月と空の浜辺

趣味についてのブログ。
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ムネモシュネの娘たち

2008-12-21 08:41:21 | Anime
もう結構前の話になるのですが、動画配信サイトの1話無料に引っかかりました。
その時は、見ないでおこうかな、と思ったのですが、ムネモシュネの娘たちと言うと、つまりはムーサの事で・・・。
丁度 Istoria~Musa~ を購入していたので、少しでも関連あるから、と見てしまいました。


最初の1話の段階での印象は、「ウィッチブレイド」にそっくり、と言う感じでした。
主人公の特殊性や、声優が能登麻美子で、まんま同じだったり。
ちょっと(ではないかもな)大人向けの演出と、ちょっとハードで痛々しいシーンなど、結構共通点が近かったように思います。


声優関係は、石田彰、檜山修之、田中理恵など、有名な人が効果的に配置されていて関心。
格好いいキャラや、渋いおじさまも大量に出てきますよ(^_^)


作品の内容的に面白いのは、主人公は「不死」という特性を持つ為、話数を重ねるごとに舞台となる時代が進んでいきます。
1話の舞台は1991年として、2話は2011年になる、など。

主人公達などの不死の人物は老いないのですが、その周りの協力者達・・・普通の人間たちは老いていき、立場を変えながらも主人公達に協力してくれます。


時代ごとに、出てくる携帯端末が、ポケベルだったものが携帯電話になったり、SFになるとデジタルフォンになったり、最終的には所謂ファンタジーになったりなど、色々と工夫のされている作品で面白かったです。
SFではシャロン・アップル(マクロスZEROより)のような、ベタな展開も取り入れてあり、各年代を象徴するイベントを仕掛けてありますね。
人物関係の繋がりが深く、年代を超えて、協力しあう仕掛けなど、色々と考えさせられますね。


簡単に言えば輪廻転生と、その記憶についてのお話なのですが、記憶についての扱いは、こじつけに近い印象はありました。
ちょっと強引かな。

ムーサの司る「音楽と文芸」については特に触れられていませんでした。
どちらかというと「記憶の女神ムネモシュネ」の所に焦点が当てられていたようです。
その「記憶」とそのものの娘、と言う意味だっただけで、ムーサとしての意味合いは残念ながらなかったようです(~_~)


ラストはウィッチブレイドより救いのある話ですっきりですね。
スタッフロールが流れる所で、後日談的な話が語られますが、SF的な未来を感じさせる終わり方とか、方向性としては、上手くまとまっていると思います。

不死だったとしても、未来は分からない。




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