月と空の浜辺

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DK:Dream Killer 悪夢への誘い

2009-10-13 22:36:00 | FPS
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基本的なFPS用語


久々にFPS記事です。
いつも見てくれている人の中には「やっとFPS来たよ・・・」って人もいるかも(^-^)

今回はスポーツ系FPSの傑作作品 Pain Killer (PK)シリーズの新作です。
本家ディベロッパは、NecroVisioNや、Pain Killer Resurrection と言う新作を作っていますが、今作は別のディベロッパの作品になります。

前評判は余り良い感じはしなかったのですが、特殊な世界設定を気に入って、前々から気になっていました。
実際にプレイしてみた感じは、かなりPKっぽいゲームではないかと思います(^o^)

NecroVisioN と比較すると、こちらの方が正当な後継作品という印象が強いかな。


主人公のアリスは、精神科医という設定で、患者の精神世界へと入り込み、悪夢と戦うことで解決するようです。
精神世界の中で使える能力がいくつかあり、それらの紹介。


標準装備として、いくつかの攻撃用特殊能力を持ちます。
これは火炎放射。

武器を装備していない状態で、プライマリアタックが火炎放射。
セカンダリアタックが、テレキネシスによる破壊かな?
近くに居る敵に衝撃ダメージを与えます。

画面左上の黄緑色のゲージを消費してこれらの能力を使えますが、消費量は多い目。
最も、ゲージ回復は比較的早くなっています。



標準装備の機能その2.
テレポート。

一度テレポートボタンを押すと、狙った方向へゴーストが走り、もう一度テレポートボタンを押すと、ゴーストが現在居る位置へと瞬間移動します。
超能力ゲージを消費しますが、長距離の移動には便利ですね。



一定時間内に、敵を連続して倒し、右上のゲージを満タンにすると、PKシリーズお約束のバーサークモードに入ります。
画面がモノクロ風になり、敵が赤くハイライトされ、自分の移動速度の増加、及び攻撃力のアップが得られますね。



「うわぁ、PKっぽいゲームだよー!!」
「だから、そう言ってるでしょ!!」

冗談はともかく、途中挿入される紙芝居風のエピソードは、ネクロビジョンに近い雰囲気。
(イラストの)クオリティはやっぱり高めの印象。


続いてお楽しみの武器に付いて(^-^)

基本的に、武器スロットは「二つ」になっています。
初期状態では両方とも「素手」になっており、先に紹介した超能力による攻撃しか出来ません。

しかし途中、武器を「交換できる場所」が有り、それらのスロットの片方を「入れ替える」形になります。
組み合わせで言うと「素手+ミニガン」や「ショットガン+ミニガン」というようにその都度入れ替えることが出来るという訳ですね。

素手の超能力も便利な場面があるので、両スロットとも武器にしてしまう方が良いとは言い切れません。
アリーナ(戦場)ごとに、武器交換所が設置してあったりするので、戦術や敵に応じて、有効な武器と入れ替えて戦うと良いでしょう(^-^)

弾薬は無制限になっており、好きなだけ撃つことが出来ます。
またそれぞれの武装はPKシリーズのお約束通り「二種類の武器を合わせた特性」を持っていますね。

私はPKをプレイしていたときに、弾薬を拾わないといけない煩わしさや、特定のお気に入りの武器を使い続けられない点などが好きではない部分だったので、完全に改善された感じかな?

「多数の武器を持ち歩き、状況に応じて使い分ける」と言う昔ながらのFPSが好きな人には微妙かも知れませんが、状況に応じてマップ内に配置された武器を取得したりする戦術性は増加しているので良いと思っています。

弾薬制限はありませんが、各武器にはリロードタイムやファイアレートなど、弱点も設定されており「ただ撃てばよいだけ」という風にもなっていないので、ゲームデザイン的には「非常にスマート」な出来だと思います(^-^)



今回のシンボルウェポンとなっているミニガン。

プライマリアタックは当然のようにガトリングを乱射。
そこまで連射力は高くないようですが、使いやすさは抜群。

連射をし続けると、銃身が赤くなりオーバーヒートをして、撃てなくなります。
時間が経つごとに冷却されますが、すぐに撃つとまた赤くなってしまうので、結構な時間のクールタイムを設けないとといけません。

そんなときは、以下のオルトファイアの出番(^o^)/



プライマリアタックはロケットランチャー!

PKはロケットランチャーが基本で、ミニガンがオルトファイアに付いていたのだったかな?
今回は逆になっているようです(^-^)

ロケランとしての性能は、他のスポーツ系と比較してもトップクラス。
弾速も遅くなく、また破壊力も抜群。
殆どの敵を即死出来ます。

ただし発射後のリロードタイムが非常に長く、一度撃った後は隙だらけに・・・。


プライマリのミニガンを連射して、オーバーヒートしたらロケットを撃ちリロードすると、長いリロードタイムの間にミニガンのクールダウンも完了して一石二鳥(^o^)
その分、リロードのタイミングは気をつけないとですね。



こちらがDKでのショットガン。
アンティークな雰囲気と、何となく冷たそうですが・・・。

プライマリは普通のポンプアクションショットガン。
PKでも主力だったように、今回も強力。
中距離でもそれなりに効果がありますし、至近距離での瞬間火力は相変わらず。

連射力の低さを補うため、エイムは完璧にしたいところ(^-^)
連射力が低い分、リロードタイムなどは特になく、ずっと同じファイヤレートで攻撃可能です。



そしてセカンダリはやっぱりこれ。
冷凍弾を発射!
着弾した雑魚敵はこのように凍り付き、コテっと倒れます。

そこを追撃すると・・・。


バリーンとね。

PKお約束のフリーズコンボは今回も健在。
今回は、強敵にも普通に効果が出るようです。

銃身の周りを回っている三つの青い玉を打ち出す設定のようで、時間経過と共に回復します。
つまり3発までは連射が効くと言うことですね(^-^)



そしてライトニングガン!

