって広大な草原が広がり、ブドウ畑があり、それにましてオリーブ畑がひろい。ここの土地は地区ごとに征服されていったにちがいない。あまり儲からない耕作を専門としてきたために、日々の食料に関して外部に依存してきた。ブドウ畑、オリーブ畑、ワイン、織物、工場生産品の輸出をするアンダルシアの町町は、北アフリカの小麦で生活していたのである。しかし現代になってアンダルシアは「スペインの穀物倉、果物倉庫、酒蔵、家畜小屋とよばれるようになった」

シエラネバダ山脈 夏でもスキーができる

この縣は面積はスペイン最大だが人口は67万人、うちグラナダが25万人占める。人口密度の低い地方なのである。

アンダルシアの語源は「アル・アンダルース」に由来する。7世紀イスラムのアラブ人がこの地を支配して、この地をアル・アンダルースと国の名前を変えたのだ。

日本で言えば元明天皇が平城京に都を遷都した時代である。

使用した本

 

 

 

 

 

 

 


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