月と空の浜辺

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劇場版 宇宙戦艦ヤマト 復活編  悪夢の第三艦橋

2010-01-09 10:48:42 | Movie
「とりあえず波動砲を撃てば良いと思っている」なんちゃって(~-~)

もう大分前の事ですが、劇場版宇宙戦艦ヤマト復活編を見てきました。
一緒に行った友人は「ヤマト何それ?」って感じでしたが、私は良く知っています。
子供の頃、父親が好きで何故か良く見させられていたから(~-~)

父親の世代の作品ですが、テレビアニメの火付け役であり、クリエイター作品という物の先駆け作品であり、一度は見ておいた方が良い作品ですね。
今時では珍しいほど、スタンダードなSFを当時からやっていたのだから凄いですよね。

意外な事に松本零士は絡んでいないようです。



とりあえず、見ていて思ったのがGSB(宇宙戦艦を設計して戦うストラテジーゲーム)をやりたくなってくること。
このゲームでは、ヤマトほどの「無敵チート戦艦」は作れないけど(~-~)
コストが馬鹿高くて一艦しか出撃出来ないけど超強い戦艦とかも作れると良いのに・・・。

と言う風に(?)今回は、ヤマトなのに艦隊戦シーンが結構あります。
基本的にヤマトは、単騎で敵の艦隊と戦う物ですが、今回は結構艦隊戦がありました。


今回のヤマトは、完結編で沈んだ「今までのヤマト」とは異なり、完全な新造戦艦になっています。
基本的なデザインや装備はそのままに、今時風にアレンジが加えられていました。
見た目もそうですが、装備面では電算センターが存在し、高度な計算など今時風に「電子戦装備」を搭載していたりします。
波動エンジンも6機にまで増えていたり、大幅なインフレパワーアップ(~-~)
その他艦載機なども新しくになっていますね。


その他、感想箇条書き。

・松本零士っぽさは、雪さんが爆風に煽られたときに「何故か服だけ吹き飛んで」裸になるくらいだった(松本零士は絡んでいないのでこれは冤罪:笑)

・雪さんが艦長のアンドロメダが出てきたのが嬉しい。
 「拡散波動砲」の描写は素晴らしい(^-^)

・「ヤマト発進」のシーンは軽く感動。
 スピード感の表現が、非常に巧くいっています。
 いつものお約束BGMもアレンジ掛かっていて「新世代」を感じさせました。

・ヤマト固すぎ!
 かなり高性能な戦艦なので、特殊なエネルギー装甲だと思うのですが(SFでは基本)それにしても固い。
 バリアミサイルみたいな新装備も搭載しており、防御艦敵な存在に・・・。
今までは「壊れてもすぐ治る(作画の関係で)」謎の不死身戦艦だったけど、今時は本当に不屈の装甲をゲットしたようです(~o~)
(無意味に壊さないのは最後のシーンの為の伏線っぽいですが)

・今回はクラシック曲を全面に出した「映像美重視作品」な雰囲気。
 今までは戦闘シーンでは、ヤマトが激しく被弾し、名も無き乗組員が「うわ~!」「ぎゃ~!」と死んでいく、見ていて苦しいシーンが多かったのですが、今回は今時風に「クラシックで綺麗な曲を流して間を繋ぐ」という手法に切り替えたようです。
 確かに以前までの雰囲気は、今時流行らないかな?
 戦いは無情、と言うような苦しいシーンを嫌う人は多いでしょうし。

 アニメ「戦闘妖精・雪風」っぽさを狙ったのかな、とも思いますがそう言うレベルには到達出来ていません。
 しかしそれは失敗だったとも思いません。
 巧く纏まっている印象ですね。

・敵の黒幕は可哀相な事に
 確かに「今まで積み上げてきた物」全てを破壊されたら、文句の一言も言ってやりたくなるでしょうけど、我慢して何も言わなければ、ブラックホールの正体もばれなかったろうに・・・。
 やはり大人げない行動をとると、足下をすくわれるのは宇宙人も同じようです(~-~)

・そして第三艦橋の悪夢
 先に書いた電算センターは、実はヤマトの第三艦橋にあります。

 第三艦橋とは、船の底に付いている艦橋で「ヤマトシリーズでは基本的に破壊されクルーは全滅」します(笑)
「わぉ、第三艦橋に配備されちゃった。私の死亡フラグ確定♪」って冗談でも言っていないとやってられない場所です(~-~)

google
第三艦橋
グーグル先生で「第三艦橋」と検索するだけで、この通り(笑)