はいはい、Quake Quake.



当てると中身が見えたりして・・・(笑)

Quake のライトニングガンと違って、照準の付近へ自動追尾型。
威力が低い分、アバウトな狙いでも勝手に敵を捕らえます。

つまりPKにあったライトニングガンそのままですが、射程が大分長くなっているので使いやすい。
しかし威力が低めなので、余り攻撃力には期待できない感じ。

小さい小型の雑魚を相手にするのには便利かな?


SSは取っていませんが、セカンダリはやっぱり Quake のダークマターガンみたいな感じになっており、弾速の遅いエネルギースフィアを射出します。
一発ごとにそこそこのリロードタイムが必要ですが、当たった時の破壊力は高い様子ですね。


他に武器はあるかも知れないけど、今のところ出てきたのはこれだけ(^-^)
それぞれの個性や性能バランスは巧く取れている感じで、良くできていると思います。
どれも使っていて楽しいですし、戦う敵によって有効な武器が違って来るのが良いですね。




精神世界なのでロケーションはどんどん変わります。
PKも不自然なほど、世界が変わりましたが、今回は「夢の中」である分、説得力は高くなりました。



PKっぽさもある独自の世界観。

ゲーム展開としては、マップを進み特定の区切られたエリア内入ると、大量の敵が出現。
それらを全滅させると次のエリアへ進めると言う、典型的なPKスタイル。
バトルエリアは広かったり、狭かったり、とそれなりにバリエーションに富んでいます。



「燃え盛る炎の環」のような物に触れると、同じ場所の裏世界のような空間に入れます。
この世界に居る間は、左上の超能力ゲージを消費し、ゲージが切れた状態で、こちらの世界に居続けるとダメージを受け続けてしまいます。
出口となる炎の環を潜って脱出したいですね。

ただし、この裏の世界に行かないとダメージを与えられない敵が出てきたりします。

SSは裏の世界の画面ですが、画面左にいる赤いモザイクのような敵は「表の世界にいる敵」です。
この状態の敵には、基本的にダメージを与えられないようです。

同様にして、表の世界にいる間は、裏の世界にいる敵にはダメージを与えられないようですね。


DKでの戦闘は、これらの表裏の出入り口と、先に言った武器交換の場所が、アリーナ(戦闘用のエリア)ごとに設置しており、戦いながらそれらを利用して行く、と言う感じですね。
プレイヤーの移動速度も高速ですし、複数の敵が同時に大量に出現するので、激しい乱戦の中、臨機応変に戦術を選ぶと言う風になっているので、結構面白いゲームと思います。



しかし!
欠点はやっぱりあります。

始めたばっかりの時に気になったのは、パフォーマンスの悪さ。
全ての設定を最大にして開始してみたのですが、移動時はともかく、多数の敵が出現した際は、かなり fps が落ち込みます。
特別グラフィックが綺麗な訳でもないのに、異様な重さ。
fps が上がったり、下がったりと、非常に不安定でプレイしづらいですし、面白さを感じされなかったのですが・・・。

設定を大分落としたら、結構快適になりました。
主にテクスチャを最低付近まで落としたのですが、敵が出現したときの fps の低下を大幅に軽減出来るようです。
逆に言うと、敵一体一体の負荷が大きいようですね。

設定を落とせば特に不安も無く、戦闘に熱中出来ていたので、fpsに不満を感じたら設定を落とすことをお勧めします。
画像面では余り気にならないと思いますし・・・ね。
逆に言えば、設定をあげても綺麗とは思えないグラフィックだし(~o~)


後はメイン武装となるミニガンのヒット感覚が薄いのが欠点かな?
当たっているのかどうなのか分かりづらい印象。
初めに出現する武器がミニガンだったせいで、余計その悪い印象が強くなっていると思います。
他の武器はそうでもないのですが、最初からこれだとちょっと気になる人はいそう。

全体的に「始めた直後が一番つまらない」という印象でした(笑)
それでも続けていると、段々夢中になってしまうのが、何ともPKっぽいかな・・・とも(~-~)


と言うわけで・・・。
「夢の中」と言う世界観によって、PKの世界観の矛盾に決着を付け、また「PKらしさ」も巧く料理しなおした印象の本作。
プレイ感覚はPKに近いですし、この手の物が好きな人は楽しると思います(^o^)

ただし、まだクリアした訳ではないので、どこまでこの良さが続くのかは、ちょっと分からないのですけどね。
もう少し進めてみないとかな(^-^)

とりあえず27ドルの価値は十分にあったと思います。
ドル安ですし、買って良かったかな(^-^)


Dreamkiller Chapter 2 Mission 1 Part 1/4

プレイ動画


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