今回、重要な役割をする「電子の妖精」な若い女の子は、この第三艦橋担当です。
電算センターこと、第三艦橋は女の子クルーしかいません。

酷いことをします。
彼女たちは全滅です(;_;)
(まだ決まった訳ではないだろ、と)

まあどうなのかな、と思ったら、やはり後半にはいつも通り・・・(~-~)


そんな感じで今回のヤマト。またみたいなと思いました。
ヤマトという作品は、何度か見たくなる魅力のある変わった作品なのですが、今回も例に漏れず、同じ魅力はある気がします。
そう言う意味では、無事「復活」したのではないかと思いました(^-^)



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4 コメント

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Unknown ()
2010-01-09 22:27:46
自分はまだ観ていないんですがね。

なんというか、宇宙艦隊どうしでの
レーザーやらの撃ち合いとか好きなんで
これは見るべきか。
艦隊戦多いみたいだし。

バリアミサイルの場所って前は
パルス機銃群とかだった気がします。
割と空気だったのにそんな活躍する
装備になったとは・・・。
にしてもヤマトって敵艦のレーザーに
よくボコボコにされていたので
きっとそれ対策でしょう。

アンドロメダ級ですかー。
過去作品では拡散波動砲が災いして
ってことがあったみたいですが今回
はどうなったのでしょうかねー。
返信する
お早めに (Rui)
2010-01-10 13:11:19
>楓さん
今時の大作と言う訳ではないから、公開終わっちゃうかも(^-^)

今回の(も?)パルス機銃は派手に弾幕を張っています。
宇宙の海を進むヤマトから、青いレーザーの激しい対空弾幕を展開します。
ブライトさんも納得の弾幕です(何)

ただしお約束通り、艦底側へは全く攻撃していません。
船体の上半分しか攻撃出来ないのが相変わらずヤマトですね~(~-~)


アンドロメダは、波動エンジンを二つ積んでいるからヤマトの2倍のパワーがあり、船体もかなり大型だったのですよね。

過剰出力なので拡散させた方が効率が良いって考えは間違いではなかったと思うのですが、貫通率が落ちていたのが敗北の原因だったようです。
分厚いプライマルアーマーを貫通出来なかった!みたいな感じ(~-~)

今回の拡散波動砲はちゃんと活躍しています!
活躍しているのですが・・・アンドロメダのお約束通り、劇中最初のシーンで・・・(~o~)..oO
返信する
Unknown ()
2010-01-10 15:59:01
2連装拡散波動砲だと範囲に優れる
が(以下略

だったら片方を収束波動砲にして
もう片方を拡散波動砲にすればいいじゃない。
とか、そういう問題でも無いか。

拡散時間を遅延させたりする機構とか
あったら便利そうなんだけど。
拡散遅延→命中時は収束
遅延無し→通常の拡散波動砲
みたいに。

日本の人工衛星「はやぶさ」のニュース
で知ったのですが、イオンエンジンな
んてのが使われているんですね。
呼び方は他にイオンスラスタとかも
あるみたいですが。
イオンエンジンと聞けばスターウォーズ
のTIEファイターとかに使われてる
のが確かイオンエンジンだったはず。
あの独特の音がイオンエンジンの特徴
だそうです。
現実ではあんな音かどうかは知らない
し、そもそもイオンエンジンは真空中
じゃないと使えないみたいですけれどね。
返信する
汎用性 (Rui)
2010-01-10 17:50:52
>楓さん
流石に一つの兵器に、二つの効果を持たせると言う非効率的な事はしなかったのでしょうね(笑)
それなら二種類の船を造った方が~・・・と言うことでしょうね。

ただし、ヤマトの世界で波動砲とは、オーバーパワーな兵器であり「強力過ぎて使えない場面の多い武器」です。
そのため、倍のパワーで撃ち出すなら、集束させる必要性を考慮する必要はなかったのでしょう。


スターウォーズの世界のエンジンシステムとか全く知りませんでした。
全く正体不明のトンでもパワーではなかったのですね(^-^)
SFっぽいシステムが現実に存在するのは凄いですね。
返信する

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